世界に13台の超レア車、ボルボアマゾン123GT納屋で発見から完全復活への道のり

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湯谷温泉郷にて長い眠りについていたVolvo Amazon 123GT(2000GT)。オーナーが所有する123GTの部品取り車として使われたため、両前足が無く、貴重な右ステアリングシャフトは曲がっており、バンパーは取り外されていた。現地で初めて対面したのだが、他にも様々な部品が欠品しているのを見て、これは直せないかもしれないなと思ったが、書類さえ有ればなんとかなるさと、貴重な123GTをキャリアカーに載せて千葉の橋田さんの秘密基地に移動。そして復活へ向けた日々は始まる。出典:いがちゃん2さん
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ウォーターポンプ水漏れにつき、新品に交換。サーモスタットも交換。水路は洗浄。エンジン後部ドレンも開いてみたが、詰まっていた。ドレンボルトのエンジン側部品も外して抜いてもまだ出ない。ドライバーで突くと錆が取れた。これは中も相当錆びてるかな。 水路の錆を少しでも落とせるようにクエン酸をたくさん買ってきた。本番までにいろんなサビ落としを実験しておこう。 クエン酸の後は重曹で中和して水洗の予定。出典:いがちゃん2さん
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遅すぎたんだ。腐ってやがる。 10年もののガソリン。成分のアルケンが蟻酸と酢酸に分解されて、悪臭になる。色は黒褐色。タンクの中は錆も発生。 ガソリンタンクをサンタ号から移植。ガソリン配管に3ミリワイヤを通して煙突掃除。黒い汁がたくさん出た。パーツクリーナーを通して綺麗になるまで洗浄。 燃料ポンプはどんな状態か調べるために新品に交換。 燃料配管から燃料ポンプの間に中の見える透明フィルターを設置。ここまで。 つぎはインマニ エキマニを純正の一体型から分離型に交換してダウンドラフトキャブに交換予定。出典:いがちゃん2さん
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コロナの移動自粛してる間に、秘密基地の橋田工場長がポイント調整やらプラグケーブルの交換やら、デスビキャップの交換をしてくれた。メッキカバーも移植。大気開放していたブローバイガスはキャブから吸わせて再燃仕様にする。出典:いがちゃん2さん
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ベルトの長さが合わない理由。左が着いていたウォーターポンププーリーで100ミリ。右は純正で130ミリ。45年の内にはいろんな事があったのだろう。出典:いがちゃん2さん
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インマニとエキマニそしてキャブを外した。出典:いがちゃん2さん
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デスビのポイントは、カム山が乗った状態でほとんど開かない状態にきつく締められていた。これではエンジンはかからないだろう。カム山で適正なギャップになるように調整。出典:いがちゃん2さん
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アマゾンでは回転するドライブシャフトは回り止めのキーがついたテーパー結合でホイールナットがついたブレーキドラムを回転させてタイヤに動力を伝える。このホイールナットをきつく締め付けすぎていることが多く、ナットの山が削れてシャフトにこびりつき、次回もその上にさらにナットの山を削って圧着してゆく。シャフトの山を元の形に戻すためにダイスで山のカスを削り落とす。出典:いがちゃん2さん
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運転席の前のパネルにはいろいろなスイッチが付いているが、4つ不明なスイッチが付いていた。通常ちゃんと配線を調べてからいじるべきなのだが、走っていたと聞いていたので、何気なくスイッチを触ると「バシュ」と音がして、火花が出て煙が出た。あわてて電源切った。火が出ないことを確認してから部品を外して点検したらスイッチが完全に壊れていた。これは相当ひどい壊れ方だ。配線を追うとロービームとハイビームの切り替えスイッチになっていた。通常フットスイッチになっているのだが、以前は壊れると部品がないので、手元に改造したらしい。とりあえずフットスイッチにするまではしっかりとしたスイッチに交換しておいた。出典:いがちゃん2さん
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オイルを温めるために、仮ナンバーを付けて5キロ先のガソリンスタンドまでドライブし、戻ってきてガレージのクイックジャッキで60センチジャッキアップ。出典:いがちゃん2さん
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予備検査に来ました。これに合格したら練馬に持っていってナンバーをつけます。出典:いがちゃん2さん
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前回の報告で!直接予備検査に持ち込み、四箇所残念 排ガス(CO 9.8%)これは検査器がおかしいだろうとクレーム 光軸 右が左に27センチ超え あれ?ハイビームだったの? サイドスリップ 10mmでいいんじゃなかったの?と勘違い ショックアブソーバー取り付けミス(絶句!) 排ガス対策とショックアブソーバーの取り付け直しをして、後はテスター屋に頼むことで再度チャレンジ。出典:いがちゃん2さん
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汚いツナギで座ったりしてたから相当汚くなった出典:いがちゃん2さん
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奥の方にヒーターカバーが見える出典:いがちゃん2さん
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この倍以上のことをやりましたよ。出典:いがちゃん2さん
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