川渡温泉浴場
脚気によく効く川渡温泉の熱~い共同浴場
2015年04月19日
川渡温泉の町中にある共同浴場。
料金 : 地元住人は無料、それ以外は\200(清掃協力金?)
定休日 : 無休
入浴時間 : 06:00 ~ 23:00? ※23:00-04:00は入れないと記載あり。
男女別に内湯×1、トイレ×1
備え付け設備 : カラン×2、イス、ケロリン桶あり ※シャンプー、ボディソープなどは無し。
脱衣棚の一部に、蓋付きロッカー(無料)あり。
【壁の注意書き】からいくつか抜粋
・月曜、金曜は08:00~清掃作業(浴槽清掃で入れないと思われ)。
・身体を洗ってから浴槽に入るべし。塩素消毒は行っていないのでレジオネラ菌の発生や増殖に繋がる恐れがある為。
・地元以外のお客様は、設置の料金箱に\200を入れてご利用下さい。
・荷物忘れや取り違い注意! 特に下着は見つけ次第処分します。
・振り込め詐欺に注意!(地元の高齢の利用者さん向け)
/*** インプレ? ***/
玄関、下駄箱の作りはごく普通。
脱衣所は壁一面が脱衣棚になっており、その中のごく一部が蓋付きで施錠出来る作りとなっている(無料)。
ただ脱衣所が細長く奥が行き止まりとなっている為、手前で誰かが着替えていると奥に行けないことになる。
但しベンチシートが設置してあり、座って待つことが出来るようになっていた。
浴場に入ると、共同浴場としては大きい部類に含まれる浴槽が目につきます。
また上方に大きな窓が並んでいるので、浴場内は比較的明るい印象。
お湯の色は(分析書は黄色とあるが)緑色というか黄色がかった笹色。
大量の湯の花が舞っています。浴槽への定着というより、底に大量に堆積している様子。
源泉投入口を見るとその時点で笹色のお湯が投入されています。酸化して色が変わった、というわけでもなさそうです。
恐る恐る源泉を口に含んで確認します。
臭いは微かに硫化水素臭(硫黄自体は無臭とのこと)を感じる程度。
味覚は甘味?というかやや酸味に似た印象。ややアルミ箔を噛んだ時のようなキシキシした感じを受けました。
掛け湯をすませ、浴槽に浸かると・・・ジンジン、ピリピリと来ましたョ!
(;´д`)ゞ アチー!!
こりゃ予備知識無しで訪れる観光客には熱過ぎて無理かと思います(汗)。
ある程度予想はしてましたが、飯坂温泉の共同浴場と良い勝負ではないでしょうか?
時間帯が朝だった為かもしれませんが、底の方に熱い湯が留まっている印象。
たぶん表面温度で44℃、底の方は45℃もしくは46℃はあるかもしれません。
地元の人達も1分浸かっては3分上がって休む、という感じで入浴してました。
温泉自体は文句無しの内容でしたが、脱衣所の床が水でびしょ濡れだったり、綿埃が多量に転がっていたり、脱衣棚の上に埃がびっしりと堆積していたのが残念に思いました。
もしかすると何らかの理由があって、ここ数日脱衣所の清掃が出来ていないのかもしれませんが気になったことは確かです。
(誰も居なかったので) 下駄箱付近に掃除用具一式があったので、コッソリ掃除しときました(;^ω^)
/*** 以下、温泉分析書から部分抜粋 ***/
泉温 : 52.6℃
湧出量: 107.7L/min.(掘削自噴)
pH値 : 7.6(弱アルカリ性) → 7.8(弱アルカリ性) ※24時間後測定値
知覚的試験: 黄色にして、濁りほとんどなく、微かに甘味を有し、硫化水素臭を放ち、弱アルカリ性である。
泉質 : 含硫黄 - ナトリウム - 炭酸水素塩泉 (低張性弱アルカリ性高温泉)
旧名 : 含重曹 - 硫黄泉
関連コンテンツ
関連情報