皆様こんばんは🌠
一向に気温が下がろうとはせず物価は上がり続ける今日この頃、いかがお過ごしでしょうか?
外界は堪える暑さなのに財布の中身は凍える寒さ。溜息ばかりついていてもシアワセが逃げてく一方なので、ここは一つ(?)何の役にも立たないユル〜〜いブログで気分転換。
御笑覧頂ければ幸いです。
“ディーラーステッカー”
そうですね。メーカー系販売店で新車購入したら、ほぼ例外なく付帯されるアレですよね。
たいがい、リアバンパーの左側付近に貼り付けられるか、或いはひっそりと車検証入れに忍び込んでいるか。
このステッカー、その後の待遇が大きく分かれるのもオモシロイところで。
一部のマニアな方々には、当時物とかだと諭吉様も越える勢いな高値で売り飛ばされたり。
他方、同じクルマ好きでも嫌う向きには徹底的に嫌われ、納車と同時に真っ先にひっ剥がされてゴミ箱行きになったり。
人様の多様な価値観によって、その生涯すら大きく左右されてしまうシロモノだと言い切っても過言では無かろうかと。
かく言う私は、どちらかといえば前者になります。
いやドチラもクソも、完全なる前者派です(照)
※諭吉を越える高値で買い漁ってるのでは無いですよ、貧乏人なんでorz
何となくですが、その個体が持つ出生証明書みたいに思えて。ナンバープレートも含めて『歴史を語る上では欠かせない大事なモノ』という認識を持って今に至ります。
で、
私の今までの車人生を振り返ると、愛車紹介にもある通りでほぼほぼ日産車で溢れかえっています。
日産車と言うよりも、プリンス店で販売された車ばっかり、と言った方がより正確なのかも知れません(半分はスカイラインやもんね)
1号『白仮面』:日産プリンス高知
2号『スカ美姫』:日産プリンス名古屋
3号『キャパクラ君』:日産プリンス多摩
4号『三四郎』:日産プリンス大阪
歴代の愛車全てに、上記のディーラーステッカーが貼ってありました。
そういった経歴からか“日産プリンス◯◯”という響きには、ある種の特別な感情を抱かずにはいられないのです。
ということで(?)その特別な思い入れを抱く、その中でも特に思い入れが深い我が地元エリア担当『日産プリンス大阪』ディーラーステッカーの変貌を、歴代順に振り返ってみようと思います。
(たぶん)初代
時代で言うと昭和40年代から平成元年頃まで。スカイラインで言えば箱スカ〜R32前期ぐらいなんじゃ無いかと。
我が家のGTターボもこのステッカーです。
左上に“NISSAN PRINCE”
中段にドカンと“OSAKA”
右下に漢字で販売店
トリコロールカラーと硬派なまでに角ばったデザイン。ステッカーマニアすら『ダッサ‼️』と断罪した悪名高き逸品(失礼)ですが、自分のスカイラインにも貼ってるだけあって懐かしさと共に思い入れも深いステッカーです。
10年くらい前に、このステッカーを左ケツに掲げた箱スカGT-Rのハードトップ(しかも伊丹店で神戸55ナンバー!!)を見たことがありました。物凄い貫禄で、オチオチとは近寄り難いただならぬオーラがそこにはありました。
いま売ったらナンボになるんやろ?とは下世話な話であって。
80年代に入ると“NISSAN PRINCE”の文字も新書体になります(ウチのもまさにこれです)
2代目
平成3年頃から15年ぐらい?まで??
