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膝擦りSS乗り達を尻目に見ながら、公道らしい楽しみ方を堪能できる大人のスポーツバイク - スーパースポーツS
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Danny Wong
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ドゥカティ / スーパースポーツS
スーパースポーツ (2017年) -
- レビュー日:2023年11月3日
- 乗車人数:1人
- 使用目的:通勤通学
おすすめ度: 5
- 満足している点
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1) セパハンでありながら長時間乗っても疲れない、いまや貴重なスポーツツアラー的ライポジ。小柄な私(167cm)でも足つきに困らないシート高も相まって、違和感が少なくしっくり来るフレンドリーなバイクです。
2) エンジン音は、昔のドゥカのようなドコドコ感が薄れて機械音が勝っている印象で(きっとキャタライザーのせいですね)、もう少し音質面での味わいがほしいところではありますが、音量的にはちょうどよくて、長時間乗っていても疲れません。3000回転〜4000回転くらいでゆっくり加減速しているときは機械音より排気音が勝っていてそこそこ気持ちいい。長くつきあえる、大人向けのエンジン音です。 - 不満な点
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以下は、ほとんどのオーナーが口を揃えて挙げる不満点。どれもわりと些末なことなので、受け入れ難いような欠点はないバイクだと思います。
1) 振動で像が見えなくなるミラー →ミラーと枠の間にゴム板を挟むとかなり改善します!
2) 停車時にエンジンからくる熱 →これは私はそれほど気になりませんが、熱が来るのはたしかです。渋滞にはまることの多い都会の人にとっては苦痛かも。
3) 発進時(とくに冷間時)にエンストしがち。特にほかのバイクから乗り換えるとき神経を使う →低速トルクの問題というより、クラッチのせいかも。暖まればそんなに気にならなくなります。
4) ライディングモードの切替スイッチが、ウインカーのキャンセルと共通。ウインカーが出ていないときに押すと選択モードに入ってしまうので、地味に面倒。
5) 私の所有しているグレーは気に入ってるのですが、いずれ現行型(950S)に乗り換えるとすると、カラーバリエーションが赤と白しかないのが残念。ほうっておくとドゥカティは赤ばかり。トライアンフのようにもう少し色のラインナップに凝ってほしい。
6) ETCユニットを押し込むスペースが小さいせいか、シートを一度外すとなかなかはまらない。 - 総評
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乗り方の幅、言い換えれば楽しめる速度域の幅がとても広いスポーツバイクです。ワインディングで、きちんと安全マージンを意識しながら、他人に白い目で見られない程度の速度で気持ちよく走るにはちょうどいいし、景色を眺めながらゆっくり流しても楽しい。
公道の速度域での比較的穏やかな加減速・倒し込みでもバイクとの一体感がしっかり感じられるので、セパハンのスポーツ感を楽しみつつも、サーキットを意識した本格SSのようにバイクにしがみつきながら走ってるような感覚はなく、安心感があります。
この手のキャラクター、最近は国産でも選択肢が少なくなっているのでは?
- デザイン
- 4
- 派手すぎないベース色に、赤のフレームと赤のホイール、黄色のオーリンズが彩りを加えています。もともとカラーバリエーションの少ないドゥカティのなかで、貴重です。
- 走行性能
- 5
- ちょうどよいパワー感。本格的なSSよりもマイルドで扱いやすいハンドリングとブレーキ。それでいてタイヤを信頼して曲がっていける安心感。
- 乗り心地
- 4
- セパハンなので、完全なツアラーやアドベンチャー、クルーザーのように疲れないとは言いませんが、苦になるほどでもない絶妙なライポジ。
- 積載性
- 2
- 純正のパニアケース、買おうか迷ったけどやめました。だって写真を見る限りデカすぎで、せっかくのスポーツバイクとしての魅力が失われそうだから。
- 燃費
- 3
- 価格
- 4
- 中古で買ったけど、100万円台前半でこれだけ楽しめるならお買い得なのでは。
- 故障経験
- 特にありませんが、燃料のふたはパチンというまできちんと押しこまないとガソリンが滲み出てきます。意外と忘れがち。
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