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フラスカのブログ一覧

2024年05月11日 イイね!

レトロフィット 2

レトロフィット 2前節・前々節では灯火類(ライトバルブ)のLED化について記しました
これはその補足となります。




ライトON(含スモール)で点灯するところ

お嬢のライトスイッチはプッシュ・プル式

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1段引いてスモール点灯

この時にフロントのウインカーも兼ねるポジション灯とテールランプ・ナンバー照明
それにこれはオリジナルの配線とは異なるのですが
ウチのお嬢ではメーター照明も連動して点灯するようにしてあります。

そこから捻ってもう1段引くとライトON
リレーを介してロービームないしハイビームに通電し
メーター内のライト点灯を示すインジケーターと
ハイビーム作動時にはダッシュボードに備え付けられたインジケーターも光らせます。

ちなみにハイ・ロー切替のディマースイッチは
年式(仕向地?)によって足踏み式(英車にも多用されているおかげで安価なルーカス製)か

たかがこんな物がなんでこんなに高いんだ?って
今一つ納得のいかない(笑)キャレロ製のコラムレバー式の2種類ありますが
お嬢のそれは前者の足踏み式であります。

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回りくどくなりましたが、冒頭に戻ってライトON(含スモール)で点灯するところ

左右ヘッドライトのバルブ これはH4

テール/ブレーキとポジション/ウインカー これら4個がS25のダブル

メーター照明3個とナンバー灯
これがちょいと訳アリで未確認なのですが、オリジナル配線図によれば
12V5Wの物が2個使われている事になっています。
それにインジケーターの2個
計7個のこれらがBA9S

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なんでレンズカバー外して確認していないかと言えば
後付けした縦長な日本のナンバープレートが邪魔でドライバーが真っすぐに入らない&
カムアウトし易いマイナス頭

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封かん外すのもナンバー灯自体を外すのも面倒なので
球切れするまではそのままにしておこうとナンバー灯の2個(?)は早々に先送り
(笑)

メーター照明と各種インジケーター類は
ダッシュボード下から手探りでソケットごと引き抜けばいけるかなとまさぐってみれば
行く手を阻むダクトらしき物の手ごたえが‥

そうか、
ヒーター後付けしてもらう時にデフロスターちゃんと効くようにして!!ってお願いしたんだった
それの配管か。

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これはやっぱりダッシュ下に潜り込まなきゃならないね。

健常な頃ならヒールプレートの上にクッション代わりの毛布敷いて
逆エビに反り返って体を滑り込ませ作業していたけれど
不自由な身体の今そんな事をしたら最後、間違いなく自力では出て来れない自信がある(笑)

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なので横着せずにシート外しました

この後、毛布敷く前にヒールプレートも外してクリーナーかけましたが、
どうせなら水拭き&ワックスがけ(フクピカ)までやっておけばよかったと今になって思うも後の祭り‥

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シート外すとフロア切ってでもエンジンに次ぐ重量物(人間)の搭載位置を少しでも低くしようとした涙ぐましい努力の跡が良く分かりますね



パイロットランプ不点灯の原因は、
てっきりコイツ

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前科持ちのソケットというかバルブホルダー

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不点灯とは言っても、たまに点灯する事がありますからヘッドライト同様アース不良の線が濃厚です。

メーター本体のアース不良という可能性もありましたが
メーター照明が点灯している時点でシロ
おまけにコイツは前科持ちとくれば、犯人と決めつけられても仕方がないでしょう。
‥‥ところがこれが冤罪だったのですよ

ボディアースした検電ペンをこの抜いたソケットに当ててフラッシャーを焚く
⇒反応なし

この時点で予備のホルダーと電球に入れ替えても良かったのですが、潜ったついで
リレーもチェックしてみる事にしました

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使われているフラッシャーリレーは3ピンタイプ

とはいっても直止めされる金属のボディがアースの役を果たしている訳ですから実質4ピンに等しいですね

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上のピンには +
時計回りに L そして Pと印されています。

私の素人配線では、ヒューズボックスを経由した常時電源を+に
Lはウインカースイッチへと繋ぎ、そしてPをメーター内のパイロットランプに入れてあります。

車載の状態で検電ペンをそれぞれの端子に当ててみますと
ウインカーレバー中立の状態で常時電源ですから当然+端子には通電しています。
次にL端子はといいますと、これにも通電しておりペンは点灯
ウインカーレバーをどちらかに倒せば各電球にまで通電し、リレーが作動してペンも点滅しだします
ここまではOK

さて問題のP端子はと、その状態でペンを当てても反応がありません
本来ならフラッシャーの点滅に同調して光るはずなのに端子の時点で通電していない、
真犯人はオマエか!!

パイロットランプ不点灯の原因がフラッシャーリレー本体にあったのは分かりましたが、
パイロットランプが点かないだけでフラッシャー自体は正常に作動しています。

それならばもちろんリレーは交換するとして、その前に試してみたい事があるんです

というのも、お嬢には見ての通りフラッシャーリレーは1つしかありません。

このリレーつでウィンカーも後付けしたハザードランプも賄っていますから、ウインカーの時とハザードの時では点滅間隔が違ってしまうのです。

それに輪をかけて今回はフロントのポジション/ウインカー兼用のバルブを左右それぞれ1ヶ所ずつLEDに替えます

1ヶ所替えただけでどのくらいハイフラになるのか知っておきたかったというのが
サイドとリアの残り2ヶ所を今回はタングステン球のままにした理由です。

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ヘッドライト交換の際に、予め固着せずにちゃんとレンズが外せるか
球の種類は何が使われているかは確認しておきました。

