最初に結論を言います。
サイコーでした。ありとあらゆることが、何もかも。
今回、帰りの道中の第三京浜の左端車線を制限速度で快走しながら(爆)、思い浮かんだコトバか2つ。
『一期一会』
そして
『木を見て森を見ず』
・・・
本日の早めの行動が功を奏して、目的のグッズはそれこそ余すことなく、前人未踏の○諭吉以上を惜しげも無くサイフから取り出して無事ゲッツし、パーキングスペースも横アリにほど近いところを確保できたこともあり、キャップ、Tシャツ、タオル等を含めたグッズをカンペキに装備することも出来、盤石の体制であったものの、会場入りして席についたところから、いいようも無い不安感に襲われておりました。
言うまでも無く、ここ数日のニコル事件のあれこれです。
ところが、悶々とするワタクシのココロを、たった1秒で払拭してくれた救世主が現れました。
ワタクシが席について5分後くらいにイキナリ。
『スンマセン、どうも、誰ぺん(ファンの意)スか?』
びっくりして顔を上げると、そこに若い男の子の二人組が。
通路からワタクシを越したお隣の席のお客でした。
あまりの唐突さに、やっと声を絞り出して、
『す、スンヨン・・・ぺん・・・ですけど・・・』
すると、突然彼らはコンサートの最中の声援と見紛うようなボリュームの声で
『やっっったーーーーーーーーーーっ』
と叫んだのです。
何か『やったー』なのか、よくは分からなかったのですがw、要するにその二人組もスンヨン推しで、単純にちかくに仲間が居たのが嬉しかったようです。
イキナリ超フレンドリーな展開になってしまったがゆえに、この先何も話さない訳にはいかんな。
そう思ってイロイロ聞いてみました。
『キミら、大学生か高校生?』
『高校っス。今日授業があったから今来たばっかなんス。何時に来たんスか?』
(またしても高校生男子グループw。もはや完全にワタクシの定番です。常に偶然なんですが)
『自分はお昼前だけど・・・』
『すげー、さすが』(なにかサスガなのかw)
『あ、でも、こっちも仕事休んでるからね。チケット取れた翌日には申請してたものwww』
『ところで、キミら、生でKARAを観るのは初めて?』
『そーなんスよ~、もうずっと前から楽しみで楽しみで・・・、何回も観てるンすか?』
『そーだな、もう、よーく考えないと、たまに回数を間違うくらいは観てるかなぁ』
『す、すげー』(そんけーのまなざし、若干鼻伸びるw)
・・・
『ところで、この目の前のちっちゃいステージに、途中で来るんですよね?』
(※今回、後方ステージがなんと目と鼻の先10メートルの、短時間限定ウルトラドリームシートw)
『おー、来るよ。だから、キミらのコンサートも残念ながらそこまでだね。』
『??? な、なんで(汗;)』
『そのタイミングで失神して、気が付いたら終わってるからさ(爆)』
『どっかーん』 (いや、実際には90%程度のウケ具合だったな(^^;))
てな、会話をしていると、すっかりリラックスしている自分に気が付きました。
彼らの、ただ純粋に『KARAが好き。スンヨンが好き』。それ以上でも以下でもない、何の雑音にも冒されていないピュアな気持ち。ココロが洗われました。
・・・
そんな、こんなで幕が開き、隣の高校生にまけじと、今までで最も沢山『スンヨ~ン』と叫び、そしてもっとも、単純明快に熱く、楽しく、盛り上がりました(and 腰振りまくり・・・ばく、あっ、否、ばか)。
(叫んだ割合は、スンヨン2に対して、他のメンバ1くらいの割合でwww。そのくらい今回は、かなりの回数、ニコルやジヨンにも声援を送った)
これですよ、これ。
いっぱしの芸能記者気取りで、ブログにカタイ文章なぞ書いているうちに、ココロがすっかり加齢臭と皮脂汚れでべとべとになってたワケです。
楽しみながらも猛省しました。オマエは一体何をやってんだと。
スンヨン奇蹟の1秒握手のときもしかり、ホント学ばないダメだオトナだ(爆)
いつも、こまかいことばかりに目が行って、KARAを、スンヨンをともすればいびつに楽しんでる自分がいる(ちょっと言い過ぎかw)。
