1月20日(土)
ON THE ROAD 2023 FINAL有明アリーナ。
さいたまスーパーアリーナから2週間。
本来なら、さいたまスーパーアリーナがファイナルだったが、省吾さんが体調を崩され延期、振替公演となった。息子も私と同じ2日目A席の参加だったが、振替によって都合が悪くなりキャンセル、初日公演に乗り換えた。そして見事S席で当選。
相変わらず息子の引きの強さに驚く。
朝からどんよりとした天気、今にも雨が降りそうだ。
気温も低く現地に早く着いてもただ寒いだけ...なんて思いながらも、今日はファイナル公演、ツアトラも見納めと思うと居ても立ってもいられず11時前に家を出た。
国際展示場駅に到着したのは12時半。
改札を出ると小雨がパラパラと降り始めていた。
駅から約束の地「有明アリーナ」まで徒歩で15分ほど。
頬をさす海風と冷たい雨は、より一層寒さを感じるが、気持ちは高ぶる。
現地に着くと親切な案内表示。
先ずはツアートラックへ。
いつもの青い柵もなければ、ロープも張られていない。
最後にふさわしい最良のツアトラ写真が撮れた♬
そぼ降る雨に煙る有明。
ツアーグッズ販売開始まで1時間あるが、既に行列ができている。
冷えた身体を温めるため、有明アリーナ1階「MOON RIVER」で昼食。
フィッシュメンチバーガー&ポテトプレート と ザ・プレミアム・モルツ
店内は暖かいし、省吾さんの曲が流れているし、めちゃ良い雰囲気♬
お店の入口は寒そうにしている人達で行列ができ始めている。
もう少しゆっくりしたいところだが、思いやりの気持ちをもってお店を出た。
開演までまだまだ時間はある。
今回もJ.S.FOUNDATIONさんに寄付金を納めに行く事にした。
ブースの端にはモニタが設置され、世界中の子供たちの笑顔あふれるスライド写真とともに省吾さんの「我が心のマリア」の曲が流れている。
この映像は、J.S.FOUNDATIONさんのホームページで観ることが出来る。
グッズ販売ブースを出るとえりさんから連絡が入った。
いつも開演ギリギリ登場のえりさんだが、今回はお友達を連れてお早いご到着(笑
お友達のふみさん。初めましてと思ったが、ON THE ROAD 2016の省吾さん出待ちが終わった後に一緒に写真を撮りましたね‼
当時を想い出すと懐かしい。
とりあえずツアトラへ戻って記念撮影。
記念撮影に照れるふみさん、撮影担当に回って えりさんとのツーショットを頂いた。
周りを見渡すと遠くにX(旧Twitter)で見覚えのあるお顔。
お会いした事はないが、直ぐに解った。
目が合った瞬間、お互い「あぁ~‼」と指をさしていたね…笑
青森からお越しのヨシナリ君。
さいたまでは会えなかったけど、有明ファイナルで会える事が出来て良かった。
また、いつか始まる省吾さんのソングライターの旅に参加する時は会いましょうね。
ファイナルにふさわしく次々と現れる浜友さん達。
横浜、さいたまでもお会いしていた きみこさん、やっと一緒に記念写真が撮れたね。
いつもパペット省吾さんとの旅の写真楽しませてもらってます。
ふみこさんも一緒に入ってくれた...嬉
そして みやちゃん‼
5年半ぶり...2018年春、新宿ユニカビジョンで省吾さんのライブ観賞した時以来。
会いたかったぁ~
抱き合ってしまったね(笑
相変わらず周りを明るくしてくれるお人柄。
みやちゃんのお友達も揃って撮影。
あまり話せなかったけど、またいろいろお話しましょうね‼
きくみさん、長野、横浜に続き、また会えたね…(^^)
じゅんこさんも加わってくれてありがとう!!
会っていたけどなかなか一緒に撮る時間なかったからね。
さぁ、いよいよ入場‼
果たして皆の席番は⁉
きみこさん、私の5つ後ろの席。
大きな声援が後ろから聞こえてきそうだ(笑
正方形の形をした有明アリーナ。
皆、2階席以上だが、コンパクトな造りのためそれほど遠く感じない。
そして会場全体を見渡せ、照明演出もバッチリ観賞できる。
いよいよファイナル。
さぁ! 今夜は最高の盛り上がりを見せようぜ!!
to be continued...
