純正グリルを改造しよう-①
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切った貼ったの純正グリル改造計画、その①。
モデラーな方はどうぞ見てやってください。
あれこれ考えていても、とにかく手を動かさないと始まらない。グラインダーで、ギョギョエ~ンとちょん切ってしまいます。
これでもうあと戻り出来ない(^^;
2
横桟を切ると、断面はこんなふうにギザギザ。
グラインダーとサンドペーパーで平面を出します。
経験のある方はご存知でしょうが、グラインダーの摩擦熱で樹脂が溶けるので、一気に削らず、御近所の様子を気にしながら(汗)ちょっとずつ。
ペーパーが思いのほかサクサク削れて、けっこうはかどりました。ここで平面が出せないと途方に暮れるところ。
3
ここからは室内作業、プラモの世界。プラ板を貼って開口部周囲の面を作っていきます。
あとで3ミリ厚くらいのABSを買ってきて本式に作ってやろうと思いつつ、とりあえず型紙替わりに手近の1.2ミリプラ板でやり始めたのが間違い。結局、そのまま1.2ミリという薄さで強行することに。
瞬間接着剤で貼り付けて、裏からグルーガンでベタベタとめていく。シンナー系の接着剤は、ヒケがあるから使いません。
4
段差にパテをもりもりと。緑色のがパテ。
モデラーの方にはおなじみのタミヤのポリパテ。硬化するとプラと同じくらいの硬さになります。削ったりも楽。パテと素材と、あまりに硬さが違うと、工作しにくいんですよね。
間違えてラッカーパテなんか盛ると、樹脂が溶けてえらいことに(爆)
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全体に、貼り合わせた部分すべてにパテを盛っていきます。
けちると何度もやり直すはめになるので、多めにするのが、結局は作業がはかどります。
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パテは硬化が早いので、その日のうちに削り始められます。
ペーパーがけは、こういう専用のブロックが使いやすいです。木片でもOKですが、とにかく平らなものに巻きつけて使うこと。でないといつまでたっても平面は出ません。
最初は荒いものでザクザク削り、番手を上げていきます。この時点でツルツルにする必要はないので、私の場合は400番で終了。
シンナー系の接着剤を使うと、このときに接着面がヒケたり、本塗装の溶剤でヒケたりして難儀。要するに、接着剤で溶けたプラが完全に固まってなくて、そこが筋状にへこんでしまうんですね。
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ペーパーをかけ終わったら、粉を拭ってサーフェーサーを噴き付け。細かいキズを埋め、塗料の食いつきをよくし、パテと樹脂など異質な材質で塗装後の質感が違ってしまうことを防ぎます。
全面削りまくっているので、手の汗や油をつけていない限り、脱脂はさほど気にする必要はありません。
さーっと噴いて白くなったら、切り落としたルーバー部分を黄色く塗ってはめ込み、「父さんが夢中になるわけだ…」とつぶやいてください。
そして、キズや穴を見つけたら、またパテを盛って削ってサーフェーサーの繰り返し。納得いくまでやりましょう。
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さて、一方こちら。中央部分のメッキパーツを塗装します。
ブラックメッキ塗料ということで、クリヤ塗料を上手に薄く塗れたらブラックメッキになりますよ、ということです。クロムの銀色が透けて見えるのが理想なんでしょうが、ここはそういうこだわりは捨てて、塗装面がむらなくきれいになるまで噴き付けを繰り返します。
結果、鏡面仕上げの艶黒になりました。もうそれで十分。だいたいスプレーして磨きもせずに鏡面仕上げなんて、普通できるもんじゃない。贅沢はいいません。下地がクロムめっきだから鏡面は当たり前なんですが。
その②に続く
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