ON THE ROAD 2016
“ Journey of a Songwriter”since 1976 in さいたま
初日 12月10日(土) 晴れ
朝6時に起床してバルコニーに出るとめちゃくちゃ冷たい風...(((p(>o<)q)))
入り待ちするには、かなり堪えそうな寒さ。
前回、10月30日(日)は9時過ぎに到着し、既に20名以上の方が並んでました。
この日の省吾さんは、レクサスの後部座席から窓を開けての挨拶のみでした。
でも、今回は関東最後のコンサートって事もあって車を降りてから挨拶してくれる予感がしてました。
って事で、気合いを入れて7時半過ぎに出発...o(^^)o
さいたま新都心駅に着く直前、電車から入り待ちポイントを観ると...
えっ! 誰もおらん!???
不安に駆られながらポイントへ向かうと3名の女性が待機してました。
なんとか男性一番乗りは果たせました♪
4番目だったけど、二列に並んで実質2番目...v(≧∇≦)v
一番乗りの方に話を聞いたら6時半から並んでたそうです...w(@。@;)w
入り待ち常連さんらしく普段なら4~5時くらいに並んでるらしい。
まだ独身かな?って思うくらい若い綺麗な女性でした。
ファンになったきっかけは中学生の時に観たドラマ「愛という名のもとに」だったらしい。
3名の女性と省吾さんの話で盛り上がる中、顔本に「入り待ちナウ!」って投稿したら、友達から「知り合いが近くで並んでいます」ってコメントが入りました。
えっ! 誰!?ってキョロキョロしていると...
入り待ち一番乗りの女性が線通信を観ながら
「顔本のSさん知ってますか? 友達だって言ってますよ。」
顔本にコメント届いた方の名前でした。
僕 「あっ、知ってますよ! 友達なんですか?」
一番の乗りの女性 「いいえ、主人なんです。」
どっひゃ~...\(◎o◎)/...でした。
一年半前、Sさんとは浜カラオフで初めて知り合い、近々結婚するって仰ってた事を思い出しました。
先日の横アリ二日目には入場直前バッタリすれ違い挨拶だけ交わしてました。
めっちゃ綺麗なお嫁さんと結婚されたんですねぇ~...(^^)
いやぁ~、ほんと世間は狭い...w
そんなこんなで強風の中、寒さに耐えながらいろんな話で盛り上がっていたお昼過ぎ。
サックスの古村さんが両手にポールを持ち、いつものトレッキング姿でこちらに向って歩いて来るではありませんか!!
周りに気付かれない様に腰のあたりで小さく手を振ったら、小さく手を振り応えてくれました♪
気付いたのは僕らの周りのファンだけ...w
その後、僕らの横を通り過ぎると堂々と入り待ちの行列の横を通り過ぎて行きました。
気付いた僕らはその様子を観ながら楽しんでました。
そして13時ジャスト、シルバーのレクサスが静かにE1のゲートに到着。
十数秒後、ゲートの影から省吾さんが現れました!!
めちゃくちゃ近い!! 5mもない距離!!
目の前のマンホールのところの低い縁石の上に乗り、笑みを浮かべながら手を振って挨拶してくださりました♪...(≧∇≦)
小さく拍手して「素敵な夜にしましょう」って言ったら、こっちを向いて下さりました♪
今回、車窓からの挨拶はなく、省吾さんに会えたのは前方で待っていた50人くらいのファンのみだったかもしれません。
いやぁ~、10月のさいアリ出待ちに続き、入り待ちも大成功に終わりました♪
それに今回は間違いなく目が合いました...(笑
とりあえず冷えきった体を温めるため、けやき広場下のスタバで小一時間休憩。
顔本の友達から連絡が入ってツアトラ前で合流しました。
とりあえずツアトラバックに撮影~♪
両手に華のスリーショット♪
二人とも僕のファンです...(自爆
そう思ってるのは僕だけだけど...(^^;)
その後、次々と友達が合流して冷たい強風の中記念撮影。
入場時間になるまでこれまでのツアーでのエピソード話に華を咲かせました。
陽が落ちる17時頃入場口前は人で溢れてました。
この並んでいる時が一番緊張するんだよねぇ~...(≧∇≦)
QRコードの映ったタブレットを係員に渡して発券
アリーナ44列目のステージ向かって右端から2番目。
アリーナ全体の位置で言うと真ん中よりも少し後方。
右隣の人が外に寄ってくれたのでライブ中動きやすかったです♪
※ここから先、ネタバレあるのでご注意ください。
オリジナルアルバムのジャケットの幕が上がると同時に省吾さんの「ワン! ツー! ワンツースリー!!」の掛け声と共にオーディエンス総立ちで始まる「路地裏の少年」
何度体験してもこの瞬間の身震いと感動は変わらない...(≧∇≦)
5曲目
AMERICA
スクリーンには省吾さんが運転するマスタングの映像が映りアルバム『J.BOY』がリリースされた当時を思い出しました。
そして一昨年、二十数年ぶりに再会した彼女。
大学時代にアメリカにホームステイして、ダンサーになる夢を叶えてました。
♪あの娘はダンサ~
♪ニューヨークで~
♪踊る日を夢見てた~
この歌詞が彼女と重なるようになりました。
11曲目
Midnight Blue Train
スクリーンの中を縦横無尽に走るブルートレインのアニメーション。
銀河鉄道の様に宇宙を疾走し光の糸となったブルートレイン。
いつしかそこは綺麗な満月が輝く静かな田舎町...