(※次回ネタバレ閲覧注意‼)
以下、動画まとめ
※ここからネタバレ閲覧注意です。
ご覧になりたくない方は退出ください。
第二部
ビートルズのカバー曲「In My Life」が流れるとバンドメンバーが登場し、歓声を受けながらセンターステージに向かうと少し遅れて省吾さんが登場。
SH「戻ってきたぜ!! ウォーイエィ‼ ウォーイエィ‼」とAUDを鼓舞する。
「ワン! トゥ! 、ワン! トゥ! スリー!フォー‼」
11曲目 MAINSTREET
古村敏比古さんのサックスフォンが鳴り響く。ここから省吾さん、バンドメンバー、オーディエンス(以下AUD)が一体となって合唱だ。
12曲目 さよならスウィート・ホーム
リズミカルな小田原豊さんのドラムとフォーンセクションに合わせてAUDが手拍子。
最後の″Good bye sweet home”の繰り返しは合唱となった。
13曲目 終わりなき疾走
センターステージから発せられたブルーのサーチライト照明が縦横無尽に場内を照らす。センターステージで間違いなく盛り上がるナンバーだ。
終盤の間奏 ″Wow oh oh oh~″ からの ″Hey! hey!、hey! hey! hey! hey!″の掛け合いは一体感を感じる瞬間でもある。
MC(※記憶を頼りに勝手な言い回しで書いてるのでご容赦ください。)
河内肇さんの弾くピアノの音色が優しく流れる。
省吾さん(以下SH) スクリーンを指差し「見ての通り今回のツアーのサブタイトルに「youth in the “JUKEBOX”」ってつけたのね...これってつまり青春のジュークボックスって事なんだけど...子供の頃...家にジュークボックスがあったらいいなぁ~なんて思っていた。自分の好きな曲をいっぱい入れて学校から帰ったらアレを聴こうっていう感じで...でもそんな高価なもの買えるわけもなくて...やがて1970年代後半になってカセットウォークマンが登場した時は嬉しかったのを覚えてます...」
SH「カセットウォークマン...知ってるよね?」AUD 拍手
SH「君たちカセットウォークマン世代ど真ん中でしょ! 笑 」AUD 拍手
SH「それで、好きな曲をカセットにダビングして好きな人にあげたりしなかった?」
AUD 歓声/笑
SH「俺ってこういう曲が好きなんだよね、つまり俺ってこういう奴なんだよねって伝えたくて...」
SH「今思えば、そういうジュークボックスとかカセットウォークマンて、プレイリストなんだよね...プレイリストって解る?」AUD 笑
「ケータイに好きな曲を入れて聴いたりしてね...そして今日のセットリストが...君たちの青春のプレイリストになってくれたらいいなぁと思ってます。」
AUD 歓声/拍手
SH「そしてもし...ジュークボックスを見かけたなら、俺の曲をかけてくれたらいいなぁと...そう思ってます。」 AUD 歓声/拍手
学生時代に通った埼玉県民ソウルフードレストラン「るーぱん」を思い出す。
考えてみれば、この「るーぱん」も昭和のレトロな木造の作りで、店内にはジュークボックスが置かれていた。当時は良く省吾さんの曲を掛けていたものだ。
自分がセットした省吾さんの曲が店内に流れるとなんとも言えない優越感...笑
俺ってイケてるだろ?...なんて他のお客に言いたくなったりして...汗
そういう意味では、「るーぱん」に置かれていたジュークボックスは、私にとって青春のプレイリストが詰まっている。
SH「次は1976年デビューアルバム『生まれたところを遠く離れて』の中からこの曲を歌います。」
14曲目 青春の絆
お金がなく貧しい男女の青春失恋バラード。
当時こんなつらい恋愛をした方も、今は ほろ苦い青春の1ページとなって幸せに暮らしていると願いたい。
MC(※記憶を頼りに勝手な言い回しで書いてるのでご容赦ください。)
