レーシングハーネス取り付け

サーキット走行再開に向け、4点レーシングハーネスを取り付けました。
32から取り外した愛着あるTAKATA MPH-341。
86に継承です。

まずはリアシート(座面)を外します。

①黄◯の10mmのボルトを外します。
②赤矢印の様に座面先端を持ち上げ、後部を叩くように押すと裏側のフックが外れが座面外れます。

次に内装のサイドパネルを外します。
黄◯のクリップとスカッフプレートを外し、手前に引っ張るとバキバキと外れます。

左後部(右ショルダーベルト用)です。
シートベルトのバックル固定用ボルトを取り外すと緩み止めの歯付きワッシャーが入っています。
千枚通し、ニッパー、ラジペン等を使用し歯を起こすor切断しワッシャーを取り外しアイボルトと入れ替えます。
結構硬いので苦労しました(汗)

アイボルトはカラー付きの物を使用しました。
カラー付きを使用することにより、純正と同じようにバックルを可動させることが出来ます。
なお左後部に使用するアンカーボルトはショートタイプにカラーを移植して取り付けました。

右後部(左ショルダーベルト)も純正の固定ボルトとアイボルト(ショート)を入れ替えるだけです。
こちらには緩み止めの歯付きワッシャーはありません。

アイボルトに交換したら、このままでは内装と干渉するので一部をカットします。
ドライヤーで温めるとカッターナイフでも容易にカット出来ました。

右腰ベルトも運転席のシートベルト固定ボルトとアイボルト(ロング)を入れ替えます。
ここはアイボルトに付属のカラーを使用することにより、シートベルトを可動させることが出来ます。
純正で入っているスペーサーカラーを移植するのも忘れずに。

最後は左腰ベルトです。
正規の方法ではありませんが、フロアに穴開けしたくないので、シートレール取り付けボルトにＬ字型のフックを共締めしました。

http://www.e-naniwaya.co.jp/10884915/

このフック、角度が90°より広角になっているので、この位置に取り付け可能で、レールやシートとの干渉も無く後方へのスライドにも影響ありません。

正直、フック取り付けの向きが微妙な気もしますが、32の時に強度は確認済みですし、公認競技に出る訳では無いのでこれでヨシとします(笑)