鮫ヶ尾城

天正6年（1578）3月、上杉謙信は後継者を指名しないまま春日山城で急逝。謙信の二人の養子、上杉景勝と上杉景虎は、この後継者の座をめぐって交戦しました。この戦いを景虎方が拠点とした御館（おたて）にちなんで御館の乱といいます。天正7年（1579）3月、景勝方に押され劣勢となった景虎はわずかな手勢でこの鮫ヶ尾城に籠城しましたが、勢いにのる景勝方の総攻撃に耐えることができず、最後は自害しました。この御館の乱に敗れた景虎最後の地となったのが、鮫ヶ尾城でした。

続日本100名城のスタンプ設置場所である、斐太歴史の里総合案内所から185m山頂の本丸跡までゆっくり徒歩で20分前後かかります。東登城道からは途中に、曲輪や堀切を見ることができます。
山頂の本丸跡からの景観もよく、大人から子供連れまで人気の鮫ヶ尾城跡でした。

○駐車場あり
○斐太歴史の里総合案内所
入館無料
鮫ヶ尾城跡パンフレットや続日本100名城スタンプ設置場所
○開館時間　
4月初旬～11月下旬まで開館中無休
9：00～17：00（10月16：00、11月15：00）
12月～3月続日本100名城スタンプは、神の宮温泉かわら亭

住所: 新潟県妙高市雪森