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イイね!
2024年03月30日

だけど僕にも武器がある!

だけど僕にも武器がある! 遅ればせながら、映画『機動戦士ガンダムSEED FREEDOM』を観てきました。
大好評で興行収入も上々だというコトで、長期公開されるもんだろうと勝手に思い込んでいたのでノンビリしてたら、観ようと思った頃にはシネコンの1つで1日1回の上映のみとなっていまして、慌てて観に行った次第(^_^;)

最初にお断りしておきますが、TVアニメシリーズ『機動戦士ガンダムSEED(以降、『SEED』と略)』及び『機動戦士ガンダムSEED DESTINY(以降、『DESTINY』と略)』を鑑賞したコトを前提で、細かな解説は抜きにして書かせていただきます。何を言っているのか判らない場合は、同アニメをご覧になってください。まぁ本ブログを読むためだけに、通年アニメ(約50話)を2本観ろなんて言えませんから、ワケ判らん!という方は読まなくてもいい駄ブログなのでお気になさらず。

また、劇場公開から日が経っているうえ、各所でネタバレが多く公開されているので、あまりネタバレには頓着せずに進めていこうと思います。これから観に行く予定がある方、楽しみにしているんだ!という方は、どうか本ブログはお読みにならないようお願いします。


事前情報を入れずに…と思っていたのですが、なにぶん時間もずいぶん経っていて、各所で駄々漏れされているレビューやネタバレをイヤでも見せつけられて、なんとなく制作サイドが隠しておきたかったであろう部分は知ってしまいました(^o^) それの確認と「俺たちが見たかったTVシリーズの続編!」「最高!」という、どのレビューを見ても高評価だったもんですから、割りと期待して観に行ったんです。

なんていうか、率直な感想は『SEED』と『DESTINY』を足して2で割ったような?
主人公のキラが『SEED』では、ガンダムシリーズ特有のウジウジ悩むタイプの主人公であったのが、その続編である『DESTINY』では達観した感すらある貫禄を見せるような成長があったのですが、今回の劇場版序盤ではまたウジウジ悩む主人公に逆戻り…。自分は戦うコトしかできなくて、愛する人が欲するものを与えるコトもできない。だから愛想つかされたんだ、とか泣き言を言う始末。「え、そういうの、もうとっくに乗り越えてきたんじゃあ?」って感じです。
メインの話は、『DESTINY』でデュランダルが提唱したデスティニープランを、もう一度復活させようする一派が武装蜂起する展開。デュランダルと一緒に遺伝子研究をしていた才媛がプランの継承をして、コーディネイターを越える人類・アコードとやらを率いて人類を導こう(というか、支配してやろう)と企む。
人類は与えられた役割をこなしてさえいれば、争いはおこらず平和が訪れるというアコード側の主張に、キラ達主人公側は、辛くても苦しくても、自分自身で考えて決めて進んでいくのが人間で、そこに悲しい争いがあったとしても、解決する道を探していかなければならない。運命という、あらかじめ決められた道を誰かに歩かされるより、あえて自由で困難な道を歩むべき、と主張。
「コレ『DESTINY』でやった話じゃない?」と。TVシリーズでやったコトを繰り返してるんじゃあ?というのが気になったところ。

断っておきますが、オサーンは初代『機動戦ガンダム(以降、『ガンダム』と略)』から連綿と続くいわゆる宇宙世紀モノも好きですが、かと言って、宇宙世紀モノを愛する方々によくある『SEED』関連は認めない!という極端なファンとは違って、『SEED』『DESTINY』ともに好きなガンダム作品です。初回放送時は毎週楽しみに観ていたほどに。
『SEED』では序盤に主人公が死んでしまい、唖然としたものですが、その後そんなバカな!的な展開で主人公復帰(キラやムゥ、バルトフェルドが生きていたんだから、ニコルやトール、ナタルもフレイも折紙くれた女の子も生きているんだと思うよ、オサーンは^^) その後も意表を突くストーリー展開で楽しめました。『DESTINY』は『SEED』の純粋な続編で、コチラも違った意味で意表を突くストーリーで(なにせ主人公だと思われた少年が、『SEED』の主人公に敵対して最終的に負けちゃうんですから!)、『ガンダム』から続く、「絶対的な正義など存在しない。各陣営、各人それぞれに抱く正義があって、どれか一つだけが正しいというコトはない」というテーマはあったとしても、視聴者が見るイイモノ・ワルイモノの定義づけがこうもアヤフヤなのって珍しいなと思ったモノです。
ただ、MS(モビルスーツ)などの戦闘に関しては、ケレン味が強すぎて「ああ、コレは『ガンダム』が開祖ともいえる、いわゆる“リアルロボットモノ”ではないんだな」と思うトコロはありました。合体・変形する度、ビームサーベルを抜く度にポーズを付けるとか。ミョ~な理屈付けはあったとしても、機体色がカラフルに変わるコトで装甲強度が変わるとか。ビームライフルでの戦闘の間合いなのに、それを仕舞ってわざわざビームサーベルで斬りかかるとか(斬られる方は特に抵抗もせずに、斬られるのを待っている)。何かというと、チャンバラで決着を付けたがるとか。ビームを撃たれてから、回避行動をとっても余裕でそれを躱してしまう宇宙戦艦とか。

