タイトルこそが、MMTに大反対の個人的な主張です。
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吉田繁治さんという方がMMTと円安のことを、YouTubeで解説してくださっています
https://youtu.be/dg0AMJNWe-E
日銀が国債を買い受ければいいじゃないかという説もあるが、限度が当然ある。
そして、実際におこなうと、日銀マネーの過剰発行になって、国際的な円への信認が失われて、円のレートが急落する・・・
というシナリオです。
実際に、これまで円安が進んできたのはアベノミクスのやり方がMMT寄りだったからなわけです。それをさらに推し進めるのであれば、順張りに円安の可能性が高い。(ただし、アメリカの情勢によってドル円の為替相場は決まる)
たとえば、1ドル200円になれば、100兆円レベルの輸入物価の上昇を招き、物価が上がる
そうなったときに、今まで通りの生活が維持できなくなります
「円安」というのがなぜいけないのか。
一番大きいのは、石油輸入があるからです。
円が安くなればなるほど石油価格が相対的に上がります
そうすると、大半が火力発電で賄っている都市部、大都市部の電気のコストが膨大に上がります
(※膨大なエネルギー量のため、再生可能エネルギーには置き換えが不可能)
現在でも電気代が高くなりましたよね
それが、まだ上がるのです!
円安というシナリオだけでは考えることができなくて。
実は、ドルの信認およびアメリカの財政不安によって、今後のドル安の可能性があるため、ドル/円の為替相場がどうなるかは不透明です。
ただし、英国ポンドあるいは欧州ユーロに対しては、かなりの円安になることが見込まれます。
それをどう考えるかですね。
(ちなみに、ヨーロッパ旅行に行ったり、あるいはドイツなどの輸入車は、これ以上の円安になる前に、少しでも早めに買ったほうがいいかもしれないです!!!)
そうなってまで、国債発行量を増やすメリットがあるのか。
たとえば現状、日本よりも通貨価値の低い国も存在します
たぶん中国はデフレだと思うのですが、
そういった国よりも、さらに通貨価値の低い国になってしまう可能性があるわけです
だから、個人的にはMMTの考え方には大反対です
何もメリットがないです
おそらくはバブル以降の「財務省」に対する恨みつらみなのでしょうけど、それは言いがかりでしかないです
たしかに何かにつけて怪しいのは財務省ですけど、もうすでに、政治主導でアベノミクスが実行されMMT寄りの政策が実行されて、インフレが起きているわけです
日本は、デフレを脱却したのです
そこからまだインフレに向かわせる必要がありますか・・・・
今、これだけアメリカがインフレで苦しんでいるというのに、それをわざわざ真似する必要がありますか。
第二次世界大戦のように、日本は、またしても欲を出しちゃう国なのかなという気がします。
恵まれていることを実感できていないわけです
まぁ、そういう国の体制、やること為すこと毒親的な態度の国だから、仕方がないのですが。(税負担が高すぎる)
今が分岐点です。これ以上のインフレはやらないほうがいいと思うんです
P.S. ※逆に言うと日本が財政緊縮をやるとなれば、円高になっていくかもしれないですね。。
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2025/09/13 14:46:18