6代目となったスズキのワゴンRに乗りました。
1993年に初代が登場したときは、その当時の軽自動車としては思い切ったすっきりと分かり易いスタイルと、それがもたらした革新的とも言えたスペース・ユーティリティで強く印象に残ったのを覚えています。
それと比べてしまうと、凡庸になってしまったように見える6代目。
でもしっかりと新しくなってはいました。
一番の話題はマイルド・ハイブリッドの採用です。これまでスズキでは軽のは”エネチャージ”と呼んでいましたが、今回は”マイルド・ハイブリッド”と呼んでいます。
ではなぜ”マイルド”なのか。
これまでのエネチャージから進歩して、モーターのみでの走行も可能になったから”ハイブリッド”なのですが、モーターのアシスト量に大きな制限があるから”マイルド”なんだそうです。
発進時のクリープが、ある条件下でモーターのみで行われるようになったのですが、10秒間まで。また、加速時にもモーターによるアシストが行われますが、こちらも30秒間まで、となっているからです。
でも、今回乗ってみたところ、クリープのモーター発進は起こりませんでした。たぶんバッテリーの充電量が不足していたから、とのこと。メーター内の表示では半分以下の2本か3本の表示でした。
ターボが付いたスティングレー仕様にも乗りましたが、確かに低速トルクが少しありますが、そんなに大きな差は感じられませんでした。N/Aでもじゅうぶんかと。
ひとことモノ申せば・・・
”スティングレー”ってネーミング。クルマ好きなら誰でも知っているのがCorvette Stingray。名前なんて無限にあるのに、なんで大メーカーであるスズキがわざわざヒトが使って有名になった名前を使う必要があるのでしょう・・・? べつにエイに似たスタイルでもないんだし。
あ、これ便利って思ったのは、リアドア最前部に設けられた傘立て。これはいい。下に伝わった雨水はちゃんと外に排出されるそうです。
ハイブリッド無しの素のワゴンRなら108万円で買えます。付きでも10万円高。
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New Model | クルマ
Posted at
2017/02/19 14:33:16