シャークフィンアンテナへ換装2(アンテナ取外し2)
目的 |
修理・故障・メンテナンス |
作業 |
DIY |
難易度 |
初級 |
作業時間 |
3時間以内 |
1
CX-5アンテナの続きです。
アンテナ線は,屋根にクリップで固定されています。
ここも凹状になっており,取り外しは難航しました。
2
アンテナ取り外し後に撮ったクリップの姿。
ほとんど,壊したようなものですが(笑
形状はカプラーのところに似ていますが,幅が広かったり,肉厚があったりして,こちらの方が丈夫な作りになっているように感じます。(ここも自動車専用工具なら比較的簡単・きれいに外せると感じられます)
外してみてわかったのは,クリップとケーブルを固定しているのは,ビニールテープの類いであること。ここのクリップは,外したアンテナのケーブルに付いているので,当方は再利用しませんでした。結果論ですがテープをカッターで切ってしまった方が,作業的には全然楽だったと思います。(外す前に見た時は,暗いせいもあって,金属のバンドに見えた)
3
アンテナのベース部は,ナット(19mm)で固定されています。
作業的には(当方は持っていませんが)いわゆる首振りギアレンチがベストだと思います。メガネを試みましたが,当方のKTCメガネ(21Cバージョン M5シリーズ)はオフセットが足りなくてダメでした。
結局,ソケットレンチを使いました。
(ソケットレンチのように高さのある工具は(トップシーリングの関係上)避けた方が良い)
4
取り外したナット(部品名 モーターアンテナ アース プレート)です。これはこれで一体化されており,ナット単品が外れることはありません。
写真の状態(天地)が車両に付いている状態になります。写真の手前側の欠込みはアンテナ線を逃すところになります。
5
アンテナベースの下側の左右に樹脂の黒いポッチ(=ロック)があるので,室内側から指でつまんで解除しながらアンテナを上側に押し上げて,車外側から引き抜きました。
6
アンテナの比較
ケーブル長はCX-5用が,やや短いです。カプラーの形状は,どちらも同じだったので,CX-5のアンテナはAM/FM用と思われます(≠GPS)。
後から測ってみたら,プレのケーブル長は約207mmでした。
余談ですが,CRのアンテナベースは52×66mm(当方調べ)になっています。アクセラ・CX-7やCWのアンテナベースは,もっと細長いです。CRはルーフ中央部が凹状になっているので,全長を抑えたのだと思われます。
7
アンテナ取付け部の比較
ダイソー ノギスでは,前後 約21mm,左右 約15mmで,どちらも同じでした。
どちらのアンテナも,取付け部の周りに円弧状の凸が4つあります。当方には,これがアンテナの脚に思えます。ここが脚になって屋根に接地しているのだと思われます。形状的に,回り止めのように見えますが,この脚に対するはめ込みは屋根側にはありません。よって,これが足なのだと推察します。
元々付いていたアンテナの脚の跡が屋根の塗装面に薄っすらと残っていました(撮影は試みましたが,写りませんでした)。
アンテナの底は,ゴムになっており,シール処理と思われる山型に一部なっています。ゴム底全面が屋根に完全密着するのではなくて,わずかに浮いた状態で保持される設計と推察します。
そういうことになると,難しいのが,締め付けの際のトルク量。
強く締める必要はなくて,ほんのちょっと,キュッとやる程度でいいのではないでしょうか?
そうでないと脚が屋根の塗装面に強く当たってしまいキズをつけることになると思われます。
(想像に想像を重ねますが)そういう風に考えると,ナットの上側がギザギザのノコギリ状になっているのは,喰い付きを上げることにより,きつく締める必要をなくしているようにも思えてしまいます。(第一目的はアンテナ逃しの欠込みを固定するためでしょうが)
(この箇所のトルク量をディーラーに照会しましたが整備書には載っていないとの回答でした)
8
ここまでの作業で使った工具。
必須なのは19mmナットをゆるめたソケットレンチ(ソケット+スピンナー,トップシーリングを開けない場合は首振りタイプでないと不可。たぶん)だけです。
(トルクを要しないので)ナットに斜めにかかっても良いというなら,19mmの両口スパナでもいけそうな感じです。
それ以外は,あれば便利なもの。
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