同じくR32後期〜V36が出て来る辺りまで?だったと記憶してるんですが。
あぁ、懐かし〜‼️
それこそ日産の黄金期から崩落時期までを支えた?激動の時代を生き抜いた一枚だと言えましょう。
スカイライン、グロリア、ワンエイティ、プリメーラ、ステージア、パルサー、セレナ、ホーミー…
今でも一部で人気の高い、THE90'sな日産プリンス車にはたいがい貼ってました。
何とも言えない奇妙なデザインでデカデカと掲げられた“OSAKA”の文字
ナナメ下にさり気なく紺帯で“NISSAN PRINCE”の抜き文字(シレっとiのてっぺんは♡)
それらの間を貫く赤いライン…
カッコ良い・悪いは別として、凝ったデザインながらしっかりトリコロールは取り入れてて、幼少期からよく目にしたこともあり個人的には一番親近感があって好きなステッカーだったりします。
つい最近までよく見かた気がしたのですが、よく考えたら貼ってる車は最も新しくても20年は経過してることになるんですね…
どうりで見なくなった訳です。寂しいですね😢
3代目
平成16年頃?から22年まで
後述しますが歴代最後のデザインです。恐らくプリンス店がレッドステージとなった頃に切り替わったのかなと思われます。
公式書体にとらわれずシンプルな表記となり、一気に現代風になりました。採用期間が他の物よりも短かったせいか(或いはこの時代の日産車に興味を持たなかったせいか)あんまり印象に残っていないのが正直な感想。
強いて言えば、当時勤めていた会社の上司がC25セレナの新車を購入して、例によって車検証入れにひっそりと仕舞われているところを発掘されて『やるワ』と貰ったこと。でも全く執着心が無くて、スカイライン界では有名なS岡県の某巨匠に献上したのでした(今思えば手元に置いときゃ良かったと後悔…)
平成22年に大阪日産と合併し“日産大阪”に生まれ変わったため、プリンス大阪は現存せず過去の販売店となってしまいました(未だに日産大阪って言いにくいのよね)
合理化が最優先という時代の流れに於いて仕方がないとはいえ、歴史あるプリンスの『プ』の字も無い現在のディーラー名称は、スカイライン乗りからすれば悲しいの一言に尽きます。
今のキャラバンを購入したのは、以前のブログでも書いた通りスカイライン時代からお世話になっている所で、合併前は紛れもなく“日産プリンス大阪のディーラー”でした。
なので
“プリンス”という響きに親しみと憧れと敬意を表し、一番好きなデザインであるこのステッカーをキャラバンの『定位置』に貼ることにしました。
超デタラメインチキバッタモンレプリカなので近くで見るとヒドイもんですが、遠目に見れば分からんからエェかなとw更には『プリンスやったらホーミーやろが〜💢』と妙なツッコミも入りそうですがwww
(引き続きホンモノを探して参りますorz)
ダブルブッキングになりますが、現行ステッカーもこの車にとっては出生証明となるので、敢えて残すことにしました。
余談ですが、我が地元のディーラー事情も
兵庫県では現在も日産プリンス兵庫が残っていますが、私の地元である京阪神地区はプリンス大阪の管轄でした。
一方でモーター系は兵庫日産モーター、サニー系はサニー神戸といった具合で同じ兵庫県でも名称がバラバラだったんですよね。
E24なんかで言えば、キャラバンには“兵庫日産モーター”、ホーミーは“日産プリンス大阪”のステッカーが貼ってあって、同じ街なのに二つの県のステッカーが混在するという不思議な現象もありました(これは今でも変わらずですが)
あったあった!!こんなんやったわ!
なので、兵庫県下で日産大阪のステッカーが貼ってある車はほぼ間違いなく元プリンス大阪の店舗で販売された車だと言えるのです。
大阪府下では大阪日産も消滅してしまったので、この方程式は当てはまらないのです。
ちなみに先代キャラバンはプリンス東京の出身ですた。
キリが無いので、ここらで総括
たかがディーラーステッカー、されどディーラーステッカー。
その土地特有の文化や風習、県民性などの特徴を織り交ぜた凝ったデザインにしてるものも多く、特に昔のステッカーは御国柄がよく表れてるなと感心することも多々あり。
何気ない光景ですから、普段は特段気に留めることも無くある程度の時間が経過すれば忘れ去られもするし、一方でふとした拍子に当時の情景と共に思い出しては懐かしさも込み上げてくる。
そんな車の楽しみ方もアリなんかなーと、今回ブログ用ネタ集めの画像検索をしながら改めて感じた次第です。
皆様のお車には貼ってますか??
ご清聴、ありがとうございました〜🙇🏻♂️
(ホンマどーでもえぇ内容で最後まで読んで下さった優しい皆様スミマセン🙇🏻♂️🙇🏻♂️🙇🏻♂️)
※ネット上で散見される画像を無断にて貼りまくっています。不都合な場合はご指摘を下さいますようお願い申し上げますm(_ _)m