コストパフォーマンスの高い車ですね。

　２．５Ｌのガソリンエンジンですので、可もなく不可もなくといったところです。ややエンジン音がうるさく感じますが、ディーゼルターボよりは許せる範囲です。操作性は走行に関しては扱いやすい車だと思います。ただ、室内が暗くステアリングに付いているスイッチ類やパワーウィンドウ等のスイッチが目視しないとわからないのは納得できません。スイッチに凹凸もなく各種のスイッチの配置が整然としていないことなどが不満点です。ステアリングに付いているボリュームスイッチの隣の上下スイッチが燃費計などの切り替えですか？選曲や選局用でしょう、普通は！選曲等のスイッチが上にある左右のスイッチというのは何を考えてのことでしょうか？
　こういった面は作り慣れていないな、と感じます。要改善を期待します。

　リアタイヤハウスの前方に大きな隙間があり、泥や砂がたまりやすくなっています。真後ろから下を覗くと長いボルトが４本突き出ているのが見えます。お安く作ったなあと感じますね。

　標準装備の６５タイヤですので固さはありません。ただ、この車重にしてはタイヤが細いですね。燃費の関係でしょうか。パワーモードにするとやけにうるさく感じます。アクセルを踏み込んだ時なら納得ですが、ゆるめてもうるさいのはどうしたことでしょうか？我慢を強いられ疲れます。パーキング等でエンジンをかけたまま駐車していると周期的にエンジンの揺れを感じます。

　目線が高いので運転中の疲れは軽減しました。

　積載性はセダンからＳＵＶになったわけですので多く積めて当然。出し入れは車高が高くなったのでしづらいのも当然。特記することはありません。

　低速での走行では１２ｋｍ／Ｌ走りますが、高速では１１ｋｍ／Ｌを割ってしまいます。高速向きのエンジンではないということです。以前の車だと遠乗りしてきた翌日は、エンジンが軽くなったように感じたものですが、このエンジンは変化なしでした。特に魅力を感じるエンジンではありません。