タイミングベルト交換 六

タイミングベルトを入れたら、テンショナーを取り付けます。テンショナーの片側の穴は、エンジンから出ている1cm位のポッチに嵌めます。

テンショナーを画像のように、マイナスドライバーでベルトに張力を与えます。
整備要領書（PDF）では、ウォーターポンプとテンショナーの隙間が約6mmになるように、となっているので、メガネレンチ（約5.5mm）を差して仮締めします。

そしたら、クランクボルトを入れてギアのソケットを外して、クランクを時計回りに2回転回します。
回したら、クランクとカムシャフトのポンチがそれぞれ合っているのを確認します。









が！！純正ベルトの場合なのか、6mmではタイミングベルトが張りすぎます。古いベルトの張り具合を確認していませんでしたが、それでも張りすぎているような気がしました(^_^;)

でも、整備要領書（PDF）はそう記載してるし．．．

不安でしたが、とりあえず最後まで組み上げました．．．



駄目だったらやり直せばいいんです！(爆




結果やり直すんですが（笑

テンショナーを本締めします。締め付けトルクは39±7.8N.m（400±80kgf.cm）です。

緑矢印のセンサーも付けますが、これから付けるシグナルローターの爪？が当たる可能性がある（オラはセンサーを上げて付けたせいで当たりました）ので、ちょっとの差ですが一番下がった状態で付けた方がいいと思われます。

カムシャフトボルトとクランクボルト締め付けのため、画像のように、ギアにソケットを噛ませます。今度は時計回りに締め付けるので、上の方にソケットを固定します。

ソケットが外れやすいので、右手でソケットを押さえて左手でカムシャフトボルト（本当はクランクシャフトボルトの方がいいはずなんですが、テンショナー付けたので少し位大丈夫だろう．．．と勝手な判断しました）を回しました。

ロックしたら、緑矢印のカムシャフトボルトを本締めします。締め付けトルクは、98.0±10.0N.m（1000±100kg.cm）です。

黄色矢印のシグナルローターも取り付けます。締め付けトルクは、5.0±1.0N.m（50±10kg.cm）です

取り外した画像はありませんでしたが、タイミングベルトカバーを付ける前に、クランクシャフトに画像のフランジを付けます。
向きは、緑矢印の凸凹がある方がスプロケット側になります。

タイミングベルトカバーを付けますが．．．




汚いので洗ってから付けることに。


乾いたら取り付けます(^^)締め付けトルクは、5.5±1.65N.m（55±16.5kg.cm）です。レベルゲージが１ヶ所とまるのと、配線の止め忘れに注意します。

クランクプーリーを付け、ボルトを締め付けます。
締め付けトルクは、98.0±10.0N.m（1000±100kg.cm）です。

ウォーターポンププーリーを取り付け、仮締めしてオルタベルトを付けます。張力はタイヤレバーで。外した時と同じくらいの張りでいいと思います。