MTB整備-9 ヘッドパーツ取り付けで整備終了？

台風が近づき雨が降り続いている日曜日････今日は預かっているトランス３の整備を終了することが出来ました。

先日マルゾッキ・ダートジャンパー３にステッカーを貼ったのですが、残念ながら粘着力が弱いステッカーシートだったので端が剥がれてしまいました。そこで新しく粘着力の強いシートでステッカーを作りましたよ。

マルゾッキ・ダートジャンパー3

塗装したアウターケースも水研ぎして滑らかに(手間掛けずに簡略的に)

ステッカーを貼って、こんな感じにお色直し。

オリジナルとは違うフォントですが雰囲気はでました。

サスペンションのお色直しが済んだら、昨日届いた新しいヘッドパーツを取り付けます。
タンゲ精機のテリオスって名前ですね。

廉価ですが、フレームに圧入するゼロスタックスタイプです。

構成パーツはこんな感じですね。

基本的にグリスは塗布されていないので、ベアリングにはタップリとグリスを塗布します。

フレームへのヘッドパーツ圧入には、自家製の圧入治具を使いましたよ。

この作業はコメンサルで初めて行いましたが(ゼロスタックスタイプとしては初めて)今ではすっかり慣れましたね。

フォークに取り付ける下玉押しは、塩ビ管を緩衝材に使いアルミパイプをスライドハンマーとして圧入しました。

このアルミパイプはフロアジャッキのハンドルレバーです。

こんな感じでサスペンション周辺が終わり、ステム＆ハンドルバー・グリップを自分のガラクタ箱から取り出し装着しました。そして最後にシートポストを8センチほどカットして全ての整備が終了です。

いや～人様のMTBを預り整備をするなんて初めての経験でしたよ。最初はリアサスユニットを壊したりして前途多難だったのですが、パーツを探したりそれを取り付けたりしている間に随分と楽しませてもらいました。

オーナーさんがこのMTBに乗って楽しんでもらえたら嬉しいですね。