余談ですがこれに限らずレンズを固定しているビス
これが錆びて膨張することによって樹脂のレンズにクラックを入れてしまうケースがありますから、もしビスの状態が思わしくないようでしたらステンレスの物にしてしまうのもアリだと思います。

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レンズを外してみると
残念ながらこれにも本来あるべき白いシール材は入っていませんでしたが
テールランプほど内部が汚れていないのが救いです。

それにしても変わった接点だな~
サイドもリアもソケット状になった接点がスプリングによって押し付けられられている
一般的な物だったのにコレは
接点自体が板バネになってるんだ(初めて見たゾ)

念の為クリーニングして接点復活剤も吹きかけておいてから

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入手しておいたリアのダブル球の色違い(ホワイト)を装着しました。

本当は電球色のが欲しかったのですが、このメーカーからはレッドかホワイトしか選べなかったのと、
某フリマサイトで安く手に入ったので
(笑)

レンズを付け終えたら点灯試験
まずはポジションから    うん、白いね(笑) でも明らかに明るい♪

続いてウィンカー
白熱電球のようにフワッと点いて余韻を残して消えるのではなく
やたらメリハリの利いた点滅になりましたが、これはこれで良いかも

ただ、予想した程ではないもののこのままではテンポが速すぎます

対策として抵抗を割り込ませる方法が紹介されていましたが、素人考えではせっかく消費電力を抑えるために導入したというのに、発熱を伴う抵抗を入れたのでは意味がないように感じるのです。

そこでリレーの方を機械式からICにする事で対処出来ないか試してみる事にしました。

ちょっと気がかりな点もありましたが、これホンマに大丈夫なんかいと思うくらい安価な事もあって
だめならボツでもいいやと購入してみたのがこれ。

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気がかりだったのはパイロット出力端子がない事。

けれどランプ出力を2分配していけた という先人のレポートもあった事だし取り敢えずやってみましょう

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機械式リレーと入れ替えられるよう加工して

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ヒューズボックスからの線を+に
ウインカースイッチへと向かう線をLに結線してアースは取付金具と共締めしたら
この状態で作動チェック

IC化の恩恵でウインカー・ハザード共に同じテンポで点滅してくれますね、
これなら抵抗を使わなくてもリレーだけで大丈夫そうです♪

気を良くして電球をLEDに入れ替えたパイロットランプを2分配したL端子に繋いでメーターに戻そうとした時に問題はおきました。
ソケットがメーターに触れた瞬間にリレーが作動して点滅を開始してしまう

考えてみれば至極当然な結果です。
L端子自体は常時通電状態、
その先のウインカースイッチが中立状態であるからさらに先の電球⇒アースとならずそこで止まっているものを
パイロットランプ⇒メーター⇒アースとなってしまえばウインカースイッチ関係なしにリレーが作動してしまう‥

このリレーをそのまま使うには
ハザードより先の左右ウィンカー配線からそれぞれ分岐させた物に
整流ダイオードをかませた上で1本化して、それをパイロットランプに結線するしかない。

方法は分かっていても
またシート外してダッシュボード下に潜り込んでの作業、とてもじゃないが迫るイタジョブへの出発までにその作業をしている時間なんて無い。

パイロットランプは点かないけれど、ウィンカー・ハザードは正常に作動しているのだから、このまま行って来てからやり直すかとの考えが一瞬よぎりましたが出来れば何とかしておきたいところです。

お師さんにも当然アドバイスをお願いしたのですが
そもそもICのリレー自体使った事もなく、整流ダイオードの件も理屈では私の説明した方法でいけそうだとのお墨付きをいただきましたが、実際にやった事はないそうです。
コレは人柱になるしかないかな‥




必要になる部材の手配を進めながら並行してもう一つの方法
このリレーをボツにしてパイロット出力端子
つまり普段は通電していなくて、リレーが作動している時だけ通電する端子のあるICリレーを見付けようと
懸命に探した結果1つだけパイロット端子のある物を発見して取り寄せました。

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CRUIZEという神奈川のメーカーのTYPE 3という商品です。

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以前と同じように取付金具を加工しておいて

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ただ、これで絶対うまく行くとまでの自信はなかったので(苦笑)
今付いているリレーから引っこ抜いた配線を入れ替えた(殺してあったパイロットランプの配線も繋いだ)だけで、本体はまだ宙ぶらりん

バッテリー繋いでウインカーレバーを倒す
上手くいってくれよ‥‥

静まりかえっているので一瞬ダメかと気を落としかけましたが
ふと目をやればパイロットランプが点滅している
そういえばコレは作動音(カッチカッチてやつね)なしって書いてあったか




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ウィンカー・ハザード共に正常作動するのを確認したら今までの物と付け替えて
これでやっと灯火類の問題は全て解決‥‥

まだ光軸調整しとらんがな
(汗)






Posted at 2024/05/11 22:50:03 | コメント(1) | トラックバック(0) | 作業日誌 | クルマ

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「@MORIZO@Simca1200S さん
BA9sのはぶーぶーマテリアルさんのかな?

だったらコレ結構明るくて良いんですが、インジケーターとかメーター照明にならの話で
ウィンカーとしてはどうなんでしょう?」
何シテル?   06/04 11:09
1959年式ジュリエッタ・スプリント(Tipo750B)の不動車を有り金はたいて手に入れたのがまだ20代の頃・・・ あれから20数年、コツコツとOHを重ねて今...
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