からし色のレカロ 分解 洗浄 かなり古い 多分 ＬＸ ⑤

カラシーズ 第５弾
これもホントに長い事やってるなぁ･･･
と、自分でも思います。

私事なのですが 毎年 この時期は我が家の
車検シーズンで メンテ、夏タイヤ戻し等
色々あり 軽４が今度 車検なのですが
フロントガラスに飛び石喰らっちゃって
それだと車検が通らないかも知れない
との事なので フロントガラスも今 交換しており
なかなか 時間が取れず 合間ｘ２で暇を
見付けては作業しております。

余談、近況報告、愚痴ばかりで
作業工程１の画像の説明していませんでしたね。(;^ω^)

何をするかと尋ねたら？ ベベン！！
背もたれ、座面に先回 段取りしておりました
チップウレタンを貼り付けます。

僕のソアラに着いているＬＳ－Ｌは
３Ｍ（スリーエム）かなんかの
スプレーのりで貼り付けたのですが
あれ モノはいいんですけど
お値段が高いのが 難点のど飴なので
木工用ボンドで貼り付けます。

木工用ボンドと銘打っておりますが
説明書きの使用用途には『布』と
記載があります。

嫁さんが 裁縫とかクラフトとか好きで
よく使っており 実績は確認済みなので
採用致しました。

よくある マヨネーズみたいな容器のモノだと
量も少ないし 高いので お得用のサイズを
購入して参りました。

しかし 使い切るのに 何年掛かるんだろう？
それまでに固まってしまわないだろうか･･･

まぁ 結局 貧乏性なんですよね。
昔 まだ ナビもない頃 車で走ってて
道に迷うから 地図を買いましたが
基本 愛知県しか走らないのに 日本全体が
載っている地図を購入。
でも 価格の安い地図なので 大雑把にしか
載っておらず 結局 使わず仕舞い･･･

要は安物買いの銭失いってヤツですね

余談ばかりで すみません。
画像の説明しなきゃね･･･

ヘラは倉庫の中から適当に使えそうなモノを
チョイス。

ボンドは たくさんあるので たっぷり使用。

小売りのヤツだと 量が足りなかったかも
知れないので これを買ってきたのは
正解だったと思います。

ケーキのスポンジに生クリームを
塗っている感じですね。

で、先回 段取りしておいたチップウレタンをペタッと、貼り付けます。

お次は座面。
スポンジに仕込まれている表皮にテンションを張る為の
金属棒が先回の洗浄時に取れてしまった為
ついでなので ボンドで貼り付けておきます。

背もたれ、座面共 貼り付け完了。
数日間 放置し 乾燥、接着を待ちます。

段取りが完了していたと思っていたのですが
座面と背もたれを繋ぐ こちらの部品の
内側がサビている事を発見。

サンダーでサビ、塗装を剥がします。

いつもの焼き付け塗装。

以前も記載致しましたが ずっとヒートガンを
当てていると ある時を境に湯気や匂いが
します。
太陽光が背中にある状態だと 陽炎が発生して影が見えるので
それを合図に塗料を吹き掛けます。

１回塗ったら １０分くらい置いて
また 同じ作業を繰り返し ５～６回 塗ります。

焼き付け塗装は 塗料の貼り付きが強いですが
やはり 塗る回数が少ないと 塗膜も必然的に
薄いので ５～６回塗るのが お勧めです。

外の作業だったり 室内の作業だったり
色々 忙しくて すみません。

昭和家電色の背もたれフレームに表皮を
被せます。

内側左右に各４点タイラップを貼り付け
テンションを張ります。

ボンド乾燥に数日 放置した背もたれクッションに
表皮を張り付けます。

背もたれクッションに谷間に金属棒が
埋め込まれており そこに表皮のタイラップを
共締めして 縛るのですが
棒を潜（くぐ）らせるのが ちょっと大変。

こういう時は タイラップの先端を少し折ってあげると やり易いですよ。
（赤枠）

作業工程５で実施した金属棒をボンドで
固定したモノ。

これが なかｘ２ 乾燥せず ２～３日掛かったと思います。

倉庫の中で気温も低かったから 案配が
良くなかったのか？
太陽光に浴びたせれば もう少し
硬化も早かったか？

背もたれフレーム（赤枠 指差部）に
背もたれクッションを固定する部位が
ある為 クッションの裏側にタイラップを
通しておきます。

背もたれクッションに表皮を取付けて参ります。

ここでもタイラップを折り曲げる説明の
写真を撮っていました･･･

何日も経っているので もう忘れていました。

表皮の側面は純正だと 富士山型のタッカー針みたいなモノで取付けてありますが
専用の工具もない為 ちょっとダサいですが
ガムテープ留め。

湾岸ミッドナイトの３３ＧＴ－Ｒ編の
一コマで
『お前の溶接は綺麗過ぎる
一番 大事なコトはキレイさか？
溶接はバチッと くっつけるコトだろうが』
という言葉が浮かんできました

見えない部分やディテールに拘る事は
悪い事ではありませんし 僕も結構 やってしまうのですが
目的は 美しさを求めるのではなく
機能を正常に果たす事。

純正や 元の状態に拘り過ぎず 目的を
見誤らない様にしたいですね。

端を仮止めして 更に 端ｘ２を繋いで
表皮張り付けの強度を上げます。

裏側はカッコ悪いけど 表から見れば
キチンと綺麗に付いてますよ。

座面の谷間

こちらも 金属棒が外れてしまっておりました。

また ボンドを着けて 乾燥させて･･･
と、時間を食うのも嫌だったので
上記の対策をする為に ちょっと一工夫。

ドライバー形状で頭からケツまで
貫通している（要はパイプ）
名付けてストロードライバー
（勿論 アストロ製）

名前は僕が勝手に付けました。(;^ω^)

エンジンルームから室内（逆でもいいけど）に
配線を通す際 ゴムの埋め栓等の穴開けに
重宝致しますよ。

上段 画像 左から･･･
１、スポンジにブスッとストロードライバーを
刺して
２、先端からタイラップを入れ
３、ストロードライバーを抜き
４、反対側の少しズラした位置から
ストロードライバーを刺す
５、タイラップをクルッと１８０°
反転させ 金属の棒を跨いで
ストドラ？の先端にタイラップを差し込む
６、ストロボ（？）を抜く。

これでタイラップを縛れば 表面の金属棒に
テンションを掛ける事が出来る！！

はずだったのですが タイラップを締め込んでいくと スポンジにめり込んでしまう･･･

じゃあ 表皮のテンションを張る為の
棒を後ろ側にも設置すれば 解決するだろう！
と、即席でＳＵＳの針金を切って
宛がいました。

もう この時は 僕の中に何かが降りてきていましたね。

現地現物ですよ。
机上の空論じゃ これ 想い付かなかったと
思います。
案ずるよりも産むが易し。
携わっていると 色んな案が浮かんできますよ。
正解はないし 全部 正解！！

座面の表皮 取り付け。
予め １５０ｍｍのタイラップで準備しておりましたが
ちょっと 短く 作業性が悪かった為
２００ｍｍくらいのタイラップに変更。

長ければ 長い程 断然 作業性が良いです。

こちらも先端を折り曲げ 作業性向上。

座面、背もたれ完成。

逆光の為か すんごい汚く見えますね。
(-_-;)
実物は もう少し綺麗です。

この状態になり また やる気スイッチが
切れ 一週間 放置致しました。

軽４の車検が終わったら 一気に完成させたいな。

とりあえず ここまで。