青春18きっぷ 2枚目・3枚目 広島地区の103系
投稿日 : 2013年08月18日
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第1走者・・・大阪環状線・103系オレンジパーミリオン色更新車
妻と2人で地元の南海電車の朝1番電車に乗り、新今宮駅から18きっぷを2人分使用してJR大阪環状線ホームへ行くと、運良く絶滅危惧種の103系がやってきました。。
旅行開始からいきなり国鉄型直流電車の爆音MT54型モーターの唸りを聞けるなんて、これは幸先の良いスタートとなりました。。
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第2走者・・・東海道・山陽本線3401M・223系新快速姫路行
この3401Mは大阪駅を6時52分に発車する、堂々12連の長大編成で、新快速電車としては珍しい大阪駅仕立てとなっているので、始発の大阪駅からは妻とBOXシートに2人並んで座る事が出来ました。。
それにしても毎回、この新快速電車の速度の異常な早さには驚愕します。。
発車して直ぐに時速130km/hまで加速して、揺れも無くスムーズにそのまま走り続けるのは、他の鉄道では味わえない醍醐味です。。
この日は六甲山や須磨付近から大阪湾と明石海峡大橋がよく見え、快走する車内からも変化に富んだ車窓風景を楽しむことが出来ました。
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第3走者・・・山陽本線1309M・115系普通岡山行
第4走者・・・山陽本線1731M・115系普通糸崎行
新快速で姫路に到着した後は、6分間の接続で普通列車に乗車。
乗り換えは同じホームでは無く、一旦階段を昇り降りしての乗り換えは、不自由な脚には堪えましたが、幸い他の乗り換え客の足が遅く、12連の新快速から4連の普通列車への乗り換えにも拘らず、妻と2人並んで着席することが出来ました。
この列車は18きっぷ発売時期には大混雑する人気列車だけに「立ち席」覚悟だったので、とても幸運でした。
車両は最近になって経費節減の為、黄色1色の中国地域色に塗り替えられた115系でした。。
岡山からは着席するため、わざと1本遅らせて1731Mに乗車しましたが、これもやはり中国地域色に塗り替えられた115系の3連でした。
本当に岡山・広島地区のローカル電車は全てが国鉄型という、オールドファンにとっては正に「聖地」です。
両列車とも駅間の長い山陽本線をMT54型爆音モーターを唸らせて激走したことは言うまでも有りません。。
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第5走者・・・山陽本線347M・115系「まんぷく編成」普通岩国行
糸崎駅で乗り換えると、やってきたのはご覧の様な珍塗装を纏った115系4連でした。。
ちょうど広島県では「広島ディスティネーションキャンペーン」を実施していて、広島名物の食材を紹介する塗装を施した電車でした。。
詳細はブログをご参照ください。。
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第6走者・・・呉線5636M・103系快速「安芸路ライナー」広行
第7走者・・・呉線5645M・103系快速「安芸路ライナー」広島行
妻をショッピングセンターに入れておいて、いよいよお目当ての103系に乗車です。。
わざわざ広島まで来て、観光もせずに、しかも通勤型の103系にただ乗るだけなんて、その道以外の人には只の変態にしか思ってもらえないのは百も承知です。。
山陽路の103系は3両編成3組成しか残存しておらず、非常に貴重な存在で、しかも時間帯によっては、高速で走る「快速・安芸路ライナー」運用に入り、MT54型モーターの爆音を満喫することが出来ます。。
この日は予め購入した「普通列車編成両数表」で呉線のこの両列車に103系が充当されていることを突き止め、乗車することにしました。
やってきたのはまさかの中国地域色塗り替え編成・・・
昔の総武緩行線や福知山線の103系を彷彿させてくれます。。
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しかも乗車ポジションは鉄道ヲタク御用達の運転席真後ろの展望お立ち台。
広島駅を13時30分に定刻発車した後は、歯車比が高速運転向けに組まれた先程の115系よりも遥かに大音響なMT54型モーターを唸らせて海辺の単線を爆走します。。
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只々、乗客を詰め込むことだけに徹した、無機質で殺風景な車内は、いかにも昭和の国鉄という雰囲気で、とても感動モノです。。
コチコチのシートに剥き出しの扇風機・・・
冷たさ全開のステンレス製・無塗装のドアなどなど・・・・。
媚を売ったり、お世辞は言わないけど、「実質剛建」をモットーにする昭和のモーレツ社員そのものです。。
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非ユニットサッシに国鉄文字で書かれた方向幕。。。
新たに中国地域色の黄色一色に塗り替えられたものの、アナログ機器満載のこの電車はいつまで走り続けられるのでしょうか。。。
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