第51回＆第45回 長島杯小学生ソフトテニス秋季大会②

昨日に引き続き長島杯。
本日は団体戦。

男子Bのみサンパーク吉井会場にて、ワタクシがベンチ入り。
男子Aと女子のA・Bは総合グラウンド会場となっております。













男子Bは４者リーグで１勝２敗の結果。



















『二人で一本』

をこの実戦の中で沢山出せました(^^)v
保護者の皆さんも大いに盛り上がった様子(ﾟ∀ﾟ)


困った点はポジショニングに変な癖のある子が複数名おり、以前から修正させようと必至こいて説いているのだが理解できないみたいで…(;-_-)
ジュニア指導の難しい面でもある…。

もっともっと口喧しく言うべきなのかなぁ…。





こちらの会場で解散をしたのが正午過ぎ。
慌てて弁当を食べて総合グラウンド会場へ向かう。






既に

男子A：４者リーグ２勝１敗で敗退
女子B：３者リーグ１敗１分で敗退


となっていたが、女子Aが2勝と可能性を残し戦っている最中でした(ﾟ∀ﾟ)






















ファイナル勝ち！！




これで４チーム中３チームが２勝１敗となり、しかも勝利数も６勝ずつと３チームが全く横並びになった。

強豪の下山門の監督さんも挨拶後に気になっておられる様子で、









暫くして、、












シャカシャカシャカ・・・










チーン。。










下山門A（福岡）：＋１
桜B（佐賀）：±０
さざA：－１







何と２点差で僅差の３位に(；・∀・)



２点差というのはワンプレーです。



『ごっつぁんボールをミスったら２点の損』
（本来入るべき１点が消えて相手に１点が入る）


とはよく言うけれど、まさか…ね。。

でも子供達には『１点の大切さ』を説くにはこれ以上無い生きた教材になることでしょう(^^；


そして、３位という結果は、

『まだまだ何かが足りないというメッセージ』

と好意的に受け止めて、次の目標を見据えて努力を継続していきましょう！











最後に。。
ワタクシみたいな若輩者が申すのは差し出がましいのは承知で…。



ジュニアの指導者たるもの、勝利のみを追及する姿勢はどうかと思う。
その割合は、中学・高校とステップを踏む毎に増やしていけば良いのでは？
もう少し健全育成の方向にも目を向ける方が増えて欲しいし、細かく言えば小さいうちからマナーアップに努めることも大事なことだと思うのだ。それが先々のソフトテニス競技者全体のモラルアップに繋がるのだから。



例えば、


○大きくフォールトしたボールをバカ打ちする（隣のコートまで行ったり…）
○サーバーへのボールの返球がバカっ速だったりノーバウンドだったり
○審判への態度が敬意を欠く
○相手選手への態度に敬意を欠く


このような行為を悪びれずにやる選手が散見された。


間近に居る監督は選手を咎める事もせず、ただ勝つための戦術や相手の弱点探しに一生懸命な方がおられたのは残念なことであった。
『勝利』というのはもちろん大きなテーマであるし１ポイントへのこだわりも分かる。しかし小学生の大会であるからして、小手先のテクニックによる１ポイントよりも先を見据えたスケールの大きいスイングを学ばせたり、更に大切なのはルールを熟知してマナーを守るという行為ではなかろうか。

そんな中、昨日の個人戦男子第１シードの大牟田リトルの選手は実に爽やかであった。
全国で実績を積んで身に付いた所作なのか、それとも元々そのような指導者の下で鍛えられたのであろうか、礼節を重んじる姿勢が伝わる行動は、客観的に見ている観客でさえも思わず主観的に応援してしまうほどの素晴らしいペアだと唸らされました。

我がクラブ生もまだまだ未熟ではあるが、礼節を重んじる姿勢は大いに見習い、そしてソフトテニスのマナーについても諭していきたいと、改めて思うのであった。