先日の通勤途中のことです。
いきなりフロントグリルのあたりから
ケムリのようなものが・・・。
もしや車両火災の前兆か?と思いきや、
ケムリでなく湯気でした。
冷却水が漏れて飛び散ってました。
ラジエーターアッパーのカシメ部の劣化によるクーラント漏れでした。
よくある事例のようで、また漏れ方もそうそう激しくはないので、
部品を揃えるまでは家にあった水回りのコーキング剤で応急処置です。
オークションで中古で程度の良い同品番(GF1用)を調達、
アッパーホースは前に替えてるので、
ロアホースのみディーラーに注文。
部品が揃ったところでまずはクーラントを抜いてバケツに受けてから
ホースやコネクタ類を外してラジエーター摘出です。
外したラジエーターから、リザーバタンクやファンシュラウドなどの
補器類を、新しいラジエーターに移植します。
新しいラジエーターはリークテスト済みとのことで、ちゃんと開口部もキャップがしてあり、
中古部品販売業者さんの管理がしっかりしていると思われます。
(奥の取り外したラジエーターには、グリーンのクーラントの漏れた後がわかります。)
新しく交換するロアホースを先にラジエーター側に取り付けます。
(車体の下に潜ってホースを付けるより片方だけでも先に済ませたほうがラクなためです)
取付けは逆の手順で、フィンのヒダヒダを傷つけないように装着します。
上下のホースの接続は特に念入りに。クランプもしっかり締めます。
GF8の車体にGF1と表示したラジエーターです。
最後に新しいクーラントを注入、一部足りない分は抜き取ったクーラントを
ゴミが入らないように再利用して補充。
(ほんとは全量交換のほうがいいのですが、廃棄の手間と費用をケチりました^^;)
残った古いクーラントは新聞紙で吸い取って、天日干しして水分飛ばしてから
燃えるごみとして処分します。(産業廃棄物となるそうで、下水や側溝に流してはいけないため)
試運転の結果、水温もクーラント漏れも異状なし。
また今回も「臓器移植」手術を何とか終了、延命できました。
手間がかかるけど、これがまた楽しいんですよね!!
新車時のオーナーさんからは20年目、当方購入して12年目に
突入ですが、まだまだ乗り続けますよ。
こんな楽しいクルマは無いっすから!!
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Posted at
2015/08/02 22:13:53