SH「センターステージに戻ってきたのは2011アリーナツアー以来だから13年ぶりなんだよね。」AUD 歓声/拍手
SH「...という事は町史君...当時君は50代?」ADU 笑
SH「俺たち60代飛ばしちゃったね。」ADU 笑
「13年もたってるんだ...頑張れって言われてもねぇ...」ADU 爆笑
SH「笑ってるけど君たちはどうなってるのよ?...アレ...やってみる?」
ADU 大歓声/拍手
この時、オーディエンスは何をやるか既に解っている...笑
SH「アレをやり始めたのは2001年のツアーなんだけど、当時20代30代が多かったのね。今どうなってんだろ...あっ、言っておくけど別に君たちの年齢を知りたい訳じゃないのよ。今日この会場に18,993名(※)の方がいるんだけど...そんなの会場の中で、俺は、私はここに存在してるぞって表現して欲しいわけ。」ADU 拍手
※二日目の入場者数(初日は聞き逃し不明)
SH「じゃぁいくよ...10歳未満?」
少ないものの会場から叫び声が聞こえる。
AUDから「オォ~」という声と拍手が沸き起こった。
SH「完全に前回は生まれてなかったねぇ~」 ADU 笑
10代、20代と続いたが、今回参加した公演の中で一番多かったような気がする。
SH「それじゃ30代いくよ... 30代?」ADU 歓声
SH「元気だねぇ~、数減っちゃったけど(笑」ADU 笑/拍手
SH「じゃぁ、前回主役だった40代?」 30代と同じくらいって感じだ。
SH「40代も減ったけど元気だねぇ~...俺たちバンドのメンバーから見たら君たちまだ若者だから」ADU 爆笑
SH「という事は次か...」ADU 爆笑
「それじゃいくよ...50代?」 圧倒的に大きな声援と拍手が沸き起こった。
そして、もっと叫べと言わんばかりに耳に手を添えて煽る省吾さん。
それに応えるAUD。私も大声で叫んだ。
60代も50代と変わらぬ数の大きな叫び声。
70代もまだまだ健在だ。
そして長野では確認できなかった80代の方も参加されていた。
ADUからは大きな拍手が沸き起こる。
SH「それじゃ更に上いって、90代の方いらっしゃいます?」
AUD「シ~ン」 AUD 爆笑
SH「あのさぁ町史、”それじゃ町史君と同じ90代⁉”って言えるまでやっていこう!」
ADU 大歓声/拍手
SH「これまでずっとパンデミックでマスクをして歌えず拍手や手拍子だけのコンサートが続いてたけど、やっと歌えるようになりました...とは言っても、コロナやインフルエンザがまだ流行ってます...俺もやられました。」AUD 笑
「なのでマスクしたり、周りに気を遣いながら、皆で歌ってみますか?」
ADU 大歓声
15曲目 19のままさ
まだ小さかった子供達が、良く口ずさんでいた事を思い出す。
そんな娘も今年19歳になった。楽しいキャンパスライフを送っている様で何よりだ。
そしてセンターステージもいよいよ佳境。
16曲目 ラストショー
AUDがセンターステージにいる省吾さんとバンドメンバーを囲み、両腕を上げて左右に振る一体感。AUDひとりひとりが会場の雰囲気を演出する。
初日の400LV席から眺めた光景は圧巻だ。
ここでバンドメンバーを紹介しながらメインステージに移る。
今回、ホーンセクションに新たなメンバーが加わった。
トランペットの五反田靖さん。そして若手のトロンボーン奏者半田信英さん。
省吾さんから依頼を受けたトランぺッター佐々木史郎さんが紹介したらしい。
2011ツアーのSaxy Ukoさん、2015-2016から加わった河内宏美さん、中嶋ユキノさんもそうだが、バンドメンバーに若手の息吹を吹き込む試みは、若手ミュージシャンにも活躍して欲しいという省吾さんの願いもあるのだろう。
気になるのは、トロンボーンの清岡太郎さんがいなかった事。
スケジュールの都合がつかなかったのか...
