とうとうこの時が来たか・・・。
禁断のチューニングといわれている(?)ROMチューンに挑戦してみました。
BP型レガシィからはEUCにフラッシュロムが内蔵されていて、
その内容を読み込み・書き換え出来るんです。
まずはECU FLASHというソフトを使って車のデータの抜き出しをします。
助手席の配線を繋いで、テストモードに遷移。
その後アクセスポートにケーブルを挿してPCと接続。
多少手間取りながらもデータ吸い出しに成功。
このデータをRomRaiderという専用ソフトにて人間が見て分かるように変換するんですが、
その定義ファイルが見当たらない様子・・・あらら。
めげずに先人のサイトを調べているうちに、自分のレガシィそのものズバリな設定ファイルは
公開されていないことが分かりました。
ただ、公開されている定義ファイルをちょいと書き換えれば
自分の車用に出来るとうことが分かってきました。
ベースにした定義ファイル A2ZJD00B
自車の定義ファイル A2ZJD01B
この2つの定義ファイルは数字が一か所だけ違いますが
他の文字は一緒なので似た車種用であることが予想できます。
RomRaiderの定義ファイルを数か所変更して、読み込めるようになりました。
他にもA2ZJD02Bという定義ファイルもあったんですが中を見ると
A2ZJD00B、A2ZJD01B、A2ZJD02Bはすべて定義自体は同じでした。
うちのはA型とはいっても2004年モデルなので、2003モデルの初期型とは
何かしらのデータが変わっているんでしょうか・・・
まぁ、定義ファイルが使いまわせればOKなので気にしないことにします。
さて、気を取り直してデータを見てみると・・・
フムフム。スピードリミッターはこれか。
そんなものはこうしてやりました。
①燃料カットするスピード デフォルト188km/h→320km/h
②燃料カットを解除するスピード デフォルト180km/h→310km/h
③スロットル開~閉するスピード デフォルト180~185km/h→310~320km/h
最高速度200マイルマシンの誕生です(爆)
次に目を付けたのは・・・電子スロットルの制御。DBW(ドライブ・バイ・ワイヤー)の項目。
これまたBP型からは電子スロットルになっているんですが、これが非常にやっかい者。
MT特有かもしれませんが、ゼロ発進時のアクセルワークが激シビア。
MT運転歴10年ぐらいありますが、エンストしまくりです。
出来るだけ発進時のエンジン回転数は抑えたいんですが、
抑えすぎると発進出来ず
↓
アクセルをちょっと踏むと予想以上に回転数アップ
↓
上げすぎたと感じて戻す
↓
下がりすぎて結局ガクガクしながら発進。
こんなループに陥ってしまうわけです。
なので低速発進時だけスロットルを鈍してみようかなと。
さて、肝心なDBWの設定ですが、なぜか2段階になっています。
1段階目
↓アクセル角度と変換値の相関表
2段階目
↓変換値とスロットル開度の相関表
2つの設定を同時にいじるとハマりそうなので、変換値とスロットル開度の
テーブルのみいじることにします。
どんな値にするかを考えると、自分の運転の癖からして
発進時にはアクセル10%は踏んでいなかろう、
ということは変換値で言うところの120ぐらいまでの変化量を大きめにしてみるかな。
回転数は800rpmと1200rpmを多めの変化量にして、その他の領域にスムーズに繋がるように
回転数1600rpmまでとアクセル20%までも若干味付けします。
まとめると
アクセル角度0~10% かつ 回転数0~1200rpm はとても鈍くする
アクセル角度10~20% かつ 回転数1200~1600rpm は若干鈍くする
出来たのが以下の設定値(変化量表示)。
果たしてどんなフィーリングになるんでしょうか。楽しみです。
Posted at 2012/02/11 00:51:37 | |
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