BE1・エディックス : 走行抵抗低減による低燃費化?(アライメント調整)
目的 |
修理・故障・メンテナンス |
作業 |
DIY |
難易度 |
中級 |
作業時間 |
3時間以内 |
1
右リアから前方を見る。
---
エディックスの諸元。
ホイールベース
2.680m
トレッド(前/後)
FF(BE1&BE3) 1.550m/1.560m
4WD(BE2&BE4) 1.545m/1.550m
2
更に左に寄って、リアタイヤ側面の
前後がほぼ重なる位置から見る。
反対側(左リア)と比べると
トーアウト気味になっているようです。
ーーー
フロントのトレッドに対して、リアは
片側あたり 5mm 程度広いだけなので、
リアのトーが ±0 だと
タイヤ側面の延長線上にフロントタイヤが
ギリ見えない位置にきます。
それに対して、
トーイン(ポジティブトー・+トー)だと
フロントタイヤが見えてきますし、
トーアウト(ネガティブトー・-トー)だと
フロントタイヤは見えなくなります。
3
右リアの、トー調整機構。
ボルト周辺が黒っぽいのは、潤滑剤を
事前に吹いておいた為です。
4
側壁に対して、六角が偏芯しています。
調整範囲の中心よりもリア支持位置が
内側に設定されていて、その為
トーアウトになっているようです。
(左リア側のそれは調整範囲の中心
に設定されていて、トーが
ほぼゼロのように見えました。)
5
緩める前に、現在の設定に戻せるように
一応マーキングしておきます。
6
まず手前側の17mmを緩めて、
7
緩めた状態。
8
奥側の24mmを一目盛り、
トーイン方向へ回しました。
これが調整範囲の中心点のようです。
9
元通り17mmを締める。
冒頭のようにタイヤ側面を見て
トーを確認すると、左リアと同じくらい
(ほぼトーがゼロ)になりました。
10
リア側のトー調整は終了です。
但し、リアの左右非対称(異常)だった
トーが左右対称(正常)に修正されると、
リア異常状態に合わせて設定されていた
フロント側のハンドルセンターが
変わってきます。
11
元は右リアがトーアウトだったので、
(前進すると車のリアが右へスライドしていく。)
車は勝手に左へ向き、前輪が直進状態でも
左に曲がっていこうする状態。
その為、道路を直進したい時は前輪を
若干右に向けないと直進出来ません。
4WSの車が高速道路を走行中に、
右車線へ移る為に全てのタイヤを
右へ向ける、という状態に近いので
クルマは直進方向へ向いていますが
右車線へスライドしていきます。
(ややこしい)
(あえて言うなら
利点
・高速走行時の車線変更中(右)の安定性が上がる。
・左旋回性能が上がる。
欠点
・高速走行時の車線変更中(左)の安定性が下がる。
・右旋回性能が下がる。
・クルマの運動性能に左右で差が出る。(左右非対称)
---
その為、ハンドルセンターが意図的に
ずらされていた状態になっていました。
(ハンドルが直進位置だと、
フロントタイヤは若干右に向いていて
右折しようとする状態。)
12
よって、フロント側のトー調整で、
ハンドルが直進位置だと
フロントタイヤも左右それぞれが直進
となるようにタイロッドエンドで
調整しました。
(ステアリングホイールとタイヤの
向きが完全に一致。)
---
具体的な調整量は、タイロッドエンドで
左側が2/6(120°)回転短縮、
右側は2/6(120°)回転延長。
13
・追記
基準値は下記のようになっているようです。
◆フロントアクスル
トー(左右共) : -1.1mm ~ +1.1mm
トー(トータル) : -2.2mm ~ +2.2mm
キャスター(左右共): +2°40' ~ +4°40'
キャンバー(左右共): -0°45' ~ +0°45'
SAI(左右共) : +11°45' ~ +13°45'
◆リアアクスル
トー(左右共) : 0.0mm ~ +1.1mm
トー(トータル) : 0.0mm ~ +2.2mm
キャンバー(左右共): -1°40' ~ -0°10'
(引用元)
>タイヤ市場奮闘日記 タイヤ市場高崎倉賀野店
> 2022.09.02 エディックス✖アライメント調整!!
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https://www.taiyaichiba.com/takasakikuragano/dress-up/47455.php
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