図工が２、理科が５（その5）

内容が読者置いてけぼりなこのシリーズ。とりあえずひと段落かな。

ROKKOR 135mm2.8の試し射ちと次の実験。
以前の日記にも書いたように、改造によって本来のレンズの取り付け位置より少し（2mm程）離れているため（フランジバック合わないという）無限遠までピントが合いません。逆に元々より近くのものにピントが合わせられます。
ただし、無限遠側を損する量より最短側を得する量が極端に少ないため、結論から言うと1.5m～∞だったフォーカス範囲が1.45m～15m位になった感じｗ。

という訳で、試し撃ち。

F2.8。意外とボケが良い感じ。写りも自然だし、結構お気に入りレンズになるかも。2000円のくせに良いぞｗ。

因みに最長撮影距離はこんな感じ。

近っ！広角レンズならコレくらいの距離でも充分画にできるのですが、135mm（フィルム換算216mm）の望遠単焦点レンズで15mしか離れられないってのは、キビシー。
なんか、山を目の前にした登山家精神が湧いてきます(爆)。使いこなしちゃる。

因みにF22まで絞るとこんな感じ。

何とか無限遠までピンが出てるような出てないような．．．

ただし光学ファインダーは全く見えないくらいの暗さになるので、ライブビューでの撮影が現実的かと。

因みに上の三枚は同一条件で露出補正なし。EOS kiss X4は本来開放絞りで露出を決めてから絞り込んでシャッターを切るため、マニュアルレンズの実絞り状態で撮影すると露出が狂います。

見込んで補正するなり、プレビュー見て撮り直すなりすればいいだけなのですが、今回はあえて撮って出しです。
以前借用試射したCONTAXの50mm/1.4は開放のみおかしな露出になりました。


さて、次の実験。
なかなか深いレンズ沼にハマるだけの財力がないので、今まで大口径(比較的ねｗ)望遠単焦点レンズを持ってませんでした。
手に入ったらやってみようと思ってたこと。

絞り開放でピントの外れた点光源を撮ると綺麗な丸ボケになります。

こんな感じ。

コレを絞っていくと、点光源は絞りの形に変化していきます。絞り羽根が6枚なら六角形。
CONTAXの50mm/1.4なら独特の手裏剣型。
レンズによっては絞りんトコにハートマークの穴があいた板を入れられるようになってるものもｗ。

しかし、レンズ前面にそんなものをつけると当然ケラレます（もちろん実験済みｗ）。
しかしコレが大口径望遠単焦点レンズでしかもAPS-C専用じゃないレンズなら！ケラレない範囲で光軸をさえぎり、点光源を作れんかな、と。

さて取りいだしたりまするは、100均で買った黒い紙に100均で買ったクラフトパンチ「クローバー型」。

黒い紙適当に切ってクローバー型の穴を開けます。端あきが足りないので紙を付け足します。

で、

ハイ、出来上がり(爆)。

ホントはジャンクのステップアップリングあたりをフィルタ枠として買ってきて作る予定だったのですが、ジャンクは水物、先週あったリングは売り切れてました(泣)。

で、実写してみると、多少周辺減光は発生しますが、ケラレません。

上述の試射には当然コレ持って行ってました。



こんな感じ。200円の冗談フィルタとしては笑えるかと。
あらためてちゃんとした(？)クアドリフィルタを作ってみようかな？
それにしても135mm単焦点、この構図を引き出すのに20分位かかりました。難しい～。