リヤ・ハブボルト取替（それに絡み、色々な取替）… （2/2）

さて、ディーラーに持ち込んだリヤアクスル＆ドライブシャフト。

ディーラーに依頼したのは…

1）油圧プレスを用いてハブを抜いて貰う。
2）（間違いなく、ハブを抜く際に破損する）ハブベアリングを抜き、新品を圧入して貰う。

です。
ですが、ディーラーからナカナカ作業完了の電話がない。

なんでも、ディーラー手持ちの油圧プレスでも、抜けない。
数人で人力（スライディングハンマ）作業を試みるも、やはり駄目。

過去、こんなにも外れないハブは無かった…今、苦労しているとのこと^-^;;;

「急ぐ必要はない」と連絡したものの、数日まっても外れない模様。

ディーラと話、最後の手段で落ち着く。

最後の手段とは…アルミのナックルを削って割るってもの。
幸い、リヤアクスル関係は、一式で予備を持っています。
だからこその、最後の手段。

でも…その前にナックルを焼いてみるってことで、その作業を了承。
結果、何とか外れたとのこと（苦笑）

アルミを焼く…若干、今後の強度に不安がありますが、まぁ、何かあったときには予備に交換すれば良いか（笑）

すったもんだあったものの、ついでにハブボルトも全数打ち替えてくれ、17インチ用のブレーキカバーも打ち込んで貰いました。

それで、作業工賃は…タダ。無料。
多分、かなり時間が掛かったからかな？
それとも、今まで4台、このディーラーから車を買ったから？

何はともあれ、嬉しい^-^

あとは、組み付けて行くのみ。

デフからドライブシャフトを抜いたため、この機会に、デフ側のオイルシールを交換。
旧オイルシールを抜く…ただこれだけの作業なんですが、作業スペースに限りがあり、以外と苦戦。
新オイルシールの打ち込みも同様。
一人での作業は、ちょっと無理っぽいです。二人で作業するとイイかと思います。

なお、作業スペース確保のためにマフラを一旦外すのであれば、一人でも可能かと思います。

アーム類のボルト、ブレーキ関係のボルトを所定トルクで締め付け、無事に完了

最後にセンターナットを所定トルク（300N-m程度）で締め付け、ナットの一部をタガネで潰して、作業完了。

元々はハブボルト1本が破損したことから始まった作業。

でも、この作業を行うに伴って、ハブベアリングやオイルシール等（詳細は、下の「関連パーツレビュー」参照）を交換したため、アーム類のピロを除いて、リヤ周りのオーバホールを行ったに等しい状態に（笑）

・・・作業の失敗談は、下記ブログにて（苦笑）

https://minkara.carview.co.jp/userid/752440/blog/43610554/

なお、今回の作業に伴う各部ボルトの締め付けトルクは、この図の通りです。

ブレーキ周りの締め付けトルクは、この図の通り。