DIXCEL KD type  

【総評】
ディクセルのブレーキローター、KDタイプです。
軽自動車用にラインナップされているもので、L880Kも適合があります。

中古で我が家に来てから1年が経過したコペン。
前回の車検のデータから、ブレーキパットの厚みはほぼ新品でしたが、
おそらくディスクローターは新車時から変えられていないのか、
ハウジングが完全に錆びており、ディスク面もレコード上になっておりました。
また、走行すると、おそらくパッドの角などが錆びたハウジングに当たり
「シャリシャリシャリ…」と音が鳴る状態。
クローズだったら気付かないですが、オープンにすると耳障りな感じで
コペンのオープンドライブの楽しさをスポイルする要因となっていました。
上記から、見栄えの面からも、ディスクの劣化具合からも、
もう交換時期と判断し交換しました。

性能自体はPDタイプとほぼ同等のようですが、ディクセルのHP上では
PDタイプの対象ステージがストリート/スポーツ走行となっているのに対し
KDタイプはストリートとなっているので、よくて純正＋α相当だと思われます。
しかしながらPDタイプが12900円に対し、KDタイプは6500円なので、おおよそ半値。
それでいてハウジングに防錆コーティングもされています。
当方のコペンは街乗り・ドライブ快速仕様なので
ローターに特段のスペックは求めていない中、
高品質なディクセルクオリティをコスパ良く使えるのはとても有意義です。

交換後は当然ながら気になっていた「シャリシャリ音」は消えました。
交換したばかりなので、まだ当たりもついていませんが、
なんならあたりが付いていない現状でも、今まで使ってた古いローターより
初期制動もしっかり出ている気がします…

ビジュアル的にもサビサビだった見た目が、
最近の車のような防錆塗装が施された状態になったので少し古臭さが減りました。
ただ、こうなるとブレーキキャリパーも古い車特有の茶色っぽい色なので、
シルバーかそのあたりで塗装したくなります。

総じて満足いく買い物でした。
少数だとは思いますが、ローター１回も変えてないよ、って方はお勧めです。

【満足している点】
ブレーキローターのリフレッシュが出来た。

【不満な点】
特になし。