17曲目 ON THE ROAD
ピアノのメロディに合わせて静かに歌い始める省吾さん。
そして ″もう~ 一度~”とAUDが人差し指を突き上げる。
スクリーンには疾走するトレーラーの大きなタイヤがアニメーションで映る。
18曲目 J.BOY
今回大きな進化を遂げた「J.BOY」
″ドゥスッ、ドゥスッ”という重低音と″ピッポポ、ピッポポ”という高い電子音のリズムが重なり、メインステージから発せられたサーチライト照明は点灯しながら場内を赤く染める。
スクリーンには、夜空に煌めく星の様な無数の光が流れるように登っていく。
2016アリーナツアーは、太陽に照らされた地球を俯瞰する衛星写真の様な映像。
夜明けを迎える何処かの国の街灯りが暗闇で宝石の様に輝く映像が印象的だった。
そして今回、惑星がぐるぐると回る太陽系のアニメーションに変わった。
また一回りスケールが大きくなった俯瞰映像だ。
「J.BOY」は世界から地球、そして宇宙へ飛び出した。
ラフに描かれた地球。その内側で頭がマイナス印になった人間が列を成してぐるぐると歩いているアニメーション。
その人間達の足元では、無数の「目」「鼻」「口」が蠢いている。
その様子からは不平不満が聞こえてきそうだ。
人間の驕りや傲慢さが映像に滲み出ている...そんな気がする。凄く意味深い映像だ。
この映像の雰囲気がビートルズっぽく感じるのは私だけだろうか...
日本に留まらず世界に発信しているかのようだ。
曲にも厚みが増した。
メンバーが増えた事もあってか、ホーンセクションの存在感が大きい。
サビに突入する直前鳴り響くトランペットは圧巻だ。
そして、前回ツアーからアレンジされた終盤の間奏では、美玖月千晴さんのベースから佐々木史郎さんのトランペットに引き継がれるシーンがある。
ロックナンバーは続く。
19曲目 明日なき世代
高速ドラムからギター、サックスフォンと続く前奏。
そして省吾さんが ″Yeah~”と叫ぶと、それに歓声で応えるAUD。
ラストの ″Wow oh~ oh~, Wow Wow Wow oh~”の繰り返しは、省吾さんとAUDの合唱となった。
MC(※記憶を頼りに勝手な言い回しで書いてるのでご容赦ください。)
SH「最近俺は自分の音楽人生に対して″ソングライターの旅″というテーマを掲げていて、いずれ何処かに辿り着くであろう旅に…自分が書いた詩と共に旅をするという事なんだけど...何処を目指しているのか...辿り着くべき場所は漠然としているんだけど、そんな中で一度ゼロ地点に戻って...バランスをゼロに戻す事なのかなぁと思っています。」
SH「もちろん、まだそのゼロ地点には戻れてなくて、この旅をもう少し続けられたらなぁと...でも、ひとり旅は寂しいので、このバンドメンバー、スタッフ...そして君たちがこの旅に付き合ってくれたら...嬉しいなぁと思っています。」ADU 大歓声/拍手
SH「どうもありがとう」 AUD 歓声/拍手
20曲目 家路
河内肇さんのピアノソロ。スクリーンには満天の星空に三日月が浮かんでいる。
いつしか星空と三日月は、東京タワーがそびえる夜景の空撮映像へと変わる。
遠ざかる東京タワー、眼下に近づく高層ビルの屋上に目をやると、遠くを眺め佇む省吾さんの後ろ姿に気付く。
やがて都会の夜が明けると、場所はフランス ノルマンディ地方の断崖へと変わる。
海に沈みゆく太陽を眺める省吾さんの後ろ姿は、ここまで辿り着いたか...とソングライターの長い旅路を振り返っているかのようだ。
“どんなに遠くても たどり着いてみせる” は、AUDを励ましてくれるフレーズ。
日常や仕事の中で、苦しくて、辛くて立ち止まってしまいそうな時、背中を押してくれるナンバーだ。
この曲のクライマックスである最後のサビに突入する直前。
“ショーゴー"の声援はこれまでの公演の中で一番大きかった。
“ショーゴー"の声援には、ファンそれぞれの思いが込められているはず。
応援と感謝の気持ち。このナンバーに救われたファンも多いと思う。
“ありがとうー″と腕を振りながら、省吾さんとバンドのメンバーがステージ下手へと去ってゆく。(第二部終了)
″省吾‼省吾‼”の声援と拍手が暫く続くとバンドメンバーと省吾さんが再び現れた。
MC(※記憶を頼りに勝手な言い回しで書いてるのでご容赦ください。)
SH「もう、みんな気付いてると思うけど、今回のセットリストは1976年から86年に作った...俺が23歳から33歳までの10年の間に書いた曲なんだよね ...さっきも年代別チェックやったけど、その多くの人が10代、20代の頃に聴いていた曲だと思います。そして若い世代にも届いてくれたらなぁと思ってます。」 ADU 大きな拍手
SH「次は1986年のアルバム『J.BOY』の中からこの曲を歌います。
アンコール1
21曲名 SWEET LITTLE DARLIN'
スクリーンにはパラパラ漫画の様なアニメーション。
優しい風がカーテンを揺らす窓際。そこに置かれた一輪挿しの花が揺れている。
やがてひとひらの花びらが落ちると、その花びらは掌に包まれ、最後はロケットペンダントにおさまる。謎が残るアニメーションだ。
″花びら″ は、彼女が″大切にしてきた幻想(ゆめ)"を象徴しているのだろうか...
