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大分らーめん　たまがった　(横浜)
らぁめん　650円





レビュー：
横浜の博多・九州らーめん発掘巡りは止まりません。笑
豚骨のコクと深み、そして香りを求めて1400里。（←故郷からの距離）
横浜駅周辺で数少ない九州ラーメンです。
たまがったとは「驚いた」という意味だそうです。
食後にたまがったと思いたいところです。

スープをすすると、コラーゲンたっぷりのドロドロなスープが特徴。
天下一品のこってりラーメンのようなとろみではないが、重たい感じがあるような、とろみのあるスープ。
良く言えば、クリーミーな印象。
豚骨のコクはあると思いかけたが、醤油も少し入っているため、醤油のコクもあるのだろうか、ちょっと豚骨らしくない深みとコク。
そして、香りが少し弱い、というより、豚骨の香りによるインパクトさがいまいち。
臭いのはNGだが、おいしそうな香りによるソソられ感に欠ける。
お肉を焼くと、「ジューっ」と焼けるあの香りは食欲をソソられるものがあるのと同様に、豚骨も、そういった香りが重要だと考える。

麺は九州系らしく極細麺。
コシはバリカタのオーダーの場合、噛みごたえもいい感じである。
バリカタの麺の茹で時間は、およそ8秒とのこと。

トッピングはチャーシューとネギと海苔という、シンプルなコンビ。
チャーシューは薄切りのバラ肉2枚で、油は少な目。
スープに染みている感じではないが、スープとチャーシューのハーモニーは好印象。
ネギは香りもあって素晴らしい。


豚骨らーめんの店ではあるが、醤油のコクを少しプラスされた豚骨らーめん。
そして、とろみというかクリーミーな印象という感じ。
１００%豚骨でないのは、大分ラーメンもそうなのであろうか？
深みはそこそこあるが、香りのソソられ感が足りない。
個人的好みでは、そこのリカバリーと、ちょっとドロドロすぎるスープを穏やかにできると良いのではないだろうか。
いずれにせよ、横浜では数少ない貴重な九州ラーメンであるため、酒の〆には最高だと思われる。
お客さんは比較的多く、そこそこ人気のようである。



総合評価：70点



大分らーめん　たまがった　横浜駅西口店
神奈川県横浜市西区南幸2-8-23
（横浜駅西口から徒歩5分）
営業時間：　11:00～翌4:00（スープなくなり次第終了）
定休日：　水曜日

横浜ラーメン　壱六家
ラーメン　680円





レビュー：
横浜のラーメンと言えば、家系と呼ばれる醤油豚骨スープのラーメン。
家系総本山吉村家と呼ばれる横浜駅西口のラーメン屋が元祖であるが、この店はその系列店。
この店も、さらに系列店を持ち、これによって元祖の吉村家とのれん分けしている形となっている。

能書きはここまでにして、早速。

スープをすする前に、すでに香りで分かるが、豚骨の独特の香りがまず感じる。
スープをすすると、その香り、深みと、醤油の深みと見事にマッチしている。
以前紹介した杉田家のラーメンとはまた違った特徴があって、杉田家は醤油と油多めでガツンと強い印象であるのに対し、このラーメンは豚骨が強く、比較的まろやかな印象を受ける。
さらに、豚骨の香りは、杉田家では比較的おとなしいが、このラーメンは豚骨くさい、と言うと大げさかもしれないが、そういう印象。
油は杉田家よりは少ないが、絶対的には少し多め。
しかし、目立つほどではない。

麺は太さ普通のストレート麺。
ややもっちり感がある。

トッピングはチャーシューとネギとほうれん草と、うずら卵。
チャーシューは家系によくみられる燻製のもので、香りは独特のものがある。
部位はバラ肉。
ネギ、ほうれん草は家系によくみられるトッピングであったが、うずら卵が乗っているのは、あまり聞いたことがない。
醤油が染みていてこれはこれで旨い。


