リアラテラルリンク取り付け
目的 |
修理・故障・メンテナンス |
作業 |
DIY |
難易度 |
初級 |
作業時間 |
30分以内 |
1
写真はこの一枚しか撮ってません。
純正ラテラルリンクとサブフレーム、スタビライザーリンク、ショックアブソーバー、リアハウジング(左側はリア車高センサーも)をつなぐ4本(左側は5本)を外して交換取付するだけです。
穴が合わなくてボルトが入りにくいですが力技で
2
問題となるのはここからのアライメント調整です。
一つ目は…
CUSCOのリアラテラルリンクはサブフレーム側に伸縮機構があるのですが、
その一番サブフレーム側にある27mmのロックナットが普通の工具では入りません。
みんカラ内を探してみると
27mmのソケットを適度な薄さでスライス
↓
要らない車高調レンチをカットしてグリップ部分のみに
↓
この二つを溶接
↓
ソケット部分を2面相当分カット
↓
SST完成
というのがあったのですがかなり難易度が高そうでした。
3
なので、近くのホームセンターで27mmの極薄レンチを購入し、
あとは現物合わせでレンチをグラインダーで削る方針にしました。
結果、たまたまですが、買ってきた27mmの極薄レンチが無加工で使えました。
流石に極薄レンチを削合するのは強度的な不安があったのでやらなくてよかったです。
4
二つ目の問題点ですが…
単純なアライメント調整です。
アライメントゲージは?水平な土地は?調整方法は?というところです。
自分の場合、stinさんが作成したアライメントゲージがあり、
そのアライメントゲージで自宅のガレージにて測定後、タイヤ館にてアライメント測定した結果…
誤差はほぼ無しだったのでアライメントゲージと水平な土地の問題は特になし(プライベータレベルの話で)
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調整方法は
①純正トー調整機構(トレーリングリンク)
②CUSCOリアラテラルリンク(主にキャンバー)
GVBの足回り構造的にホイール回転軸に対して
トレーリングリンクは前下方に
ラテラルリンクは後下方に
あります。
この二つの長さを調整することによってアライメントを調整するのですが、
以上の構造を考えると以下のようにアライメント変化をします。
トレーリングアームを伸ばす→キャンバー(-)、トー(++)
トレーリングアームを縮める→キャンバー(+)、トー(--)
ラテラルリンクを伸ばす→キャンバー(--)、トー(-)
ラテラルリンクを縮める→キャンバー(++)、トー(-)
※キャンバーポジティブ、トーアウトを+
キャンバーネガティブ、トーインを-
と表記
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つまり、キャンバーだけネガティブにしたければ
ラテラルリンクを伸ばす(ここで勝手に少量トーイン)
トレーリングアームを伸ばす(少量のトーインを打ち消すだけ伸ばす)
トーインにしたければ
トレーリングリンクを縮める(勝手にキャンバーがポジティブに)
ラテラルリンクを伸ばす(ポジティブになったキャンバーを補正するため)
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このことを考えずに調整しても全くもって目的の数値になりませんし、同じことを繰り返すだけです。
(自分も何も考えずにして1時間経ちました)
しかし、少し考えるとすぐ終わります
(自分の場合10分程度で)
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キャンバー、トーの調整機構がホイール回転軸の上下(キャンバー)、前後(トー)に存在したら難しいこと考えずに調整できるのですが、足回りの設計に無理が出たりするので難しいのでしょうね。
友人がFD3Sはトー調整とキャンバー調整が独立していたと言っていたのですが、本当だったらかなり便利ですね。
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