クルマ好きは電気サソリの夢を見るか - 500e(ハッチバック)
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おとーち
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アバルト / 500e(ハッチバック)
不明 (2023年) -
- レビュー日:2023年11月13日
- 乗車人数:1人
- 使用目的:その他
おすすめ度: 3
- 満足している点
- EVだけに加速は想像以上に速く、街中、郊外などでは爽快に楽しめそうですよ。電気的に発生させるレコードモンツァも、スキモノにはたまらないお遊びで。
- 不満な点
- 長所である疑似レコモンがあざとい。速度の上昇にあわせてサウンドもそれっぽく伸びあがっていきますが、ガソリン車のようなメリハリは当然ありません。面白いなあ、と思うのは最初の5分だけ、あとは消したくってしようがなくなりました。(事実、消せます)。後、これも仕方ないかもしれませんが、高いなあ値段が。
- 総評
-
ハイパワーな電気チンクと思えば、クルマとしてのデキは決して悪くない。航続距離を多少犠牲にしても走りに振ってきたのは好感が持てます。しかし、好きな人には問題ありませんが、そうまでしてこの音必要?そう思える排気音まがいの電子音はしばらくすると聞き疲れるし、自分は飽きました。
ガソリン車との比較試乗会に参加し、イメージが変わった部分があるので追記です。サウンドジェネレーターはいぜんとして好きにはなれませんが、走行中にオンオフできないのは、スイッチ等追加によるコストアップを避け、電子制御下に置いているからとのことでした。従来のガソリン車であれば、チンク共通のダッシュボードにスイッチが付けれましたが、今回のものはもともとそういう機能がない。誰でもが乗れるのがフィアットでありアバルトである、との理由だとジャーナリストの元「編集部T」氏に教えていただきました。
- デザイン
- 5
- これからのサソリはこれよ、というにはいいデザイン。チンクともどもかわいいです。ただし、3ドアハッチであるというのは、乗降性の点では不利ではある。
- 走行性能
- 4
- 街中、郊外ではいい感じ。高速は試していませんが、話によると期待されるほどの伸びを感じないそう。得意の回生ブレーキも高速道路では当然ですが減速となるために使いにくく、ただ貯めた電気をたれ流すだけになってしまうのは一般的なEVの特徴と考えればやむなしか。ちなみに最高速度は166Km/h。チンクと5km/hしか違わない、とか。
- 乗り心地
- 5
- スポーツモデルとしては良い方。不快感はないかな。むしろ高級感はある。だって高いやん、と単純に言ってしまってはいけない。車重の増加、バッテリーによる低重心化などがいい方に効いています。
- 積載性
- 3
- まあ、こんなものでしょう。絶対的には大きくないクルマです。でも、買い物グルマとしては最強の1台となりうるか。
- 燃費
- 5
- 電費ですが、回生ブレーキが利用できれば伸ばすことができるので悪くなさそう。ワンペダルドライブのフィーリングは悪くない。スポーツモードを選択すると回生ブレーキの介入を少なくする設定だったと思うけど、日産のeパワーが積極的な回生ブレーキの介入と出力の力強さを強調したモードをしてスポーツと表現しているのとは逆なので面白いですね。
- 価格
- 2
- 高いわ。総額でジュリアに手が届く。もう少し安くしないと普及には時間かかりそう。
- 故障経験
- 試乗車なのでまったく問題なし。
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