正直、少しクセがあるらーめん。
特に、豚骨独特の臭みが少しあるので、これが苦手な人はオススメしません。
しかし、この香りは、このラーメンの味を引き立てる重要な要素であるため、病みつきになる人は常連になると思います。
個人的にはここまで豚骨の香りは強くなくてもいいとは思うが、好きである。
ちなみに、時たま店の前を通りかける時は、夜中でも並んでいることがある。

また、壱六家では醤油と塩があるようで、今回は醤油をチョイス。
家系ラーメンは店によって同じ家系ラーメンでも本当に個性が強く、オリジナリティがあって、食す度に楽しませてくれる。
家系が不動の人気な理由の一つであろう。


総合評価：80点



ラーメン壱六家　磯子本店
神奈川県横浜市磯子区森2-2-7
TEL：　045-754-2323
営業時間：　火～土曜 11:00～翌2:00、日曜 11:00～22:00
定休日：　毎週月曜日、毎月第1日曜日


HPはコチラ。

豚そば　成　(なる)　横浜・下永谷
豚そば　650円





レビュー：
横浜市内で豚骨ラーメン屋を発掘しているものの、なかなか納得いく味に出会えたことがなく、とりあえず手当たり次第に店を巡ろうと思って、「豚そば　成」に行ってみました。
店の外観は横浜の環2沿いであるにも関わらず、印象に残るようなイメージ。
とりあえず、入ってみました。

スープから。
豚骨のコクと香りは、十分にあり、とろみは少な目。
博多本場のラーメンも、そんなにとろみはないとのことで、とろみ少な目の割には香りは十分いあるスープ。
しかし、深みがいまいち足りない。
深みが足りないと、味の奥行感が物足りなく感じるので、次第に飽きてくる印象。

麺は豚骨であるので細麺。
コシは十分。

トッピングはチャーシューとモヤシ、ネギ、キクラゲ。
チャーシューは比較的薄切りのバラ肉。
スープに染みている印象はあったが、チャーシューの味とスープの味とのマッチングは微妙。
悪い印象もいい印象もない。
モヤシ、キクラゲ、ネギの食感は好印象。

本場の博多豚骨らーめんに近いようで近くないようで、なんともどっちつかずなラーメン。
しかし、この地域では豚骨らーめんの競合店が少なく、かつメニューもそれなりに種類があるので、人気のラーメン屋のようである。
調べてみると、行列ができるくらいとあるが、万人向けともいえそうな味付け。
しかし、個人的には鶴亀堂が相対的基準となっているのがちょっとレビューの邪魔になっているかもしれない。
とりあえず、この一杯は特徴があまり見受けられなかったと記録する。


総合評価：60点



豚そば　成
神奈川県横浜市港南区下永谷3-4-6
営業時間：　11:00～25:00
定休日：　？
駐車場：　店隣に3台

背油ラーメン　はやぶさ　(大和)
特製らーめん　
800円







レビュー：

最近、気になっていたのは「ラーメンに背油を入れて受けた一杯ってあるのか？」という疑問が湧いた。
以前にも書いているが、背油は「味付けのごまかしだ」などど発言した覚えがある。
さすがにちょっと無責任だろう、ということで、自分でしっかり確かめようと、背油のラーメンを探していたら、ここのお店になりました。

スープから。
鶏ガラのダシがよく効いているスープに、豚骨？のコクが伝わる印象。
ただ、なんとなく魚介も香るのでは？と言うような、主張している味がなんともはっきりとは分からないスープ。
鶏ガラベースの魚介系豚骨ラーメン？
そして、そこに店自慢の背油が混じる。
背油は確かにスープの深みを増しているような役目があると感じる。

麺は太さは普通のちぢれ麺で、一般的にありそうな食感と香り。
シンプルな麺であった。

トッピングはチャーシュー、ネギ、モヤシ、メンマ、味付け玉子。
チャーシューは厚切りバラ肉3枚。
脂が多いものの、スープとはとてもよく合い、好印象。
そして、いい具合に炙ってあり、香りもよく引き立てられている。
ネギは香りのアクセント。
モヤシはシャキシャキ感があるものの、少し香りを引き立てる工夫があるといいかもしれない。
そのまま入れただけでは少し能がない気がする。
味付け玉子は、半熟トロトロの黄身で、まろやかな口当たりでなかなか旨い。