月に向かって一直線に伸びる線路。
月灯りに照らされた線路わきの田園には無数の蛍が舞っている。
♪Midnight Blue Train~
♪どこへでも行く~
♪思いのまま~
♪走り続ける事だけが~
♪生きることだと~
♪迷わずに答えて~
終盤のサビの部分で省吾さんが「一緒に」と優しくオーディエンスに声を掛けて大合唱。
涙が溢れてしまいました。
映像作品が待ち遠しくなるナンバーの一つです。
13曲目
星の指輪
初日ではこれまで歌われなかったナンバー
「丘の上の愛」と入れ替え思ったら一曲追加になってました!!
15曲目「「もうひとつの土曜日」のあとのMC
12月になってそろそろ今年を振り返る時期になったけれども、海外の大きなニュースといえば、イギリスのEU離脱、アメリカまさかのトランプ次期大統領、シリアの内戦の泥沼化してロシアが介入...そして日本では熊本で大きな地震があって...........だんだんシーンとなっていくよね。 オーディエンス (笑)
オーディエンスのひとり 「カープの優勝!!」
省吾さん、オーディエンスに「それ!!」って感じで指を差し。 オーディエンス (拍手)
リーグ優勝ね! 二連勝の後の四連敗? オーディエンス (笑)
まぁ、このあと広島公演控えてるから盛り上がりたいと思いますけれども...
とりあえずカープの話は置いといて...
自分のツアーの事を振り返りたいと思うけど、初めての経験をして...
札幌の二日目、無事にリハーサルを終えて楽屋で本番を待ってたんだけれど、PAから音が全く出なくなって...
今の機材は複雑だから説明を受けても難しくてわからないんだけど、とりあえず開場しようって事になってスタッフが駆けずり回って復旧に努めたんだけれど全然音が出なくて...
開演前流してる曲があるじゃない...あれは俺が小さい頃聴いていた好きな洋楽をみんなに聴いてもらってるんだけれど、それもダメで館内放送を使って流してたのね。
それで開演50分過ぎてもPAは全くダメで...
あと10分経ってダメだったら延期だねって話になって...
岩熊さんが楽屋に来て「浜田さん、ダメみたい...僕がステージに上がって詫びを入れます。延期の会場ももう押えたんで...」って...
...で、「熊さん大変だねぇ~。大ブーイングだよぉ~」って言ったの。
そしたら「浜田さん一緒にステージ上がって弾き語りやって下さい」って!!
「えぇ~!! もう30年くらい弾き語りやってないよぉ~」
「こんなに凄いバンドメンバーがいるじゃ~ん」って言ったんだけど、
「浜田さん、音が出ないんで無理なんです。だから、浜田さんの弾き語りを館内放送に繋ぎますから」って言うわけ!!
それで楽屋で必死に練習してました。
たとえばこんな曲...
「夢のつづき」を1コーラス弾き語り オーディエンス (大きな拍手)
でも、ツーフィンガー俺指が攣りそう...
もう少し簡単な曲ないかなぁ~
もう少しアップテンポな曲がいいよねぇ~
じゃぁ、こんな曲...
「朝からごきげん」を1コーラス弾き語り オーディエンス(一緒に手拍子)
でもタイトルが「朝からごきげん」じゃん!!
