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2023年03月16日 イイね!

マシニングセンターのワーク座標をマクロ代入する方法

マシニングセンターのワーク座標をマクロ代入する方法珍しく機械加工屋さんチックに、ワーク座標の話をします。

自分にはマシニングセンターの師匠がおりませんので、見よう見まねで覚えた知識ですが、

そもそもワーク座標をマシニングセンターに直接入力して使ったことがありませんでした。

当時、どうやって入力するのかも、分からなかったくらいです。

今回、最新のマシニングセンターを買ってみて、ワーク座標が半自動入力が出来るのに、感動しましたw


では、今までどうやって使っていたかと言うと、

G10L2P??X??Y??Z??

を用いて、プログラムの頭にマクロ代入をすることで、読み出しと同時に、ワーク座標を自動で書き換えて使っていました。

例えば、今回導入したブラザー機の場合、マニュアルを見ると、P1=G54なので、

G10L2P1 指令により、マクロ変数に格納した数値を、XYZに書き込みます。


新しく使い出した当初は、プローブ測定からの自動設定でワーク座標に数値を入れていましたが、複数ワークを入れ替えて使うときに、ワーク座標の切り替えが面倒なことと、新しく導入したCAMがG54のみだったので、以前から使っていたマクロ変数を使うことにしました。


G52やサブプロを昔は使っていましたが、メモリーの関係でプログラム容量に制限があったためですが、M98指令でサブプロでも良いですし、他のプログラム読み出しでも使えるので、多種多様な使い方が可能です。


具代的な使い方は、空いているマクロ変数の場所、
例えば、101、102、103のような場所を使います。

#101=-30.0+10.0-5.0
#102=-50.0-20.0
#103=ゲージラインが原点、テーブルが原点によって変わりますが、
+90.0+20.0+100.0-0.2

このように、プログラムの頭に入力します。

マクロ変数のデータバンクに、それぞれの計算された数値を格納しますが、プログラムを見た時に、座標のイメージやワークの取り付け方が分かりやすいメリットがあります。

その後、G10L2P1X#101Y#102Z#103

このように指令すれば、
ワーク座標G54の数値が書き変わります。


結構、便利なので、そんなの知ってて当然かも知れませんが、
機械メーカーの人に聞いたんですが、皆さん使い方が色々あるので、よく分からないって言ってましたし、


Gコードの使い方は説明書などにありますが、具代的な便利な使い方って、たどり着けなかったりしますよね。


こんな話を出来る人も近くにいないので、
天涯孤独にマシニング加工に励んでますw



インパルス⭐︎一人ぼっちのマシニングセンター倶楽部
Posted at 2023/03/17 00:13:18 | コメント(0) | トラックバック(0)

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