背油ラーメンがメインだが、背油の組み合わせとしてはスープと相性が合うところが個人的には好印象。
しかし、スープ単体の主張が中途半端な気がする。
その原因は、味の素の入れすぎだと思われる。
入れすぎると、まろやかさが出てきてしまい、スープの個性を失うことがある。
それ故に単調だな、と感じてしまうかもしれない。
そういう意味では、ちょっと難しいジャンルのラーメン。
万人向けではないが、背油に病みつく人は、是非。



総合評価：70点



背脂らーめん はやぶさ　（大和)
神奈川県大和市東大和2-8-1
電話番号：　？　
営業時間：　11:30～14:30　18:30～26:00
定休日：　？
駐車場：　周辺にコインPあり

麺やBar　渦
醤油煮干らぁ麺　850円






レビュー：
ボクは魚介系らーめんが好きですが、実は神奈川で魚介系はあまり発掘していない。
どちらかと言うと、家系とか豚骨系とかばっかりで、近くにそういう店が多い。
だから、魚介系のお気に入りラーメンを開拓したかったので、とりあえずは、県内で有名なラーメン屋「麺やBar渦」に行ってみました。

店内は店名通り、Barで、湘南の海の近くにあるので、とてもオシャレ。
ウイスキーや洋酒系のお酒から、高そうな焼酎まで、お酒の種類もたくさんあるのに、ラーメンも人気。
ますます食べたくなってきた。
そして、いただきます。

スープは、煮干しの香りが、強すぎない程度に程よく香り、醤油のコクもあって、これが見事に合う。
でも、これだけ煮干しの香りがあると、煮干しを相当使っているのだろうな、と思うほど、よく香る。
しかし、くどいほどではなく、個人的にはちょうどいい具合である。
節系のジャンルではあるが、宗田節の香りではなく、すべて煮干しの香り。
こういった店は、とても珍しいと思う。

麺は細めのストレートで、博多ラーメンほど細くはない。
しかし、麺の香りがスープと合わない。
よく味を確かめると、麺が古いのか、小麦粉が古いのか、製法が悪いのか、、、個人的にはちょっと残念。

トッピングはチャーシューと焦がしネギと薬味ネギとメンマ。
チャーシューは、ものすごくお金がかかっているような感じ。
国産の豚バラ肉をタレに漬けこんで炙った厚切り1枚で、油がやや多いものの、香り、旨みは抜群。
焦がしネギは、香りもあり、煮干しの香りと相性も良い。
しかし、メンマがイマイチ。
このラーメンとのキャラクターと全くと言って良いほど合わない。
メンマのタレ？漬けこんであるものが気に入らない。


ここの店は、本当に居心地良く、月に1度は行きたい店ではあるものの、肝心のラーメンは、スープとチャーシューはボクのお気に入り。
スープは煮干しのコク、香りも本当にオススメ。
スープを飲み干すと、煮干しの粉状のものが見えてきて、これがこのスープの旨みのポイントだとわかる。
しかし、麺とメンマの残念さは本当に惜しい。
これさえ良ければ、文句なしの100点と言いたいところだが、、、。
なので、意見箱に改善点を書きました。
望みあるもの、希望するものは遠慮なく書きました。
今後に期待…！！

総合評価：80点



麺やBar渦
神奈川県藤沢市鵠沼桜が岡3-5-7
TEL:：　0466-28-8443
営業時間： 11:30～14:00、18:00～22:00
(日曜は昼のみ)
定休日：　月曜
アクセス： 小田急江ノ島線『本鵠沼駅』（109m）本鵠沼駅東口より徒歩2分
駐車場 ：　なし（近辺にコインPあり）