ワイパーモーター交換4度目 (その3)

次はステッピングドリルにビッドを交換して12φまで攻めてみます。

ステッピングドリルの最先端は4φ。
数秒回転させると、あっという間に12φ前後まで進んじゃいました。

拡げ過ぎたかと思った～。

仮付け。

スイッチ本体の円筒部がほぼキツキツで、微妙にイイ感じ。更にどちらのスイッチにも締め付け用のワッシャ（薄手のナット）が付いており、締めるとしっかり固定されます。

この円筒部に製造過程で発生したと思われるケバが立っていました。もちろん、カッターナイフで除去。

この絵はですねぇ～、各スイッチが
1)頭から挿入するのか
2)足元から挿入するのか
を識別したモノです。

右側の赤いプッシュスイッチは足元（配線）から通していかねばなりませんが、左手のトグルスイッチは頭から通していかねばなりません。

何が言いたいかというと、スイッチから先のハーネスの延長について、トグルスイッチはハンダ付けしてもスイッチ本体を抜くことはできますが、プッシュスイッチはギボシ端子化しないとパネルから抜くことができなくなります、っていうことですね。

それでは各スイッチの役割と配線レイアウト。

1)トグルスイッチはワイパーのオンオフを切替します。トグルなので自動戻りはありませんので”カチッ”とスイッチが入るとずっとマイナス導通し、オフにするまでリアワイパーは作動し続けます。

2)プッシュスイッチはいわば”ミスト機能”で、自動戻りです。チョイ押しでワイパー1往復となります。スイッチを押し続けるとずっとマイナス導通し、指を離すまでリアワイパーは作動し続けます。

トグルスイッチもプッシュスイッチもワイパーモーター本体から来たマイナス線を分岐したもので、それぞれ別個にボディアースされています。どちらのスイッチをオンにしてもリアワイパーは動作するので、配線的にはOR条件となります。

リングを締め付けて完成です。