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ただのコンセプトカーではなく実走できたんですね。
最高出力は500ps以上なのに3リッター/100kmの燃料消費量と70g/kmのCO2排出量って本当かな？

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ポルシェ918スパイダー、プロモ撮影の現場
　今年3月のジュネーブショーで披露されたポルシェのハイブリッド・2シータースポーツ「918スパイダー」の最新映像が動画共有サイトに掲載されている。撮影地はカリフォルニア州のモントレーで、どうやらプロモーションビデオの撮影のようだ。

　918スパイダーは、レーシングカーのハイテク技術と家庭用電源で充電できるプラグインハイブリッドシステムを組み合わせた「未来のポルシェ」のシンボル的な存在。ミドに搭載された3.4リッターV8エンジンはレーシングカー「RSスパイダー」の進化版で、最高出力は500ps以上、最高回転数は9200rpmにまで到達。電気モーターはフロントとリアに1つずつ搭載され、合計で218psを発生する。

　これら超強力なパワートレーンにより、0-100km/h加速は3.2秒、最高速は320km/hをマークし、ニュルの北コースを7分30秒を切るラップタイムで走り抜けるという。その一方で、最長25kmのEVモードを備え、3リッター/100kmの燃料消費量と70g/kmのCO2排出量というコンパクトカー並みの燃費性能を実現している点にこのクルマの真価がある。

　そんな918スパイダーの価格は、5700万円程度に設定されるとみられる。これはポルシェのなかで最も高価な設定だが、ポルシェ・ジャパンの非公式情報によれば、すでに全世界で2000台（！）のプレオーダーが入っているという。セレブからの注目度もかなり高いようだ。