ジムゼ スーパーアクセルブラケット 取付け

写真左側が今回装着した社外品。

写真右側の純正品との違いは、それぞれの左下部分のU字ブラケットの位置。
純正品はフレームとツライチですが、
社外品はフレームから1cm以上延長されています。

このU字ブラケットが、アクセルワイヤー(≒今回のケースでは、スロットルバタフライの開閉を調節)の全開防止ストッパー的役割を果たしています。

社外品はこの『ストッパー』の位置を延長させる事で、純正品よりもワイヤーの引きしろを増やし、そうする事でバタフライの開度をより全開に近付ける為のアイテムです。
(※ファンカーゴのエンジンはアクセルベタ踏みの全開でも、スロットルバタフライの開度は8割くらいまでしか開かないメーカー側のセッティングでして、それに気付いたヒトが『だったら全開出来る様に…』と思い付いたのがこの商品。まさに【天才的発想】です)

交換前の純正品。

交換作業に際して、作業の邪魔になる吸気ホースを外します。

取付けるブラケット自体は、純正品を固定しておる2箇所のナットを外して入れ換えるだけの簡単作業です。

交換作業完了。
ナット2個に挟まれているU字ブラケットの位置が、2枚目の写真(純正品)とで違う(と言っても1cmちょいですが…)のが分かると思います。

U字ブラケットに対して右側のナットは緩めていません、交換前と同じ位置のままです。

対して左側のナットを、純正品を外す際に緩めてU字ブラケットから抜き、社外品装着後、U字ブラケットにはめ込んで締めました。(※ナットの位置を忘れない様に、交換作業前に元々のナット位置にてピンクのマーカーでチェックしておきました)

このマーカーによるチェックのおかげで、アイドリング回転数も交換前後で変わる事無く、余計なアイドリング回転数調整も必要無く、作業もすんなり運びました。

交換作業完了後、近所をぐるっと試運転しましたが、
『た〜のし〜〜!!Σ( °ᗜ° )ｳﾋｬｰ』
面白い程エンジンが吹け上がる事!!(笑)
「えーーーΣ(ﾟﾛﾟ;) ファンカーゴのエンジンってこんなにも軽やかに吹け上がったっけ!?」
と、想像以上の結果に吃驚です。
ヤバいです。普通の実用エンジンにも関わらず、アクセル操作がめっちゃ面白いです(笑)
(※まぁその分燃料消費もエライ事になりそうですが…(汗))

ハーフスロットルでも、アクセルの動きにリニア且つ瞬時に反応してくれます。
(※交換前は何処かモッサリ感というか回転数の頭打ち感が感じられ、キックダウンもしなかったり、してもツーテンポ程遅れてからという感じだった)

◤◢◤◢注意◤◢◤◢◤◢◤◢注意◤◢◤◢
この商品は、スロットルバタフライの開度を全開出来る様にする【だけ】のアイテムです。
これに交換したからと言って、
ターボやスーパーチャージャー装着、エキマニ交換といった様な、実馬力･実トルクが向上する事はありませんので、誤解無きよう悪しからず。
◤◢◤◢注意◤◢◤◢◤◢◤◢注意◤◢◤◢

でも、本当に良いですよ、これ。