NEUSPEED Rear Sway Bar  

頭が重い3.2qは、お世辞にも回頭性がイイとは言えないので、2年ほど前に装着しました。間違いなく効果はありますが、デメリットもありますので、これまでに感じたことを書き連ねてみます。街乗り中心でスタビの強化を検討されている方の参考になれば。

1. スタビは乗り心地に影響する
一般論として「乗り心地を変えずに～」という謳い文句を目にすることがありますが、路面の凸凹が左右同じということはほとんどないので、揺さぶられ感やゴツゴツ感が増え、間違いなく乗り心地に影響します。特に私のFSD様な、ある程度ストロークさせることが前提になっている足回りだと、影響が出やすい様です。なのである程度のコンフォート感も求める場合は、単純な「強化」より、バランスが取れるポイントを探すつもりで試すのが良いアプローチだと思います。

2. ロールした方が曲がる場合もある
このスタビは設定を強弱の2段階で切り替えられる様になっています。一度、切り始めの応答性を上げたくて設定を「強」に変更しましたが、結論から言うと「弱」の方が良く曲がります。確かに初期応答性は「強」の方が上がりロール量も減ってゴーカート風味が増えた様な「気」がしますが、「弱」に戻してみると、適度にロールした後に車が自分から曲がっていく様になりました。切り始めの一瞬をどう考えるかにもよりますが、ある程度ロールさせた方が曲がるという典型を実感しました。