22曲目 今夜はごきげん
″あの頃のリズム&ブルース″ が "あの頃のロック&ロール″ に替え歌された。
最後の繰り返し″Wo~w Wo~″ は省吾さんとの掛け合い合唱となった。
23曲目 HIGH SCHOOL ROCK & ROOL
「今夜はごきげん」から間を置かず流れるように曲が変わる。
これも生で聴くのは初めてだ。デビュー当時は高音で歌っていたが、低いキーで歌うこの曲は、また違った新しい別の曲に聞こえてくる。
MC(※記憶を頼りに勝手な言い回しで書いてるのでご容赦ください。)
SH「俺が10代の頃、こんな言葉が流行っていた...″Don’t trust over thirty"..."30以上の奴を信用するな”...ってう言う意味なんだけど、30歳を過ぎた頃 ″俺もとうとう30になってしまった...でもステージに上がってロックンロールをやっている時は、今もティーンエイジャーのままだぜ‼″ なんてMCをやっていたんだけど、あれから40年も経ってしまった」ADU 笑/大歓声
SH「そして町史と互いに問いかける...今もこうしてロックンロールやっているけど今もティーンエイジャーのまま...どうなんだ町史?どうなんだ浜田?どうなんだ町史?どうなんだ省吾?...その答えは...Oh!Yeah!!」
24曲目 あばずれセブンティーン
アルバム『Home bound』収録されているメロディとは異なる。
映像作品『ON THE ROAD "FILMS"』に収録されるフィルムカメラ映像、1984年の「A PLACE IN THE SUN at YOKOHAMA STADIUM」と同じである。
『ON THE ROAD "FILMS"』でしか聞いた事がないがすぐに解った。
今回違ったのは ″ROCK & ROOL″ が "Oh!Yeah!!" の掛け合いになった事。
長野参加後に みん友のROY-BG5さん、まさきshogoさんから教えてもらったのだが、あのメロディはチャック・ベリーの「johnny b goode」だった。
バック・トゥー・ザ・フューチャーでマイケル・J・フォックス演じるマーティが1955年にタイムスリップした学校の「魅惑の深海パーティ」で演奏した曲である。
ストーリーでは、マーティが演奏するギターに魅せられたチャック・ベリーの従弟マービン・ベリーが「これを聴いてくれ!新しいネタが欲しいって言ってただろ‼」とチャックに電話をするシーンがある。
何度も観た映画なのに何故今まで気づかなかったのだろう...f(^^)
ROYさん、まさきshogoさん、ありがとうございました‼
アンコール1が終了
省吾さんとバンドメンバーが下手に退いた後も声援と拍手は続く。
やがて再び省吾さんたちが現れ、メインステージに全員が整列すると深々とお辞儀をする。...そしてそれぞれの位置に着く。
アンコール2
25曲目 君が人生の時...
