Scorcher's Squad Stabilizer Bracket Reinforce / スタビライザーブラケットリーンフォース  

※2013年1月16日　インプレッション追記（ワインディング　ドライ）

スタビライザーブラケットの取り付け部分の補強をして剛性を上げるパーツです。
ですので純正状態は勿論、足回りをハードに弄ってしまっている以外(ジオメトリ、取り付け部分加工変更などのレベル)は付ける事が可能かと思います。

この製品、作りが非常に綺麗です。
バリが無いのは勿論なのですが曲げとか溶接とか丁寧に作りこまれています。
普通ならワッシャーとか追加プレート等で逃げたいようなところでもシッカリ作りこんでいます。
これは販売価格に対して原価が高そうｗ

注)クスコのリアサイドメンバー(パワーブレース)と同時利用する際には事前に長いフランジボルトを準備する必要が有ります。

スバル(純正) BOLT FLG M12×85 No.901000244
http://minkara.carview.co.jp/userid/610512/car/520916/5091763/parts.aspx

現在のチューニング状況

スプリング
　コラゾン　B.P.S. D15(ダウンサス)
ショック
　純正ビルシュタイン
パワーブレース
　リアメンバー
　リアメンバーサイド
　フロントメンバー
リアスタビライザー関係(本体、ブッシュ、リンク)
　すべて純正
タイヤ/ホイール
　純正18インチ
ブレーキ
　パッドのみ交換


走行インプレッション

街乗り＆軽いワインディング(ウェット)

勿論なのですがスタビライザー系のパーツなのでまっすぐな道では体感、効果はありませんｗ

なので取り付け後さっそく近所のワインディングを軽く流してきました。
リアスタビライザーの取り付け剛性が上がった分ロール方向のレスポンスが早くなりました。
コーナリング時にリアの反応が良くなるので車の向きが変わりやすくなります。

ウェットなので挙動が緩やかなスピードしか出せないのですがそれでも舵角の微調整が少なく済む感じです。
ノーズの向きが早く決まる分ステアリング操作に余裕が出たような気がします。

ショックが純正ビルシュタインなので若干減衰力が不足気味のせいでしょうけどバウンドもリバウンドも振り返すタイミングが早くなった気がします。
なのでちょっと跳ねっぽい感じがしないでもないです。
ある意味ジムカーナとか見たいに細かいコースレイアウトなら面白いかもしれません。
ただ、フルサーキットの長く続く高速コーナーだとちょっと落ち着きがなくなるかも？

この辺はドライ路面だともっとハッキリするかもしれません。
足回りが純正、もしくはダウンサス交換程度ならその傾向が出るかもしれません。

ショックが減衰力調整可能ならその辺も見直してみた方が良いかもしれませんね。
ほんのちょっと減衰力を上げてみるとスタビライザーがシッカリ効きながらも挙動がいい意味で穏やかになるのではと思います。

走り向けの軽量ホイールなどでバネ下重量を落とすとまた効果が出るかもしれませんね。

パーツ代を考えると非常に効果が高いと思います。

純正状態でもチューニング車でも十分な効果を発揮していると思います。

足回りのセッティング次第ではオーバーステアになる可能性もあるのでその辺はご自身で考慮されてください。

うちの車は駆動配分がほぼFFなので基本アンダーステア傾向なのですがSBR付けたら結構ニュートラルな感じになりました。
ウェットでこうなのでドライがちょっと楽しみです

ドライでインプレ出来たらまた追記します。

－－－－－2013年1月16日　追記　ここから－－－－－

先日、近所のワインディングにて軽く流してきました。
最初のインプレッションと同じコースで路面はドライです。

大体、2～3速のコースと思って頂ければと思います。
一応、ヘアピンからS字、クランク、直角などのコーナが有ります。

インプレッションですが、ウェット路面を走った時に思い描いたよりも心地良いです。
ノーズが入りやすくなっているので余計なブレーキングが減った感じがします。
もう少しオーバーステア気味かなと思いましたがそうでもありませんでしたね。
NAのFF臭さが薄くなりよりニュートラルな感じになりました。


コーナクリップ～出口の粘りも増した気がします。
車が安定して立ち上がるので気持ちいいです。
今までならラフにアクセル開けるとアンダーが顔出していたコーナもグイグイと前に走っていくようになった感じです。
車が安定しているからだと思いますがトラクションの掛りもよくなった気がします。

デメリットを書くとしたら

ウェットの時も書きましたがスタビライザーが仕事するようになったのでタイヤの粘りのなさが目立ってきた気もします。
※今使用中のタイヤは純正OEMなのでRE050とはいえ耐摩耗性に振られていると思われコーナでのグリップの粘りに唐突感があるんですよね。

後、ショックアブソーバーの減衰力ももう少しあるともっと粘り腰になるんじゃないかなと思いました。
車高調などで減衰力調整が出来る方は色々試した方が良いと思います。
まあ、スプリングとの兼ね合いもあるので一概に減衰力を上げた方が良いとも限りません。
下げた方が良い場合もありますので。

ワインディングなのでピクピクした感じは目立ちませんでしたがフルサーキットなどに持ち込んだ際にはその辺が出てきそうな気がしました。

街乗り、ワインディング中心でたまにミニサーキットっていう使い方には特に問題はなさそうですね。

純正の足でも効果は感じる事が出来ると思いますがスタビライザー系のパーツなのでスプリング＆ショックアブソーバーを決めてからの方がより良い効果を得られると思います。

また何か感じたりできたら追記します。

－－－－－2013年1月16日　追記　ここまで－－－－－


関連情報URL：http://www.sco-squ.com/parts/parts.html