モードドアアクチュエーター

さかのぼることおよそ半年、2023年の6月ごろに送風口が稼働しなくなりました。
記憶ではDEFから動かなくなって、不便でした。

左下のモーターみたいなヤツが主人公のモードドアアクチュエーター。
コントロールユニットの指令を受けて、押したり引いたりすることで上面の蓋を開閉する仕組み。

器用な方はつけたまま交換しているようですが、自分はハンドル下のパネルを外しました。
汚かったんで、中性洗剤でザバっと洗浄。

イナバウワーして運転席足元に頭を突っ込んで撮影しています。
モードドアアクチュエーターのブラケットがボルト3本で留まっていますので、外します。

カプラーの押すところが裏側にありまして、最初うまく押せず苦戦しました。

左　摘出したモードドアアクチュエーター
右　新品

ブラケットを新品に移植します。
だいぶ角度が違うように見えたのでの、アームをテキトーに調整。

テキトーに調整したのはこんな感じ。

取り付ける前に動作確認しました。

取り付けて送風が切り替わることを確認して一段落しました。

ちなみにダメなヤツをバッ直したらモーターは生きてました。
んで、御開帳してみたがギア割れなど目立つ不具合は確認できませんでした。

ここまで2023年6〜7月までのこと。

一つ前の整備手帳にあげた温度調整効かない問題が起きた時、「タッタッタッタ」と精神衛生上よろしくない異音が発生していたのだ。
その時に温度調整レバーをいじったらおさまったのて、エアミックスアクチュエーターからの異音だと思っていたが、真相はモードドアアクチュエーターからの異音だった。

ロッドをフリーにして部品取りで試すとへの字の頂点付近がやたら重い。
つーことは、アームの調整と組み方が若干ズレていて押しきるのがつらかったようだ。
半年ほど使って清掃した効果も薄れた程度で、パンタグラフの動きに支障をきたしたのではないか。

部品取りでバッチリ位置出しします。
DEF位置にパンタグラフを合わせて、ロッドに届く位置にモードドアアクチュエーターのアームを合わせます。

前回もやってますが、パンタグラフ稼働部は清掃してシリコンスプレーしときます。

車体に取り付けて稼働させる際は、コントロールユニット側もDEFボタンを押しておきましょう。

262,113km