優しいピアノの音色と同時に「A PLACE IN THE SUN at 渚園 Summer of 1988 」のエンディング映像がスクリーンに映し出されると拍手が沸き起こった。
省吾さんのファンなら一度は観に行ったライブ映画だろう。
二次元映像と3D生音源の融合。映画館と全くスケール感が違うアリーナ会場で観るエンディングは感動でしかない。
間違いなく今回のライブのラストにふさわしいナンバーだ。
そして人気アーティストに登り詰めた省吾さんにとっても感慨深いナンバーだろう。
以上、ライプレポート
ON THE ROAD 2023
Welcome back to The Rock Show youth in the “JUKEBOX”
長野二日目、横浜(2days)に続き、さいたま(2days)も素敵な夜を過ごすことが出来ました。省吾さん、本当にありがとうございました。
ツアーも残すところ有明アリーナ2days
どうかお身体に気を付けて。そして...このツアーが終わっても、まだ続くであろう省吾さんの旅に付き合わせてください。再会の時を楽しみにしています。
そして最後まで読んで下さった読者の皆様、ありがとうございました。
既に参加された方、これから参加される方、また参加される方、参加できそうにない方にどれだけの事が伝えられたかわかりませんが、少しでもライブの雰囲気を味わって頂けたら幸いです。
以下、セットリスト
第一部
1. 愛の世代の前に
2. 壁にむかって
3. HELLO ROCK & ROLL CITY
4. BIG BOY BLUES
5. いつかもうすぐ
6. もうひとつの土曜日
7. 愛しい人へ
8. DANCE
9. 東京
10. MONEY
第二部
センターステージ
11. MAINSTREET
12. さよならスウィート・ホーム
13. 終わりなき疾走
14. 青春の絆
15. 19のままさ
16. ラストショー
メインステージ
17. ON THE ROAD
18. J.BOY
19. 明日なき世代
20. 家路
アンコール1
21. SWEET LITTLE DARLIN'
22. 今夜はごきげん
23. HIGH SCHOOL ROCK & ROOL
24. あばずれセブンティーン
アンコール2
25. 君が人生の時...
※ここからネタバレ閲覧注意です。
ご覧になりたくない方は退出ください。
長野二日目、横浜2daysに続き、4、5公演目となるさいたま2days。
ライブレポも4回目になるが、ライブ中の雰囲気、省吾さんのMCなど、記憶が大分定着してきた。
長野公演はスタンド席でスクリーン映像が見え難かったものの、横浜2daysは両日S席、セスクリーンもバッチリ観える位置で映像も記憶に留める事が出来た。
今回は初日A席、二日目S席の参加。撮影が入り両日ともにセットリストが同じたったものの、これまでの各公演と違っていた。初日と二日目をミックスした感じだ。
これまでの3公演をもとに改めて記憶を追加、修正し、2dyasまとめた形でレポを書きたいと思う。
入場すると場内は既にオーディエンスでほぼ埋め尽くされ、省吾さんの話題が賑やかに飛び交う中『The Moonlight Cats Radio Show Vol.1 Vol.2』がBGMとして流れている。
スクリーンには、大きなジュークボックスが中央に映し出され、その右にはネオン管の様に時折チカチカしながらカラフルに色変化するツアータイトルのロゴが輝く。
左には「初恋」のサビ部分の詩が英文で書かれている。
やがて賑やかな会話は拍手と手拍子に変わり「A PLACE IN THE SUN」が流れる。
その後、スクリーンに映し出されていた大きなジュークボックスがレトロな木造レンガの喫茶店に置かれたものだった事に気付く。
ジュークボックスのゆっくりとした引き映像。
やがて赤いキャップを被りリュックを背負った少年が、ワクワクしながらジュークボックスに駆け寄るとお気に入りのナンバーをセットし「よし!」と頷く。
ジュークボックスの前に陣取った円形のウッドスツールに座るとセットされたレコード盤に針がそっと落とされ前奏が流れる。
そう...そのナンバーこそ、省吾さんの「初恋」なのである。
やがてラフな服装のギターケースを背負った若い女性が現れ、ジュークボックスに近づくと「いい曲だよね」と言わんばかりに少年に向けてサムズアップする。
彼女もまた少年の横にウッドスツールを並べ座ると「初恋」のLP版ジャケットを少年にプレゼントする。
ジュークボックス奥の壁に目を向けると、古びてボロボロに破けた ON THE ROAD
2023 のツアー広告ポスター(ノルマンディ地方の断崖でギターを弾く省吾さん)が貼られている事に気付く。そう...これは現在ではなく、私の息子世代よりももっと先の未来。十数年、数十年先の未来映像なのだ。
"Bob Dylan”、"The Young Rascals”、"The Beach Boys”、"The Motown”、 "The Memphis Sound”と省吾さんが少年、青春時代に夢中で聴いていた洋楽アーティストの名を連ねるジュークボックス。
その中に“Shogo Hamada”の名が刻まれている。
「初恋」もまた未来永劫聴き継がれていくのだ。(この映像演出に鳥肌と涙が...)
