WRC+最新号、ラリージャパンの速報で、非常に楽しく、興味深い記事が満載です。
その中で一つ、非常に気になったのがこの写真の記事。
以前トヨタがWRC復帰を検討しているとの報道にかなり反響がありましたよね。
私も度々ブログネタにしてきました。
その1
その2
その3
その4
ラリージャパンを現地で観戦して、実体験を伴って感じたこと。
それはWRCってやっぱり面白いモータースポーツだということです。
近年は人気にかげりが・・・とも言われますが、現地で熱心に応援するファンの多さに、正直びっくりしました。
こんなにも同じ気持ちの人がたくさんいるんだ・・・と心強く思ったんです。
今回目にしたのは日本の、それも現地まで行けた人のみです。
諸事情で現地にいけなかったファンがまだまだたくさんいるわけで、果たして日本にどれだけのWRCファンがいるのでしょう?
さらに世界中を考えると・・・
WRCに熱い思いを持っている人は本当にたくさんいるんです。
この強い思いに正面からぶつかってファンを魅了してくれる自動車メーカーは、やはり素晴らしい存在です。
参戦費用は確かに企業の足かせともなるのでしょうが、WRCでの活躍はファンの中に必ず強い思いを残します。
ラリージャパンではスバルのキャップ、ウェアを身に着けた人が本当に大勢いました。
スズキを身に付ける人、三菱を身に付ける人、確かにいました。
やはり、WRCに参戦していたメーカーには確実に熱心なファンがついているんです。
みんなが思っているはずです、またスバルが、スズキが、三菱が、WRCで活躍して欲しいと。
2008年末、スズキ、スバルは、はっきり言って
「尻尾を巻いて逃げ出した」と思います。
「日本のメーカーは負け犬だ」というイメージのままで良いのでしょうか?
あんなにも多くの日本人ファンが今年、(トップカテゴリーには)日本車のいないWRCを見に行ったんです。
ファンは日本車のカムバックを切に願っています。
ペター・ソルベルグはラリージャパンのフィニッシュ後、日本のメディアに向けてこんなことを語ったそうです。
「日本からのマニュファクチャラーを再び呼び戻すためにも、このラリーを伝えることがすごく重要になる。
日本の素晴らしいファンを目の当たりにしたなら、さらに多くの人をラリーに呼び込むべきことは明白だとわかるはずだ。
しかし今マニュファクチャラーは2つしかない。
もっと多くのマニュファクチャラーが必要なんだ。」
今、現実的にこれらの願いを受け止め得るメーカーはトヨタだけではないでしょうか。
ワークス参戦は難しいとの見解が語られていますが、戦闘力のあるマシンが開発されれば、多くのドライバーがトヨタに乗りたいと願い出るでしょう。
それこそ、プライベートチームを持つペターがトヨタのマシンを駆って走るなんてことになれば、彼らのチームをトヨタワークスとしてバックアップするなんてことも可能でしょう。
トヨタに限らずとも、日本のメーカー全てにモータースポーツへの情熱を思い出して欲しいと切に願います。
「今は若者がクルマに興味を持たない」なんてよく聞きますが、振り向かないなら振り向かせるだけのことをしてみせろ!と。
真剣に競技に取り組むメーカーの姿には、必ず応援しようというヤツが現れるんですよ。
それでどれだけクルマが多く売れるようになるのか?なんて問いかけは無意味です。
資金が・・・
今はエコ性能・・・
モータースポーツなんて危険・・
そんな話、いい加減聞き飽きました!
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WRC | 日記
Posted at
2010/09/24 23:29:57