リヤ・ハブボルト取替（それに絡み、色々な取替）… （1/2）

さて、昨年の走行会前整備で破断・破損したリヤ・ハブボルト。
リヤ・ハブボルトの取替が車載状態で出来ないのは、ブログ

https://minkara.carview.co.jp/userid/752440/blog/43501218/

に記載した通りです。

この時は、応急処置にて対応しましたが、あくまでも応急処置。
恒久にするためには、ボルトを取り替えるしかない。

ってことで、ハブを外します。

リヤをジャッキアップし、リジッドラックを掛けて、先ずは安全確保。

次にタイヤを外し、写真の状態にします。

さて、いきなり最初の難関。
センターナットの取外し。
このセンターナットは、300N-m程度で締め付けられてます。結構なトルクです。
また、緩み防止のために、一部切り欠き部がカシメてあります。
従って、最初はポンチやタガネを使って、カシメを浮かせます。

で、いよいよナットを緩める訳ですが…これはもう、柄の長い道具に頼るしかありません(T_T)

ハンドブレーキをしっかりとして、緩めます。もし、ハンドブレーキが負けて回ってしまう時は、誰かに運転席に座って貰い、エンジンを掛け、フットブレーキをした状態で作業するとイイかと思います。

何とか、ナットは外せました。

その次は、ブレーキキャリパやブレーキディスク、ABSセンサを外します。

外した後は、外したナットを軽くはめ直し…

ロアアームのハブ側ボルトを緩めて、外しておきます。

あとは、センターナット部をプラスティックハンマで軽く打てば外れるようなことが、整備要領書には書いてあるのですが…

まったく、外れませんでした。

（写真にはブレーキ関係が付いてますが、実際は外しておく必要があります。後で写真撮り忘れに気づいて、このような写真になりました^-^;;;）

スライディングハンマーを使っても、びくともしない。

小一時間ほど頑張りましたが、人力では無理と判断。

デフギヤ側からドライブシャフトごと、外す事に方向転換。

ハブボルトを外す為にはハブを外す必要がある
↓
ベアリングなどの交換が確実に必要になる
↓
それには、油圧プレスが必要
↓
ディーラーなり整備工場に持ち込む必要がある

って感じなので、持ち込んだ先で、油圧でハブを抜いて貰うことに。

ってことで、ドライブシャフトとデフギヤの間にタイヤレバーやバールを入れ、テコの原理でドライブシャフトをデフギヤから引き抜きます。

無事に取外し完了。

あとは、ディーラー持ち込みです。