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フルノーマルのワーゲン車のアライメント作業をしました。
お友達なのでセルフサービスですが、以前からタイヤの摩耗が気になったり、ホイルが曲がってる、とタイヤ屋さんで言われたり、この車大丈夫か？って気になってたそうで、

レースゲージのアライメントホイルで計測しました。

サーキットで見かける光景ですね。
走行用のタイヤの代わりにダミーのホイルを取り付け、固定された部品を介して、測定器を取り付け、角度を読み取ります。

レース車両のように、精密なアライメントにはレベル定盤を使いますが、メーカー規定値の範囲がある街乗りのフルノーマル車の場合は、土間の上にターニングラジアスゲージを置き測定でも異常確認が出来ます。

この車の調整可能箇所は、フロントトーインのみなので、非調整箇所が大きくずれていると、要整備となるので、この測定方法で十分です。


今回のようにホイルに大きな振れがある車の場合、リム接点式のトーインゲージはミス測定を招きますし、キャンバーも正確に測れないので、結果的にダミーホイルタイプが有効なんですよね。


色んな最新アライメントテスターを使ったり、買ってみたりしましたが、結局使い物にならなかったり、時間が余計にかかったり、面倒だったり、

センサータイプは、ランナウト補正がネックで、

整備作業にタイヤの脱着は付き物ですし、
そりゃそうだってたどり着く人は、

急がば回れのダミーホイル式が、結果、一番早かったりします。

一般的なダミーホイル式は、ダイレクトにトーイン計測が出来ないので、何かと不自由なのですが、

レースゲージのアライメントホイル式はトー計測、キャンバー計測、整列計測、全て一度に出来るので、便利なんですよ。

それ以外に色んなものが調整出来ますしw
費用対効果は抜群です。


レースゲージ倶楽部。