グレード・スペック - ベスパ 50S

ピアジオ ベスパ 50S 1983年10月～

フルモデルチェンジとなったPK50SSのあまりの不振ぶりに、輸入元の成川商会が数カ国の商社と共にピアジオ社へ掛け合って、PKシリーズの元となったスモールボディ車を再生産することとなった。 他国ではPK50の大幅なマイナーチェンジに伴い、そちらへ移行したが、日本では「ファッションスクーターとしての地位変化に不安」「マイナーチェンジに従い採用された新機構への不安感」「一度ケチの付いたモデルは嫌だ」と ...

フルモデルチェンジとなったPK50SSのあまりの不振ぶりに、輸入元の成川商会が数カ国の商社と共にピアジオ社へ掛け合って、PKシリーズの元となったスモールボディ車を再生産することとなった。
他国ではPK50の大幅なマイナーチェンジに伴い、そちらへ移行したが、日本では「ファッションスクーターとしての地位変化に不安」「マイナーチェンジに従い採用された新機構への不安感」「一度ケチの付いたモデルは嫌だ」と言う理由で、この50Sのオーダーが続行された。
リヤブレーキペダル穴が四角いのが特徴。 1998年、サイドカバーを極力減らしたデザインが災いし、このシリーズを製造できるプレス工や組立工が居なくなったという理由で、生産が終了してしまった。

ピアジオ ベスパ 50S 1965年

ピアジオ ベスパ 50S 1963年10月～

当時大人気だったドゥカティブリオの対抗馬として開発された。 主要メカニズムは従来機種を踏襲。 サイドカバーの縮小でコストダウンとメンテの少なさをアピール。 キャブレターは安価なサイドドラフトとされ、フレームとの兼合いでインテークマニホールドが200mm近くもある。 本機は小型ベスパのマイナーチェンジ版である「90」の50ccデラックス版として登場。 初代50との違いは… 9インチリム式→10 ...

当時大人気だったドゥカティブリオの対抗馬として開発された。

主要メカニズムは従来機種を踏襲。
サイドカバーの縮小でコストダウンとメンテの少なさをアピール。
キャブレターは安価なサイドドラフトとされ、フレームとの兼合いでインテークマニホールドが200mm近くもある。

本機は小型ベスパのマイナーチェンジ版である「90」の50ccデラックス版として登場。
初代50との違いは…
9インチリム式→10インチ4穴ディスク式ホイール
3速→4速ミッション
ピストンピンベアリング追加