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ハードオフのジャンク棚に、135mmのレンズを付けた状態で何日も放置されていた、ニコンのNikomart FTN。



簡単に説明すると、プロ向け高級機がニコン F 。それの安いタイプの廉価版一眼レフカメラです。

車で、例えるとスカイラインGT-RとGTS-tみたいな感じでしょうか笑

しかし、このニコマートFTNは本家Fより丈夫な上に使い勝手が良いカメラらしい。

シリアルナンバーからまあまあ古めの個体と判る。350〜生産され、前期型のようです。


軍艦部右側 カウンターダイヤル 、レリーズ、巻き上げレバー、絞り込みボタン、のシンプルな構成。

赤い丸が見えたら露出計の電源が入ります。

機能美を感じる質感高いレバー周り

Nikon JAPAN とある。





軍艦部 左側 巻き戻しダイヤル、露出計の指針表示窓

電源が入ると指針が左に振れます。OFFにすると右に振れます。


セルフタイマーレバー金属製でFとは似ているようで違うデザイン。前期の特徴でもある。




左サイドにはシンクロターミナル M X


ニコン Fと違い、ワンプッシュオープナーの裏蓋。これは完全にニコマートの勝ち！



ミラーアップスイッチ



ミラーをアップに出来ます。


シャッタースピードの変更は側ダイヤルリングを回す変なタイプ。使いづらい💦


このレバーに指をかけて回す。


ASA感度指標 全く目に付かなそう位置💦しかも読み取りにくい。



露出計連動爪 FTNの最大の特徴。


レンズの取り付け方が少し面倒い💦


レンズの絞りをカメラの露出計に連動させる作業です。

実はニコマートFTNを手に入れたらやってみたい作業！通史「ガチャガチャ」である(^^)

これを『儀式』と呼ぶらしい笑

①レンズの絞り値を・の指標5.6にセットする。※必ず！



②露出計連動爪をセットする、



③露出計連動爪とカニ爪を合わせて丁寧にマウントに合わせて回しながらはめ込む。



④最小絞り値の位置へ、絞りダイヤルを回す(ガチャ！)f22



⑤最大絞り値の位置へ、絞りダイヤルを回す(ガチャ！)f2.8



右、左へ絞りをガチャガチャとセット完了してカメラ本体に絞り値を伝える作業が完了となる。

通信 ガチャガチャである。

レンズの絞りがカメラの露出計に伝わっているかのか？確認する時は、マウント部のダイヤルに絞り値が刻んであり、レンズの絞り値と同じであれば、ダイヤルの絞り値が真横に来るようになっている。

f5.6






f2.8






アナログ的で確実な方法である。やはり日本光学は凄い💦


これが、やりたくて仕方なかったσ(^_^;)

どういう仕掛けで伝達するのか？よくわかりました。

本で読んでも、やはり自分の手でやらないとわからない笑

ガチャガチャの儀式が出来ただけでも最高！

これがニコン使いの誇りだったそうな笑



次回はメカトラブル、内部現況に続く…


おわり