ヤルじゃない―

それが、GVF型 インプレッサ WRX sti A-Iineに鞭を入れた時の、小生まさあべの偽らざる感想である。

昨年まで所有のスーパースポーツワゴン、W11型 アベニール サリュー Vリミテッド まさあべ号に勝るとも劣らぬハイパワースポーツカー、インプレッサ。
そして―このような車を生意気にも生み出した富士重工業株式会社。

裏を返せば、21世紀に入りその技術力がやっと、20世紀にあって既に稀代の名車W11型アベニールを生み出していた日産自動車株式会社のレベルに追いついて来たといった所であろうか。

とは言え、グロス値120psを絞り出す国内屈指の超高回転型自然吸気エンジン、QG18DEを搭載するスーパースポーツワゴン、W11型アベニールを前にした時、如何なるクルマを以てしてもその妖しいまでの魅力の前にその存在が霞んでしまうことは想像に難くない。

小生まさあべのみんカラパーツレビュー及びブログを日々熱心にご購読頂いている、まちゃや会在籍の賢明なる子分諸兄におかれては、この場でくどくどと申し上げるまでもないが、今回のスバル本社工場視察は謂わば敵情視察とも言うべき物である。
その他、ミニクーパー博物館であるとか、スカイラインミュージアムであるとか、このようなものはインプレッサ生産の現場視察を強行するに当たっての後付けの口実でしか無いことをここに吐露しておく。

話を戻そう。
小生の新たなる相棒、GVF型 インプレッサ WRX sti A-Iine。
視察団の一員として随行するからには各自その自覚と誇りを持ち、インプレッサという車の出自、歴史、主要諸元に至るまでを頭に叩き込んだ上でご参加頂きたい。

アベニールに乗っていたまさあべは最早過去の話である。
そこで、まさあべに代わる小生への新たな尊称を、この機会に与えて頂ければ幸いである。
各自奮ってご応募頂きたい。

ともあれ、GVF型 インプレッサ WRX sti A-Iineというこの車、W11型 アベニール サリュー Vリミテッドという、日産車体湘南工場において江ノ島の風を受けて誕生した類い希なる名車とは比べるべくもない程に群馬臭くなんとも垢抜けない車ではあるが、幸いにと申し上げるべきか、生意気にもと申し上げるべきか、馬力だけはアベニールにも勝るとも劣らない。

スポーティグレードを謳うからにはこのクルマ、スポーツ走行も一応はこなせるであろうものと推察する。

以上の事柄を踏まえると、取るに足らぬ車とは分かってはいるが、一応その価値を値踏みしてみる価値はあろうかと存ずる。

募集人員は、5人。
W11型 アベニール サリュー Vリミテッド まさあべ号という類い希なる名車を鑑みて、その魅力に惹かれる向学心の旺盛なる参加者は軽くこれぐらいにはなるかと考える。
この機会にアベニールを学ぼうという知的探究心溢れる諸兄におかれては、是非とも奮ってご参加頂きたい。


※ま達 第56号
インプレッサ主要諸元の失念について
平成29年3月15日

過日、某職場において、インプレッサの車重、馬力、トルク、駆動方式、その他諸々の暗記事項を定められた手順通り実行していない者がいるという某主任運転士からの厳しいご指摘があった。
当職場においては以前より乗務点呼等で再三再四指導していたにもかかわらず、いまだにインプレッサの車重、馬力、トルク、駆動方式、その他諸々の事項を暗記していない杜撰な所属員がいることは誠に遺憾である。
ひとつ間違えば大きな事故に繋がることを改めて認識し、二度とこのような事象を引き起こさないよう肝に銘じ、事故防止に万全を期すこと。

MCとも件名および全文記帳