片目点灯不良騒動から始まったお嬢のプチ近代化
どうせ取り寄せるのならと
ヘッドライトのバルブと同時に何種類かのLEDバルブも手に入れておきました。
前節にも記しましたが、LED化の主目的は消費電力の節約
電動ファン・空燃比計・ETC・ナビ
ヒーターも後付けしましたけれど
ブロアモーターは形こそ違えど元々ありましたからノーカウントで(笑)
現代車に比べたら微々たるものなのでしょうが、
お嬢にも本来なかった電装品が増えましたから、節約できるところは節約しておきたいですからね。
真っ先に思いつくのは夜間走行時の灯火類、
その最たるモノが今回のヘッドライトでしたから、それに付随する物も同時に交換しておくとしましょう。
とは言っても、
いきなりすべてのバルブをLEDにしてしまうつもりはありません
まずはライトONで点灯するものから
となればテールランプはマストですね
それに夜間における視認性=安全性の向上にも繋がりますから
是非ともやっておくべきでしょう。
白熱電球の醸し出す
なんとも趣のある雰囲気も捨てがたいんですけどね。
テールランプのバルブはブレーキランプも兼用のS25ダブル球
並行ピンの段違いタイプ
選択に迷うほど様々な商品がありましたが
いかにもLEDでございってな粒感は流石に似合わないでしょうから避けて
選んだのがこちら
ネットショッピングでの入手だったのですが
段違いと説明にはあるものの、この画からはどう見ても段違いには思えず…
でも到着したソレはちゃんと段違いでしたので一安心
それにしても紛らわしい
ネーミングセンスはどうかと思いますが(笑)
物的には作りの良い、かなりしっかりとした製品でしたよ。
ヘッドライトの時とは違い今度こそバルブの抜き差しだけなんだから何のドラマもおこらないゾって
左のレンズを外してみたら
材質がアンチモンなのでニキビ(年齢的に吹き出物と言ったらシバかれそうだ)は仕方がないとしても、リフレクター随分と汚れてないかい?
見ればレンズとの間に入るシールが無い、これが原因か。
テールランプのユニットは
デッドストック品を含め、これよりもう少し程度の良いUSED
何用か分からないからと格安で某オクにて売りに出ていたのもGETしてある、それらを今使うか?
いや、掃除すればまだ使える
新品を下すのは来たるボディのフルレストア(という名目での補強)までとっておくんだ
10数年
早ければ数年後には石の下に眠る身だというのにまだそんな思いが頭から離れないのは
自分ではダメだとしてもきっと次の世代がって そんな望みがあるんだろうな。
こんな完全に自分好みな魔改造しておいてから言うのもなんやけど。
終活云々はともかくとして、ライト片手に子細に点検してみれば薄汚れてこそいれど
決定的なダメージはない
真鍮のワイヤーブラシとブローガン、それにパーツクリーナーを駆使して
まあ、これくらいなら大丈夫でしょ
続投決定♪
左と違って右のユニット内部が綺麗なのは
こちらにはシールが入っていたから
けれど数十年の時を経て完全に弾性を失い石と化していました‥
左右を見比べればシール材の有用性は明白なので入れておきたいところですが
①リプロ品を探す
⇒すぐには無理&きっとお高い
②溝にシリコンコーキングして硬化後に薄く油を塗ってレンズを被せる
⇒溝から取る時大変&レンズ固着の可能性
③Oリング作成キットで作ったOリングをシールの代用として使う
⇒試してみないとわからないけど、これイイかも!!
お師さんからはゴム板から切り出す方法も提案されましたが、
最終的には③案が妥当だろうという事で一致しました。
で、その結果はどうなった?
そう期待した方がもしいたらごめんなさい。
これらはもし何も無かったら何で代用するかというシミュレーションで
実際には手持ちのデッドストック品からシールだけ外して使いました
この白いシール材
これに限らずキャレロには良く使われています
経年劣化が進んでいたのでしょうか
ゴムというにはスポンジーな感触でしたから、後生大事に取っておいて使えなくするよりも、まだ使える今使ってしまって正解だったと思いたい。
バルブを入れ替えて
結果次第では今後入れ替えることになるかもしれませんが
今回ウィンカーはタングステン球のままにしました
ウインカーないしハザードを出しっぱなしにする機会なんてそうはないでしょうし
出来ればそんなシチュエーションには陥りたくはない(笑)
というのもありましたが、一番の理由はウインカーリレー
それについては後述するとして
急遽思い立って交換してみたのがバックランプ
これもそれ程は使用頻度的に高くはないのですが
夜間帰宅した際に後退灯が明るいと有難いなってただそれだけの理由なんですけどね。
爆光を売りにする商品の多い中
消費電力と明るさとのバランスがちょうどよかったこちらをチョイス
早速点灯試験を
ポジション点灯時
ブレーキランプの点灯で光量が変わるかはガレージの壁に反射するのを確認して
(この時は人手がありませんでした)
うん、バックランプもなかなか明るい♪
バルブ入れ替えの為にレンズを外したついでに
これも綺麗に洗ってやろうかとしましたが、
観察すると経年劣化によるものなのでしょうか、着色が退化しているように思えます。
加えてどうやらこれはオリジナルではなくリプロ品
レンズカットや刻印の有無などに差異が見られます
ただよく見るとMILANOとありますから
これもMADE IN ITALYには違いないのでしょうが
ところで現在の手持ちにはこれの他にもう2種類のレンズがあります
一番右が現状の物で
左2つがデッドストック品
US仕様の赤一色の物があるといった事は聞いていましたが、
左の後退灯がオレンジというのはいったいどこ仕様?
お師さんに訊ねても「知らん」(そんなのどうでもいいだろ)
とのことで、面白そうだから今回はこれを選んだ結果
こうなりました
これで前後ともレンズが変わった事になりますね♪
今年はこの仕様でイタジョブに参加しようと思います
邪道だって石投げつけないでね。
さぁ、後はテスター借りて光軸調整したら
もう一つの電装系の懸案事項も片付けておかないと‥‥