フロントサスペンションのダストブーツを"簡易交換"してみる

先日スタッドレスタイヤに交換した際、サスペンションのダストブーツが裂けているのを発見、少しテンションを掛けたら簡単に千切れてしまうレベルでした。
サスペンション周りにおいては、そろそろアッパーマウントなど色々交換したいところではありますが、今回はブーツだけを簡易的に交換します。

自分は、サスペンションとブレーキ周りの分解はDIYしないので（唯一、アイのリヤダンパー交換はジャッキアップせずに作業できるのでやりました）、今回はサスペンションを分解せず、分割式のドライブシャフトブーツを装着するイメージで作業しました。

ブーツは、高くないので純正品を用意します。　
コイルスプリングインシュレーター（フロント左右共通 30系プリウスと同じ）
48157-42030 購入価格は1,790円@1個　※今回は左右交換したので2個購入

古いブーツはハサミで切断しながら撤去し、ブーツの上の方だけ残りました（上の方は弾力もあり、ゴムが生きている感じ）。ジャバラ部分でいうと、ひと山分です（ココを残すのがポイント）。
撤去ついでに、ロッド部分にドライファストルブを塗布。

新しいブーツを、分割式のドライブシャフトブーツのようなイメージで切ってしまいます。ハサミでも充分切れました。
上の傘の部分は使わないので、ジャバラ部分の一番上で切り落として使いました。

切ったブーツには予め穴をあけておき（ニッパーで切込を入れておくレベル）、そこにインシュロックを差して巻いていきます。自分は4箇所で留めました。

一番上のインシュロックだけは締め込まず、車体側に残ったブーツのジャバラと、新しいジャバラを一番上で引っ張ったり捲りながら重ねてから縛ります（ジャバラひと山分を重ねるイメージ）。
インシュロックの不必要となった部分をカットした後、かなり硬いですがブーツを180度回転させます（インシュロックで縛ったほうを真裏にする）。

これだけでもブーツは落下しませんが、ジャバラ部を捲りながら何ヶ所か瞬間接着剤で接合しておきます。

作業完了です。裏側に隙間がある状態なので、あくまでも簡易交換となります。
破れたまま放置するよりは全然マシなので、これでしばらく様子をみたいと思います。見た目は、あたかも普通に交換したかのようですね（笑）