ソニカ　リアブレーキオーバーホールその2

シリンダーの内部、外部をパーツクリーナーで洗浄します。

ピストンのカップシールを組み換えます。そこそこキツイので組み付け時はブレーキオイルを薄く塗ってからシールを傷つけない様頑張って組み付けます。

画像は有りません！
シリンダー内部にブレーキオイルを塗りピストンをシリンダーに挿入しダストブーツを取り付けます。ピストンとピストンの間スプリングを入れ忘れない様に注意します。ピストンを両側から指で押し込みながらブレーキのエア抜きバルブを閉めます。こうすることによりシリンダー内が負圧になりピストン間のスプリングの力でピストンが外に飛び出すことを防止します。またブレーキシューを取り付ける時にシューが外側に出てこないのでスプリングの取り付けが楽になります。

ブレーキシューに取り付ける金具の可動軸のスナップリングを外し新しいブレーキシューに組み換えます。（向きを間違えない様に1つづつ組み換えをした方が良いと思います。

画像の左下側のギザギザ部分がブレーキの自動調整部分です。
分解の逆の手順でシューの組み付けを行います。まずサイドブレーキワイヤーを取り付けます。ブレーキシューのピストン側にスプリング（上側）を先に取り付けその後下側のスプリングを取り付けます（受け側を外しておけばスプリングが掛けやすい）。

画像は分解時のものですがスプリングを取り付けた後はブレーキシューの下側の端を受け側に差し込みます。

ブレーキシューを固定するピンを取り付けます。ピンをバックプレートの裏側から押さえながらスプリングを押しながらピンを９０度回します。

ブレーキの自動調整のノッチをスタート位置にセットしてブレーキシューが内側に縮む様にします。ブレーキシューが外側に出ているとブレーキドラムが入っていきません！
ブレーキシューを目視でハブ軸のと同円になるように調整しブレーキドラムを取り付けて作業完了！