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自転車の延長→88化でモーターサイクルへ - リトルカブ
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サンデ
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ホンダ / リトルカブ
ノーマル (2001年) -
- レビュー日:2023年3月25日
- 乗車人数:1人
- 使用目的:通勤通学
おすすめ度: 5
- 満足している点
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スタイル、色使い、センス、昭和の日本製オートバイの信頼性を今に伝える質実剛健、堅牢精密な造り。
ノーマルではエンジン付きの乗り物としては、おそらく底辺クラスに遅いと思われるが、=つまらないではなく尋常ではなく楽しいところ。
バイクの概念をひっくり返された。
そして88㏄にボアアップして速くなってもキャラクターは普遍なところ。
- 不満な点
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49ccで公称4馬力(シャシダイ2.5くらいw)というのはエコマシーンスーパーカブをベースにしているので致し方ないが、もう少しだけ定速走行状態までの加速性能が欲しい。
ただ遅い事、平和な事がリトルカブのリトルカブたる所以なので、そこが改善されるとバランスが崩れるのかもしれない?
→後日大改造で88ccにして最高速90km/h弱まで出る様にしましたが、全然キャラは変わらなかったので不満点は消えました。w - 総評
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ルーツを辿れば昭和33年のスーパーカブから変わらぬ機構とスタイルで走り続けているニッポンの国民車。
普免を取得して大学に進学する息子の「ひとり暮らしのアシ」として貸与する為購入したのですが。
当初は中免取って僕の2st80ccのKSR-Ⅱに乗るまでの「繋ぎ」でスクーターをと、中古のスズキLet's4を見に行った近所のバイク屋さんで整備前のこの子を発見。
僕 = 3速キャブ/キックの初期型リトルカブ萌え〜。
妻 = カワイイ
倅 = カッコいい!
と、三者三様ながら家族で意見が一致して購入と至りました。
通常の17インチカブにたいして14インチ化されているのが最大のキャラクターで、車輪の小型化に合わせて外装もほぼ全てリトルカブオリジナルに調整されていてデザインバランスが取れています。
シートも低くモンキーやダックスといったミニバイクに通ずる気易さを手に入れ、街乗りレジャーバイクに特化しつつもそこはカブ。
空冷ポルシェを凌ぐ堅牢なエンジンと、鉄カブの異名を取る車体の耐久性。
普遍の利便性を備えた豪華なレジャーマシンです。
特筆すべきは遅い事。w
しかしながら乗ると異様に楽しい。
90cc改105ccから10ps弱を絞り出し、約100km/hでカッ飛ぶHA02改とは別種の、そして本流の「カブワールド」がそこに在る。
その気になれば日本を何周も出来るバイクでありながら、このとっつき易さと「幼馴染み感」は異常といえる。
現在となっては貴重な国内製造部品を国内で組み立てていた「オールメイドインジャパン」というのも重要なポイントで、未来永劫僕が死んだ後も動き続けてくれるでしょう。
パワーアップ後もとっつきやすく打たれ強い「カブらしさ」とファニーでおしゃれな「リトルらしさ」は変わらず。
息子の中型取得を機に「現在の原付二種」並みの動力性能を与えるため、ボアアップを敢行。
クリッピングポイントのビッグバルブ、カム、88㏄アルミシリンダーピストン。
パワーフィルター仕様の20Φビッグキャブ+ステンレスマフラー、ツーリングリヤショック、LED照明140kmメーター、LEDヘッドライトで、通常使いOKの快適クルージングマシーン化。
50㏄のままでは田舎の幹線バイパス登坂路等では遅過ぎて大型トラックに殺られる危険があったのが、70~80で山登れるようになったので、このサイズで日本一周すら余裕で可能の動力性能に。w
最高速度90km/h、80km/hオーバーでの巡航出出来るので「まあオートバイと呼べる」機動力は確保しました。
お買い物の自転車代わりからロングツーリングまで、理想にピタリのマシーンになりました。
車体とチューンで385,000円ほど掛かりましたが、中華部品の現行クロスカブ110辺りに40万払うのを考えればコレはもう家宝レベルでしょう。
- デザイン
- 5
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世界で「立体登録商標」に登録されているカブのデザイン。
14インチ化に伴い各ボディパーツも専用に丸みを持たされ小型化されており、デザインの隙なし。 - 走行性能
- 5
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びっくりするほど遅い。w
むかーしの2stスポーツスクーターあたりと比すると同じ原付一種と呼ぶには無理があるくらい。
しかしながらメカの息吹を感じ、エンジンを一生懸命回して車体を操る楽しさは濃く、非常に趣味性の高いオートバイと言える。
この子でしか観られない景色や気付かない発見は、確実に在る。
ボアアップ後はノーマルカブ90を凌駕する性能を手に入れ、無敵マシーン化するも燃費は53km/L付近を維持。
最高速GPS計測で86km/h(メーター90)
定速巡航80km/hが可能になって125スクーターや現行のピンクナンバーカブ110と同じペースで走れる様に。
現代の原二レベルで3速キックのリトルカブってメチャメチャ良いですわ。w - 乗り心地
- 4
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元々荷物満載や2人乗りも許容する鉄カブのフレーム/サスペンションだけに、余裕の車体。
ビッグバルブ+ハイカム+ショートストローク化で10,000回転を許容するエンジンでもガッツリ包み込んでご主人様をお迎え。
クリッピングポイントのツーリングリヤショックで高速走行時の乱れも少なくなり、どこでもマシーン化。 - 積載性
- 4
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リトルの荷台は専用の小型キャリア。
そこにGIVIの27Lパニアケースを装備でガソリン携行缶2.5L+メットインスクーター程度の容量は確保。
散歩と買い物は無問題、日帰りツーもまあおkでしょう。 - 燃費
- 5
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山を一生懸命登って45km/Lくらい。
平地をひたすら走り続けると50km/L台中盤をマークするとゆー。
でも僕の90改でもツーリングで47km/L走るのでコレがカブスタンダード。
88化後もトルクに余裕が出るのか、ロングに出ると52~53km/Lで安定。 - 価格
- 5
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昨今ではカブ全般が値上がりし、通常整備済みで1.5万km黄色だと15〜20万くらい取るところもあるが、近所のオッちゃんのバイク屋で整備前からツバつけて自賠責5年入ってバッテリー/タイヤ前後新品、キャブをバラして洗浄OHで11万5千円は安い。
52mmアルミピストン/シリンダー、ビッグバルブ、70クランクシャフト&コンロッド、強化クラッチ/オイルポンプ/カムチェーン。
パワークリーナー付きビッグキャブ+マフラー、LEDヘッドライト、140スケールメーター、リヤサス、CDI、スプロケ&チェーンまで交換して27万円。
合計38万掛かりましたが、現行FIのクロスカブに40万、ハンターカブに50万出すならコンプリートリトル鉄カブを作った方が僕的には響きます。w
なんせすべての純正パーツが日本製で耐久性は∞
何十年と走れるリトルタフガイですからね。
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