やがて彼女は持っていたエレキギターを少年に渡し優しく教える。
ここでオープニング映像は終わる。
このオープニングは「ON THE ROAD 2005-2007 "My First Love"」の映像作品にどこか似ている。少年が学校から帰るや否やレコード盤をセットして「A PLACE IN THE SUN」を聴きながら″フッフフゥ~ン、フ~ン、フ~ン、フ~ン”と鼻歌を歌うシーンだ。そう考えると今回のツアーオープニングの「A PLACE IN THE SUN」「初恋」の曲順は意味深い。
オープニング映像終盤、バックバンドメンバーと省吾さんが現れると大きな声援が場内に響き渡る。オープニング映像が終わり、省吾さんの「Are you ready ?」の掛け声にオーディエンスが「Yeah~!」と応える。一気に場内は熱気で包まれた。
1曲目 愛の世代の前に
スクリーンにはピカソの「ゲルニカ」の絵が映し出される。
この絵から省吾さんの痛烈なメッセージが胸に突き刺さる。
今もなお各地で紛争が起こおり、事実多くの民間人が犠牲になっている。
その怒りを放つようなキレのある町史寛二さんのエレキギター。
省吾さんの″Wow! oh! oh! oh~‼”の叫びと同時にバンドメンバーの後ろで爆破音が鳴り響き、煙が立ち上がる。
2曲目 壁にむかって
初のアリーナコンサート武道館から40周年を記念して一昨年の秋にリメイクされた。
ON THE ROAD 2022 ″LIVE at 武道館”に落選した私は今回初めて生で聴く。
オフィシャルYouTubeで公開されたMVと変わらぬセクシーな歌声だ。
3曲目 HELLO ROCK & ROLL CITY
″HELLO~ SAITAMA CITY!"と恒例の開催地名で歌う替え歌は、オーディエンスを一層盛り上げてくれる。
4曲目 BIG BOY BLUES
中二の時にリリースされたアルバム『J.BOY』に収録されているが、おそらく参加したライブでは初めて聴くナンバーだ。(...たぶん)
当時と変わらぬ爽快感が漂う。
歳を重ね太く艶のある低音域と少し擦れたセクシーな高音域の歌声に引き込まれる。
そして長田進さんのギターがめちゃくちゃカッコ良すぎる‼ 鳥肌がおさまらない。
映像作品では是非、長田さんのギター演奏姿をクロップして欲しい。
MC(※記憶を頼りに勝手な言い回しで書いてるのでご容赦ください。)
省吾さん(以下SH)
「前回のアリーナツアーは2016なので、実に7年ぶりになります。その間にパンデミックがあってブランクがあったにも拘わらず、こうやってたくさんの人に集まってもらえてとても嬉しいです。どうもありがとう‼ 楽しいコンサートに、楽しい夜にしたいので最後までどうかよろしく‼」 オーディエンス(以下AUD) 歓声
5曲目 いつかもうすぐ
100% FAN FUN FAN 2018 で初めて聴いたナンバー。
カナダのシンガーソングライター、イアン・タイソンの「Someday Soon」のカバー曲。カントリーミュージックを切ない詩に載せてポップにアレンジした曲はどこか懐かしさを感じる。
MC(※記憶を頼りに勝手な言い回しで書いてるのでご容赦ください。)
SH 「どうぞ座ってください...」
AUDが座ると「良かったぁ~」と省吾さん。 AUD 笑
「今日は間に休憩を入れた2部構成で少し長めのコンサートになります。皆さん自分の体力体調に合わせて楽しんで頂けたら嬉しいです。」AUD 拍手
SH「さて...日常の中で自分の事を書類に書く時、職業欄にソングライターって書くことがあるんだけど...子供の頃...友達と喧嘩したりして
″あの時、あぁ言えば良かったなぁ”とか、″こう言うべきだったんだなぁ”とか思う事があって、それを手紙に書いたり、ノートに書いたりしてました。....で、やがて大人になって詩を書くようになって...ソングライターになったんだけど...ある時 ふと"あぁ、もしかして俺は誰かの手紙の代筆をしているのかなぁ”って気付いたのね。」
SH「例えば...報われない恋をする女性がいて...そのそばには真剣に彼女を想う男性がいて...でも自分の想いを伝えられずにいるんだけど、砕け散る覚悟で勇気を振り絞って彼女にプロポーズをして...やがてその想いが伝わって...ふたりが結ばれてくれたらいいなぁなんて...そんな思い込めてこの詩を書きました。」AUD 拍手
