ATF交換
目的 |
修理・故障・メンテナンス |
作業 |
DIY |
難易度 |
初級 |
作業時間 |
30分以内 |
1
準備と考察。
交換量は8L。
取説には左画像の様に『 ドレン約1.7L / 総量約3.76L 』と記載されています。
量的には総量の2倍以上を使用しますが、下抜き・継ぎ足しでの交換になるため100%交換は出来ません。
余らせないように8Lを使い切るには・・・ドレン量約1.7Lを
1.6Lとして5回の投入(4回の入れ替え)としました。
計算上では約97%の交換率になりますね・・・微妙な数値w;。
2
道具など。
画像は漏斗ほか100均TOOLsと新聞紙&ペーパータオル。
注入には12ミリ径の耐油ホース40センチを使用。
廃油処理BOX。(地域ルールによってはNGの場合があるので注意)
使用したATFはスピードハート謹製フォーミュラストイックATFです。
使用量は8L。
3
作業的にはいたって簡単な方法となります。
オイル交換を何度も繰り返し、その都度ミッション内に新油を循環させる作業です。
エッセのATはドレンボルトが見えやすい位置にあるので、エンジンオイル交換が出来るスキルをお持ちなら十分に可能でしょう。
4
作業開始。
先ずは下抜き作業。
走行直後は油温が高く危険なので必ず冷めた状態で行う事。
自分の車高なら、寝転べば余裕で作業できます。
右上画像は約18000km後のAFTの状態です。
透明感は無くなっていますがメタルパウダーは少な目でした。
撹拌されてオイルパンの磁石に吸着していると思われます。
下画像は新旧オイルの比較。 左がドレンで右が新油。
汚れてはいますが・・・まだ行けそうな感じではあります。
5
新油を投入します。
漏斗を囲むように新聞紙で養生をしてます。
ゆっくり落ち着いて入れられるように漏斗は小ぶりなのを使用。
計量カップを使い1.6Lを投入します。
投入を終えたら新油を循環させます。
アイドリング1分 ⇒ R・N・D・3・2の各レンジで20秒 ⇒ アイドリング10秒の1セット。
1分放置後にドレン ⇒ 新油投入 ⇒ 新油の循環を1セットを繰り返します。
今回は計4回行う事になります。
6
規定量確認。
5回目の投入をし循環1セットを終えたら油量の確認をします。
この時はまだ漏斗を付けたままでホースのみ外しておきましょう。
アイドリングさせ、PまたはNレンジでレベルゲージを確認。
循環作業をしただけなので油温はほんのり温かい程度だと思います。
オイル量はCOLDの上限に留めておきましょう。
入れ過ぎは高温時にオイルブローの危険性が増すので要注意です。
画像は交換終了後のオイル。
97%の交換率なので新油同然になってますね。
7
試走と最終確認。
交換が終わったら早速試走に出かけましょう。
交通量の少ないところでD・3・2の各レンジを使い低速走行します。
後は一般道を通常速度で10分程走行します。
停車してアイドリングのままPかNレンジにして油量を確認。
COLD上限からHOTの範囲にあれば規定量です。
この後100ccの継ぎ足しでピッタリだったので、取説の記載は略合ってます。
新油がクラッチのフェーシング材に馴染むまでは少し時間が掛かると思います。
とは言え、滑らかさは直ぐに感じ取れましたv。
8
※ これらの作業はあくまで自己流であり、方法に不備があるまま作業に至っている可能性があります。
参考にされる方はその点に留意して頂きますようお願いいたします。
※ 循環時間や数量に関する数値は大まかな計算ですので、正確な数値が気になる方はディーラー等の専門店にての交換をお勧めします。
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