それもそれでアリとは思うけど、その代償に何か大きな喜びを失っているような気がしてきました。
コンサートを音楽を楽しむってこういうこと。プロの評論家じゃないんだから、何一つ身構えることは無い。
それを、今日、高校生の彼らに教えられました。
・・・
幕が開く前に、一瞬ニコルの件のハナシを振ろうと思ったケド、やめといてヨカッタぁ。
彼らにはまったくカンケーないからね。そんなの。
モチロン『そんなの』っていうほど軽いことではないのは分かってる。
でも、今日のステージを観て、少なくともやってる最中は『そんなの』って思える程、それはそれはスバラシイものでした。そして、何よりもKARA本人達の、『サイコーのステージをKAMILIA達に魅せるんだという意気込み』。いままでになく彼女らが大きく頼もしく見えました。己のケツの穴の小ささが恥ずかしくなるくらいビッグな志でした。
ここでは詳しくは書けないけど、セトリの意外性(主に順序的なとこ)、特にソロコーナーでの各メンバの選曲の妙(ヒントナシでは、答えに近い線すら絶対にたどり着けないほどの意外な曲ばかり)とスバラシイライブパフォーマンス。
めちゃくちゃカネ掛けたってほどではないけど、とてもキレイなステージセットおよび演出コンセプト。
『森』を観なければ、その全てを余すこと無く堪能することはできなかったに違いない。
付け加えると、会場も、ここ数日のあれこれに関して、まったく我関せずという雰囲気で、心配されたネガティブな声援(ニコル~、やめないで~的な)は一切聞こえてこなかったし、ことさらニコルだけ妙に声援が多いということもなく、過去のライブとおんなじいつもの雰囲気でした。
それは、グッズ列に並んでたときから、既に感じてはいましたが。
・・・
閉幕後、それぞれ汗でデロデロになった手を拭うことも無く、お互い名前も名乗らなかった彼らとがっちり握手を交わし、
『またいつか、KARAのコンサートで会おう。 もし、今日とてもカンドーしたならば、これからもずっとKARAのこと、好きでいてくれよな』
『とーぜんス、もちろんっス』
顔からはみ出してしまいそうな満面の笑顔で彼らはそう答えてくれました。
・・・
明日、彼らは朝教室で一番に話す話題は楽天勝利でしょう(核爆)
いーんです、それで。それがPUREというものw。
二番目はサスガに今日の横アリの話題であって欲しいが。
そして、一週間後には、まったくKARAなんて口に出さなくなってるやもしれません。
いーんです、それで。
今日ワタクシのすぐヨコで彼らが味わった喜びは決して嘘ではない。たまに顔を見合わせながら『スンヨ~ン』て一緒に叫んでたんだから分かりますよ。KARAに会えてどんだけ嬉しかったかってことが。
ワタクシは、今日出会ったA君B君、そしてもちろんツアースタッフも含むKARAに
『今、贈りたい「ありがとう」』 の気持ちでいっぱいです。
おまけ:
ダメなオトナその2、奇蹟の散財。
特にキャップとパーカーでかなりの打撃でしたw。
そして、既に着ちゃってるのでひとつ写ってないが、ツアーTシャツ3種類全部買っちゃったし。
あ、カレンダー写すの忘れた(爆)
■チバ支部長、サイタマ支部長へ
ということで、スーアリはもう想像を絶するカンドーになると信じてます。世間の雑音がこれ以上大きくならぬよう祈っていてください。たとえそうだとしても、KARA本人達はそんな不穏な空気をまったく感じさせない、カンペキでスンバラシーステージを魅せてくれるハズです。
ところで、賞与は通常通りの商品を現物支給いたしますwww。
(今回の目玉は、超貴重なライブ直後に直ぐプリントされた本日の生写真・・・とーぜん横アリ敷地外の露店ですが)
但し、これ以外に欲しいものがあった場合は、スーアリのとき自分で買って下さい(爆)。
おすすめは、ちょっと高いけどツアーパンフレットです。A4よりちょっとデカイ?写真、中身の文章、文句なくすばらしーです。もちろん各メンバー4ページ割いて(写真かなりイイ)、今までのコンサートや今回のツアーの抱負を語ってます。
お
わ
り