絶対みんな不機嫌だもん オーディエンス(爆笑)
じゃぁ当たり障りのない曲ね。
いつか帰るってことで...これ楽屋で練習してしてる風景ね。
「いつかもうすぐ」フルコーラス オーディエンス(合唱)
...で、じゃぁ行くかってことになった途端、バッと音が出て一時間遅れで始まったコンサートは大盛り上がりでした。 オーディエンス(大拍手)
昨年のホールツアーからバンドのメンバーが増えました。
それで今、このバンドのメンバーと60年代のR&Bの曲をベースにアルバムを作ろうと思ってるんだけど...たとえば...
♪What's Going on~...
♪mother~ mother~....
こんな曲をやろうと思ってます。 オーディエンス(拍手)
帰宅後、早速YouTubeで検索
この曲でした。
What's Going on
マーヴィン・ゲイが1971年に発表した曲らしい。
外国人男性ボーカリスト独特の透き通った歌声。
コンガは古村さん担当だろうなぁ~♪
想像するだけでワクワクしてくる!!...o(≧∇≦)o
そういえばアルバム『青空の扉 』の一曲に収録されてるこのカバー曲も60年代のR&Bでしたね!!
Be My Baby
オリジナルはThe Ronettes(ザ・ロネッツ)という女性ボーカルグループの曲でした。
この曲もおそらくリメイクされてアルバムに収録されるかもしれませんね...(^^)b
因みにYouTubeで『Be My Baby』って検索したら、これがトップに出てました。
COMPLEX 2011.7.30 日本一心
吉川晃司さんもめっちゃカッコイイ!!
省吾さんと同じ広島出身ですね。
ドラマ『下町ロケット』の財前部長役で一気に僕の中で好感度が上がりました♪
影ながら応援してます!!
24曲目「ON THE ROAD」前のMC
河内さんのピアノがBGMとして流れ...
ツアーは70年代の終わりから始めたんだけれど、当時は小さな4tトラックに楽器と機材を積んで各地を回って...
1982年の1月には武道館でコンサートをやる事になって、今でいえばライブハウスで200~300人でやってたバンドがいきなりスーパーアリーナみたいな大きな会場でやる...そんな感じで...
アリーナの半分くらい埋まればいいじゃないのって言われて...
だからその前の年に150ヶ所くらい各地でライブをやりました。
...で東京は新宿にある厚生年金会館...今でもあるかな....
ここで成功すれば、沢山のメディアとかレコード会社が取り上げてくれる運命の日だったんだけど、初期メンバーの板倉君や鈴木君達とみんなで喜んで...
家に帰りたくなくて...
新宿の歌舞伎町にあったボーリング場でクタクタになるまでボーリングをしていた事を思い出しました...
そして武道館でコンサートをやって成功して、その年の春から『ON THE ROAD』っていうタイトルを付けました。
そして『ON THE ROAD '82』から初めて今年で34年目...皆さんが長い間サポートしてくれた事に感謝しています。ありがとう。 オーディエンス(拍手)
そしてON THE ROAD」のピアノのイントロが始まり、感動のあまり涙が溢れてしまいました...(TOT)
今回のさいアリ、僕の中では10月のライブとは全く別物でした。
関東最後の2daysにふさわしい初日。
会場の外に出るとけやき広場のイルミネーションが綺麗でした。
一部の友達と待ち合わせ、さいたま新都心駅の前で記念撮影
翌、二日目も盛り上がろうと誓い帰路に就きました。
以下、セットリスト
第一部
1.路地裏の少年
2.この夜に乾杯
3.モダンガール
4.ラストショー
5.AMERICA
6.EDGE OF THE KNIFE
7.DJお願い
8.バックシート・ラブ
9.今夜こそ
10.終わりなき疾走
11.Midnight Blue Train
12.愛の世代の前に
第二部
13.星の指輪
14.丘の上の愛
15.もうひとつの土曜日
16.夢の続き(1コーラス弾き語り) MCにて
17.朝からごきげん(1コーラス弾き語り) MCにて
18.いつかもうすぐ(フルコーラス) MCにて
19.マグノリアの小径
20.光の糸
21.旅するソングライター
22.きっと明日
23.夜はこれから
24.ON THE ROAD
25.J.BOY
アンコール1
26.アジアの風 青空 祈り part-1 風
27.アジアの風 青空 祈り part-2 青空
29.アジアの風 青空 祈り part-3 祈り
29.誓い
アンコール2
30.こんな夜はI MISS YOU
31.光と影の季節
32.I am a father
アンコール3
33.家路
二日目へつづく...