6曲目 もうひとつの土曜日
福田裕彦さんが弾くシンセサイザーの切ないメロディーと同時にエメラルドグリーンの照明が観客席を照らす。
7曲目 愛しい人へ
100% FAN FUN FAN 2019以来聴くナンバー。
前奏はどこか不安を感じるメロディーだが、歌い始めると一気に詩の世界に引き込まれる。省吾さんの曲には、臆病が故に″恋愛などゲームさ、かけひきさ"と切り捨てる類の詩をよく見るが、このナンバーは、恋愛に臆病なそんな主人公が真実の愛を知った瞬間なのだろう。
8曲目 DANCE
会場の雰囲気は一変する。このナンバーも比較的最近リメイクされたばかりだ。
エコーのきいたシンセとピアノのミステリアスな前奏と共に、ステージに散りばめられたネオン管照明がカラフルに変化し、サーチライト照明は点滅を繰り返す。
省吾さんの″Dance Keep on dansing..." の歌声が会場に響き渡ると、ドラム、ベース、ギター、サックスフォンの力強い音色が鳴り響き歌へ突入する。
どこか近未来的に演出されたDANCEは飛躍的に進化した。
9曲目 東京
闇に包まれた夜の東京。交差点で多くの人々がせわしく行き交い、路地裏ではパトカーのランプが点滅している。そんな映像がスクリーンに映し出される。
雑踏の中、せわしく歩く足音、鳴り響くサイレン、威圧的な車のクラクションの音が聞こえてきそうだ。
″ディスコで恋して” が、″クラブで恋して”に現代風にアレンジされた替え歌はお馴染みとなった。
″ドライブ・イン”も死語ではあるが... 息子曰く今は″道の駅”だと...(笑
確かに78歳の親父は近所の″道の駅”を今でも″ドライブ・イン”と言っている。
でも、このナンバーで″道の駅”はあり得ない‼ カッコ悪すぎる...(笑
10曲目 MONEY
スクリーンには燃え上がる炎。力強く鳴り響くエレキギター。
リズムに合わせて ″ブォッ、ブォッ”と音を立てて燃え上がる炎...その熱線を受けて顔が一瞬熱くなる。サビでは、燃え上がる炎に熱せられた太く巨大な鎖が砕け散るアニメーションが映し出される。″金に溺れた者はすべてを狂わし、すべてを失う″という警告ともとれる抽象的な映像だ。
″愛してる愛してる... もっともっと...”のフレーズは女性が歌うパートに定着した。
ここで第一部が終了し休憩時間
ラジオから流れている様な演出で、9月6日にリリースされた『The Moonlight Cats Radio Show Vol.3』が、省吾さんのDJでナンバーが紹介される。
スクリーンには楽しそうに演奏して歌う省吾さんとバンドメンバーの姿が映る。
この映像作品がめちゃくちゃ良かったと思うのは私だけだろうか...
トイレに行くのが勿体ない。必ず開演前にトイレに行く事をお勧めしたい。
場所は何処かのレトロな木造建ての小さなレコーディングスタジオか...
省吾さんとバンドメンバーを囲むように撮影用の円形レールが敷かれ、その中で楽しそうに演奏して歌っている。それを撮影するカメラワークがもの凄く良い。
そして何より、省吾さんとバンドメンバーがカッコ良すぎる...泣
平均年齢は疾うに60歳を超えているはずだが、みんな間違いなく″イケオジ”だ。
そして場所は変わり、真っ白な洋風の広い部屋の中央で演奏するシーンもあった。
映像作品がリリースされる際には、特典映像として収録して欲しい。
省吾さんのDJで最後のナンバー紹介が終わるといよいよ第二部‼
to be continued...
ぶち (トヨタ プリウスα) 新古ですが、走行距離8㎞でほぼ新車。 いろいろなオプション(モデリスタエアロ,LED ... |
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トヨタ ウィッシュ 2008年12月に納車。皆さんの愛車を参考にコツコツいじってます。 |
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日産 ウイングロード 約9年間(走行距離;101,200㎞)お世話になり、旅立ちの日は感謝の気持ちを込めて洗車 ... |
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