それでいうと、今回の劇場版は確かに『SEED』『DESTINY』からの明らかな続編で、TVシリーズで敵対していた主人公同士が手を取り合って新たな敵を迎え撃つ熱い展開。カッコよ過ぎるケレン味バツグンな戦闘シーンも健在(ラストのマイティストライクフリーダムのメチャクチャな超兵器も、それがあるのに結局日本刀で決着つけるトコロもケレン味の嵐!!)。
ただ、詰め込み過ぎて展開が早くて、120分では尺が全然足りてないと感じました。30分の週イチアニメを1クール(約13話)とか、最低でも劇場版前後編とかでじっくり描いていた方がよかったのではないかなぁ?と。
あと展開が早いのと同様なのかどうなのか判りませんけれど、MSの戦闘が速過ぎて何やってるんだかよく判らないというのがなんとも…(^_^;) 今回のMSの描写はCGが多用されたようですが、それが原因でトシとったオサーンには目が追いつかないのかねぇ…orz

まぁ個人的に良かったと思うのは、『DESTINY』では出番のなかったサイが思いのほか出演シーンが多かったのと(画面には出ていたけど、特に話に絡めていないというのがなんとも…ですが^^;)、ミリアリアもカズイですらチラッと出ていたトコロ。バルトフェルド隊長はもうちょっと話に絡んでくれるかと思ったのですが、これも尺の都合でしょう。ダコスタ君は…見つけられなかったけれど、出ていたのかな?(^^;) マリュー艦長の指揮のカッコよさは相変わらずで、ガンダム作品歴代艦長キャラでは、ブライトさんを凌ぐのではないかと思います。
メカというか、MSに関してはデスティニーの無双っぷりが話題になってますが、分身って超高機動の副作用で残像が残って見える程度のものだとばかり思っていたけれど、あんなに多数の分身を、しかも意識的に作り出すって…。まぁ、『SEED』関連はもはやスーパーロボットアニメの分野なんですけれど。スーパーロボットアニメの分野といえば、アカツキはレクイエムの直撃すら耐えるスーパー装甲。もうヤタノカガミで作った装甲板で、レクイエムに蓋してやればよかったんじゃあ?と思えてしまう。
ズゴックの出演も話題でしたが、それよりキャバリアーの方がオサーン的には衝撃的。キャバリアーとは『機甲戦記ドラグナー』に出てくる支援メカ。そう元ネタがガンダム作品ですらない! 福田監督、やりたい放題だなぁと(そう言えば、『DESTINY』でキラとアスランが乗ってるクルマは、サイバーフォーミュラのアスラーダだったな)。
あと、キラとラクスが乗るバイクが、ホンダがスポンサーだからってゴールドウィングそのものってどうなの? もうちょっと未来的なモノにしてほしかったなぁと(どうしてもホンダ由来のモノにしたかったというなら、ホンダのデザイナーさんに未来のバイクをデザインしてもらうとか)。



いつものように、ダラダラ書いてきましたが、正直アニオタの皆さん達が絶賛するほど面白くはなかったかなぁ。ちゃんと整理してゆっくりじっくり観たいけれど、かと言ってまた劇場に足を運ぶというより、DVDかBDのレンタル、TV放送を待っていた方がいいかな?という程度。
パンフレットが通常盤¥1,100なのに、豪華版が設定画集がついて¥2,500というのはボッ〇クリなのでは!?と思ったけれど、結局豪華版買っちゃうオサーン…(^_^;)
あ、そうそう、ブログタイトルはアレに続く一言があって、それを聞いたオサーン、映画館の座席でコケましたよ(器用…^^;)。こっぱずかしいので、その部分だけカット。どういうセリフだったかは、劇場で御確認してください。


映画とは直接関係ないけれど、コンビニでこんなの見つけちゃいました。

ラクスのラスク、今までありそうでなかったですよね(^o^)
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Posted at 2024/03/31 02:48:09

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