【ウィーン紀行】ウィーン市立時計博物館
投稿日 : 2012年10月03日
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滞在ホテルから歩いてもわずか10分ほどにあるのをガイドブックで発見し、思わず行っちゃいました・・・
通りからちょっと入ったとこにあるので分かりにくいんですが・・・・
見た目はきれいになっていますが、どうも中身はかつて教会かなんかだったような構造で、かなり古い建物を丁寧に改装して使っていました。さすが市立の設備だなぁ~
ここのコレクションはアンティークどころか時計(どちらかと言うとクロックと言ったもの)から最後は腕時計もちょっと置いてありました。時計の歴史に沿った膨大なコレクションが堪能できました。
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これは最初の展示品で、たぶん15世紀くらいのものです。
日本や中国も西洋と同じように為政者が時間を知る(政治を行う上で重要なこととされた)ためにいろいろと思考錯誤がされていましたが、どうも装置としての時計の進歩は東洋ではあまり起きず、西洋で発展してきたのではないでしょうか・・・。自分的には水車などの装置から発展したんじゃないかと感じます。このメカメカしさはまさに装置と呼ぶにふさわしいもので、装飾なんざ全く考えていません(苦笑)
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だいぶ飛びますが、これはたしか17世紀くらいのもの・・・・
時計としての基本的な構造はとっくに決まり、現代のものとほぼ同じ構成ですね。恐らくは当時驚くほど高価だったでしょうから、やはり公的機関での使用が前提だったように思います。
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これはずいぶん現代的になっていますが、これでも18世紀当たりのものです。この時代になると恐らく貴族や金持ちが所有できるようになり、生活の中に時刻がちゃんと入ってきたんだと思われます。またこのあたりから富の象徴としての時計の存在もあったようで、装飾技術が高まり、美しい仕上げのものがたくさんありました。
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この時計は美しさもさることながら、その機能もかなり進歩しており、ムーンフェイズも備えたフルカレンダー機能を搭載しています。まさに現代のプチコンプリケーションの万年カレンダー時計です。しかもこれはたしか18世紀のものですので、これから技術が進んで最終的に腕に乗っかるまで来たってことですね…・。
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これ、残念ながら動いていなかったんで機能は不明ですが、なんか鉄製らしいボールが動きまわるような構造をしています。結構遊び心がありますね。
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ぐっと時代は進んで20世紀、それも1960年・・・・
この時計、なんとかのパッテクフィリップ社のたぶん試作品のクオーツ時計です。しかもちゃんと動いていました。ただ大きさは腕時計とはいかず、家庭用電話機くらいありました・・・。これってかなり貴重なんじゃ?
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やっぱりあっしは腕時計が好きです…・
ってなんとここでZENITHのクロノマスターに出会えるとは!!
しかもこのクロノマスターはこの博物館の30周年記念に限定発売されたモデルだそうです。
いいなぁ~
写真は膨大な数撮影しましたがとても掲載しきれないので、端折って紹介させていただきました♪これだけ楽しめてたった4ユーロだなんてすばらしい・・・・(2時間くらいいました)
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