超気に入った！三刀流スマートカー - GLAクラス

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超気に入った！三刀流スマートカー

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メルセデスAMG / GLAクラス
メルセデスAMG GLA35 4マチック_RHD_4WD(DCT_2.0) (2020年)
- レビュー日：2021年5月14日
- 乗車人数：４人
- 使用目的：レジャー

おすすめ度： 5

デザイン：5
走行性能：5
乗り心地：4
積載性：3
燃費：3
価格：3

満足している点: 先代のGLAからモデルチェンジした現モデル。Aクラス(W177)と比べると、当然ながら視界の高さ、見通しの良さはかなり違いました。別世界で、運転が楽しいクルマに。思わず夜な夜なドライブに彷徨いたくなるクルマは初めてでした。

実質コンパクトですが、フロントグリル周りのデザインのおかげでワイド感もあり、そこはかとない迫力の威圧感。サイドののっぺり感が当初気になっていましたが、フロントデザインと相まってバランスはかなり良い。

衝撃的だったのは、レスポンスとトルク感が全然違う。ちょっと踏むだけでスッと前進する走り出しは驚き。
夜に流しドライブという新しい趣味が、見つかりました。
荷室はほぼ同じかと思いきや、蓋を下に下げられるようになっているようで、５cmくらい床下が下られるのは嬉しいポイント。
不満な点: 後部座席はAクラスよりも改善されていますが、おそらくドイツでは後部座席に人をあまり乗せる機会が少ない人用って感じ？
日本の道路や駐車場事情ではこのサイズ感で家族もいけるといいんだけどなあと、文化の違いを感じます。
足回りは硬いので高速道路のつなぎ目などのギャップはコツンコツンとした突き上げと音があり、運転しているんだ！という楽しさとトレードオフな部分かもですね。運転手だけが、楽しいクルマ(笑)
総評: ドライブの気持ち良さを味わいながら、家族三人くらいの一泊キャンプから、街中の買い物もストレスなく、さらに踏んだときのエンジン音は野太い音がでるので、運手者にスポーツ的な楽しいお土産付きで、存在感もあるクルマ。
日本の道路事情を考慮しての、庶民最高クラスの素敵なクルマだと感じました。

丸み帯びたいわゆる最近のSUVらしさの中に、迫力を忍ばせた外装は、飽きのこないオールラウンダーといった感じでしょうか。

自己満足な所有欲を満たしてくれる、嗜好性の高いおクルマです。かなり人気が出るはずなので、いずれは結構街に溢れるかもしれませんネ。

目的地もなく、あードライブ行きてーと初めて思わせてくれたクルマです。

デザイン: 5; 外装は、シンプルです。やりすぎていない感じが、レクサスなどより、個性が抑え目で品が良く、フロントグリルのデザインだけが荒々しさを少し感じささせてくれる程よいワイルド感がお気に入り。AMGロゴとパナグリルを観る度に嬉しくなります。
走行性能: 5; 踏んだときの反応は良いです。スムーズに加速してくれます。踏み込んでどこかでいきなりターボがかかってブーンとなるような感じではない感じが、制御しやすくてとても良い。
C1首都高速やワインディングでは、グイグイ曲がってくれるので、運転がめちゃくちゃ楽しい。同乗者が寝てから、ラジオや音楽を切って、モードを切り替えてからの、野太いエンジン音とともに、運転手の楽しい時間のはじまり。
乗り心地: 4; 道路面では、ゆったりとした巡航では、ややもっさりとした包まれるような感じで、疲れにくいですが、荒れた路面やギャップは結構硬めに突き上げがあります。この辺は好みですね。同乗者はイヤだという人は多そう。

AMGならではのシートのホールド感はクセになります。

滑らかに走りたい&低燃費を意識される方はスリッパリーモードがオススメ。滑らかなシフトチェンジとサスペンションが際立ちます。(アイドリングストップは作動しない)
積載性: 3; Aクラスをベースにしているので高さをプラスしてやや改善した程度かと。三人家族のキャンプ用品でいっぱいなレベル。
燃費: 3; コンフォートモードで街乗り約10km/L、スリッパリーモードで市街地11、12km、スポーツ+モードで高速道路約11〜13km/Lと、思っていたより優秀。
価格: 3; 日本国内の制限速度内な上に、ブランドや背景にこだわらないのであれば、無駄に超高額。45いけるのなら、マカンなども視野に入ってくる。それでも惹かれる方には、45など含めて、youかっちゃいなよ。と言いたい。とても楽しいクルマです。